しまなみ2019(62);装備編(3)2019年09月07日 06時44分38秒

今度は新カメラ。何度も書いているようにSONYのミラーレス一眼;α6000だ。
すでに上位機種のα6400も出ているのにこちらを買ったのは、動画はそれほど必要ない(連続記録はHero7に任せるし)のでそれが強化された高い6400よりも、値段がこなれているこちらを選んだわけだ。ちょうどキャッシュバックもあったので、実質的に45000円ほどで買えた。(奇しくもこれを書いているときにαシリーズの新機種6600/6100が発表された。)

写りに関してはすでに何度も書いたが、Nikon D7500に比べて記憶色バリバリ。特に緑が強い。嫌な発色ではないが、ちょっと作り過ぎな気はする。解像度は高い。

D7500に比べて小型で軽量なことは、首から下げて長時間行動するしまなみ海道や登山では極めて重要。その意味ではこの機種は大正解。ニコンのD90以降の一眼レフはとにかく重いので、首がこるし、ストラップで首の後の皮が擦れて痛くなるのだが、それがほぼない。これだけでも買った価値はある。

優秀なのがオートフォーカス。標準レンズである限り、ほとんど外さないし、物体認識も正確だ。速度も十分速い。AF精度で言うならD7500より数段上にも感じる。多々羅大橋を写すときなんぞ、その支柱まで正確認識してたのには驚いた。D7500は認識できなかったのに。

ただし、「標準レンズである限り」と注意したように、他のレンズだとAF精度が極端に落ちることがある。後日SONY純正のマクロレンズ 「30mm F3.5 Macro SEL30M35」を買ったのだけど、白馬で花を近接撮影したらこれがまた100%AFが外れていた。一部ではない、全部ピンぼけ。だからこの但し書き。故障かもしれないけど。

最初の方で書いたが、背面液晶に加え電子ファインダーを持つが、炎天下ではファインダーは全く見えない。液晶を炎天下モードにする必要がある。

液晶は可動式なので高い位置及び低い位置でも撮影しやすい。これで低いところや高いところの花が撮影しやすかった。
この写真では上向きにしているが、下向きにも出来る。左右は振れないが、そんな撮影はしないので問題ない。D7500も液晶が可動だが、可動は便利。

全体的にはよく出来た機種だけど、これも書いたとおり、とにかく電池の保ちが悪い。私の撮影仕方では1本で1日中写すのは無理。予備電池が必須。電池+高速充電器「アクセサリーキット ACC-TRW C2」が売値で8000円ちょっとで売られているが高い。ほぼ必須の品なので安く提供してほしい。電池は小さいので予備の持ち運びは苦にならないけど、やはり持続時間はなんとかしてほしいなぁ。

ということで、買ったかいはあり、実はこの後D7500の出番が思いっきり減っている。はっきり言えば気に入っている。SONYに鞍替えしそう。まあ、SONYは耐久性が気になるけど。カメラは元ミノルタだから問題ない?
(C)おたくら編集局