2020新潟・白馬(52)2021年04月03日 08時22分54秒

10/9。
書棚の整理を始める。
なんかポスターが出てきたと思ったら、大昔に集落内にあった呉服屋の物だった。
その昔の椎谷は何でもそろう、近隣一の集落だったということはいろいろな資料で分かるが、これもまたその1つになろう。呉服を着る人たちもたくさんいたということ。芸妓を派遣する置屋も複数軒あったくらいだからね。

こちらは小学校の記念冊子。
昭和36年で創立60周年だから、今なら110年という所なのだけど、残念ながら100年を超えたところで廃校になった。これでも近隣の中では新しいほうだったらしい。椎谷と隣の宮川で合併して学校を作ったので。

これは柏崎市の市制30周年記念誌。
椎谷が柏崎市に入ったのは昭和32年=1958年だから、それからだと12年しかたってない、ということになる。この写真に工事中で写っている市役所は今年からだったか、一部機能が駅前の新庁舎に移った。私にとってはわかりにくい場所にあったからよかったというべきか。駅前の姿も大きく変わった。年年歳歳、町も同じからず。

ここまでの物はお寺さんにお預けしたのだけど、その後写真整理のためにいいスキャナーを買ったので、いったん返却してもらい、すべてスキャンしていく予定。

こんな本も出てきた。
明治に書かれた刈羽郡の歴史をまとめた本。椎谷の話はちょっとしかなかったけどね。蔵の中より書棚のほうがシミによる被害が少ないのは意外。シミは塩分を嫌うんかねぇ。蔵の中は年中気温一定で潮気も入りにくいからね。

(C)おたくら編集局