初夏のトンボ池2019(後編)2019年05月29日 06時00分00秒

他の状況。
黄色あやめ;じゃなくて花菖蒲か、は少しだけ咲いてた。数本だけ。

フタホシテントウ。2匹いたかな。

糸トンボ。モノサシトンボかな?

木立の方へ歩いて行ったとき、学芸員さんに呼び止められて見せてもらったのがこれ。
カブトムシの幼虫。体長は8センチ、太さは2~3センチあろうか。大きい。コガネムシの幼虫ならうちのプランターにもたくさん居るけど長さ2センチ太さ1センチ未満だから、これが如何に巨大かがわかる。日に当てると迷惑だろうからすぐにまた埋めた。良いもの見せていただいた。
最近御苑ではカブトムシが増えているのだそうな。アオバズクの食跡を調べてもその破片がたくさん出てくるので、相当数いると。御苑内に幼虫が生活できる場所(具体的に聞いたけど保全のため秘密)が増えたのが一因と言われてたけど、私が思うにそもそもは市販のカブトムシが逃げたもしくは放されたのが御苑で生活し始めたのではないかと思う。いずれにせよ、まあ外来種ではないし、自然が復活するのは良いことだ。将来には、夏には子供が御苑でカブトムシを捕るのが普通になると良いのだけど。昔みたいに?

今回は目立つキノコはほとんどなかったのだけど、これが色的に目に付いた。
でも大きさは高さ1.5センチくらいだから気をつけないとわからないかも。

今回の公開ではとにかく数が少ないというのがとても気になった。自然のまま放置されているのかと思ったらある程度人の手が入れられているので、それが良いのかどうかと思うけど、実は人が観察できる自然の維持にはある程度の人の介入が必要という事実もあるので、その例としてのここを見ていきたいと思う。

(C)おたくら編集局