2019祇園祭後祭宵山風景(1)2019年07月27日 07時26分05秒

今年も7/21~23と祇園祭後祭の宵山が行われた。
毎年書いているけど、私は祇園祭ではこの後祭の宵山が一番好き。それは、混雑していないし、店が軒先で売っているのは除き屋台は一切ないので(ここに屋台は似つかわしくない)祇園祭の本質を十分に堪能できるからだ。

ということで、今年はD7500とα6000の2台カメラを持って回ってみた。もう後祭の巡航も終わったけど、ちゃんと紹介しておこうと。

後祭は人が少ないということもあって、北行南行の方向制限もない。以前はあった気もするけど今年はなかった。なので北=御池からでも南=四条からでも回れるのだけど、空いているという意味ではやはり御池からの散策をおすすめする。うちから行くには自転車置き場の関係から御池一択なんだけど。

そうなると、一番目は役行者山か烏丸通にある鈴鹿山になるのだけど、自転車置き場の位置から、役行者山から回り始める。

去年は道路脇に置いてた自転車をパクられて返却料にどえらく取られたので、今年はちゃんと駐輪場に入れた。先に書いてしまうと、宵山を2時間近く回っても100円で済んだので、絶対に駐輪場に入れるべきである。

それはともかく役行者山。


宵山では前懸を始め飾りが展示されている。巡航時は重なり合ってはっきり見えないものもあるので、じっくり見たいならこの時。
もっとも、ここでも間近に寄れるわけではないのだが、それなりに見ることは出来る。きれいなものが多い。祇園祭が動く美術館と言われる所以だ。

私が役行者山が好きなのは、子どもたちが祇園歌を歌うこと。
「厄除けと安産のお守りはこれより出ます。常は出ません。今明晩限り。ご信心の御方様は立てておかえりなさいましょ。ろうそく一本献じられましょ、ろうそく一本どうですか」。その歌声が大好きで。祇園祭ここにありと思う。コンチキチンもいいけどね。

ちまきと、何故かここが一番安い「月間京都」という雑誌を買う。毎年7月号だけ買ってるなぁ。他の場所では770円なんだけど、ここだけなぜか700円で売っている。出版社の人でも居るのかもしれない。

外でも歌が聞こえていた。
が、何故か声が一段低い。録音してあるから聞けばはっきりわかるのだけど、言葉では説明が難しい。一オクターブ低い感じかな。

祇園祭では、各家が自前の宝を展示する「屏風祭」も行われる。これは黒主山前にある鯉の大垂れ幕。
黒主山が登竜門に縁があるからだろうと思う。「登竜門といえば鯉山じゃないの?」と思われるかもしれないけど、実はこちらもそうなのだ。
実は中に1匹だけ金色の鯉が居る。それを見つければ良いことがあるとかないとか。写真にも写っているけど、わかるかな。

ということで、次はその黒主山。

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