2013白馬・八方・栂池(23)2013年09月16日 06時19分38秒

3日間喪に服していたので久しぶりの更新。

展望台から降りる道は狭く急な尾根道。しばらくは木の階段が続く。
この階段はしばらく付け替えられていないようで、かつ雨の影響でかなり滑りやすい。
以前ここで転ぶ人を見ているので、急いでいてもここだけはゆっくり慎重に降りる。

ホツツジ(穂躑躅)。この尾根道横に群生していた。

こちらは絶壁側の斜面。絶壁ではあるが、草花が一面にあるのでそうは見えない。
ソバナ(岨菜);左側とオヤマボクチ(雄山火口)。
他にも何種類も花が写っているのだが、アップでの撮影を忘れていたのが残念。

この尾根道を降りている途中で靴の片方の底が半分はがれてしまった!
そうでなくても急いでいるときに、この状況。
果たして時間までに帰り着けるのか、いっそう心配になってきた。

歩くたびに底が「ぺたん」と大きな音を立てるようになった。
近くで鳴いている鳥が逃げないか心配だが、こっちも音を気にして速度を落とせる
余裕がない。

完全にはがれるまでに、出来るだけ進む必要がある。
だから、返って加速。

ミズバショウ(水芭蕉)。花はないが、大きな葉と実?が見える。
この実をネズミが食べたりする。

そしてこれは栂池の名前の由来になった「ツガ」=「オオシラビソ」(大白檜曽)。
実がなっているが、この実、たくさんなる年と、全然ない年がある。
ない年には、ドングリなども不作になり、すると冬場に熊が餌を求めて町中に出てきたりする。今年は大白檜曽を始め、ドングリもたくさんなっていたので大丈夫だろう。

ここで珍しいと思ったのは、人の背丈ほどの高さで実がなっていると言うこと。
私の目線の高さくらいだった。なのでこんな正面からのアップも撮影出来た。



2013/09/16の京都御苑の状況2013年09月16日 13時27分50秒

今日の台風は、京都市内でもここ数年の内で一番の風雨であった。
幸い今のところ、うち及び近所で被害はなさそうだが、南の桂川は氾濫したようで、河川敷の畑などは流されてしまったらしい。
全国的には「京都はひどい」と流れたのか、心配して電話をいただいたりしたが、さような状況なので、ご安心を。そして心配してくださってありがとう。

で、御苑内の木がどうなっているか見に行ったら、こんな感じ。
大小の枝や木の実が大量に落ちている。

中にはかなり大きな枝が折れている木もあった。
銀杏は葉っぱが広くて多いだけに風を受けやすいのか、折れが多かったように思う。

こちらは楓。

私が見た中で、御苑内で一番大きな被害はこれ。
桃の木が幹から折れていた。古木のようなので、風圧に耐えられなかったのか。

しかして、空は台風一過の晴天なのでありました。

(C)おたくら編集局