2019祇園祭後祭宵山風景(7) ― 2019年08月02日 06時14分54秒
こちらは源平の鵯越えを描いた屏風。
こちらの右上ね。
隣りにいた人が「斜面の傾斜80度くらいあるんじゃない?」とか言ってたけど、80度では馬が駆け下りることは不可能。特に昔の馬は今のように大きくなく足も短かったから余計。80度というのは山の垂直に見える斜面くらい。まあせいぜい45度じゃないかな。それでも人には壁に見える位きついはず。
八幡山。通りで言うと、黒主山と同じ位置の一筋西。
ここは入口が広くて入りやすい。多分後祭で一番広い。
これは屏風祭ではなく昔の山鉾巡行の様子を描いた屏風のデジタルコピー復元物。
上の方に大船鉾、浄妙山、八幡山が見える。
こちらが御神体の鳩。
左のは江戸初期の彫刻家左甚五郎作と言われるもの。右は復元物。今巡航で使われているのは右だけど、上の絵図にあったのは左か、もしくはその前のもの。左甚五郎作といえば日光東照宮の眠り猫もそうだけど、どうも単一人物ではなく当時の名工の代名詞のような感じだったらしいという説もある。
八幡山も祇園歌を残している数少ない山の1つ。残念ながら、この時は聞けなかったけど。もう遅い時間で子供がいなかった・・・ということはなかったけど。鳩の置物買ったのは子供だったし。
「八幡さんの厄除けのお守りはこれより出ます。ご信心の御方様は受けてお帰りなされましょう。ろうそく一丁献じられましょう。ろうそく一丁どうですか。」
この後「ちまきどうですか。~どうですか」。と続くのだけど、そういえば、歌詞は最初以外役行者山と同じか。今はじめて知った。役行者山の歌詞は聞いて起こしたけど、こちらは歌詞の紙が置いてあったので。
鳩のお守りをいただくのと、ろうそくも献じた。
八幡山の町内でも屏風祭がある。
この様に絵だけのものもあれば、
こちらは字だけ。漢文。
名君とはどういうものかが書いてあるらしい。
どこぞの国の君主気取っている連中に読ませたい。
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