新旧名古屋城2023年03月09日 20時18分54秒

先日名古屋に行ってきた。去年に続いて2年連続リニア・鉄道館二位って、その後今年は名古屋城に行った。初めてじゃないけど45年ぶりくらいかも。

今回名古屋城に行きたかったのはこの写真を見つけたから。
昭和6年に祖父が写した物。名古屋城は太平洋戦争時に焼失しているのでこの写真はオリジナルの城を写したものになる。当時の入場券もあるのだけどそれは省略。

で、これと同じ画角を探してうろうろして見つけたのがここ。
正確にはもう少し引いた位置かな。石の形から石垣は間違いなく同じなんだけど城の大きさを同じに出来なかった。そのほかいろいろ違い;左右の櫓、松の木、道も違う。さらに当時は堀には水があっていたようだけど今はないし、堀の際には安全帯があってギリギリまでは近づけない。

逆に今もほぼ同じに残っている場所もあったけどね。
不明門。

それほど長い時間ではなかったけどそこそこしっかり歩き回って出来るだけ新旧比較写真を撮ったので、それらは次の本で。


リニア・鉄道館2022年03月20日 11時03分30秒

最近は、忙しいのとなんか気が滅入っていることが多くてここを書く気力が湧かず更新が非常にご無沙汰になってます。
本は次回作を執筆中。下書きレベルで半分は書けたけど難しいところに引っかかってどうしようか悩み中。古文書が多いのだけど解読が遅々として進まなくて。年内に出せれば御の字ってな感じです。
・・・
そんな状態だけど、入場券もらったので名古屋にある「リニア・鉄道館」という所に行ってきた。

鉄ちゃんとしては非常に面白かったのだけど、途中でカメラの電池が切れるは、しかもカメラの予備電池はもとより財布まで忘れていくという大失態で大ショック。今時は交通系のカードがあれば京都からここに行って帰ってくるくらいは出来てしまうので現地に着くまで気がつかなかったという罠。名古屋城には入れずひつまぶしは食べられなかったけどコメダのシロノアールは食せて全滅は免れたと。
・・・
ということで、立ち直ったらまた続きを書きます。

冬の長谷寺(7)2020年02月04日 07時13分00秒

駅まで戻る。
最初にも書いたとおり、道路を渡ってから駅までは急な坂道になる。

っとその前に。この道路の信号、歩行者信号のがランプ切れてる。長谷寺側の。青は点くしまあ車側信号見てれば渡れるかどうかはわかるんだけど、管轄省庁は早々に直されるように。信号の管轄ってどこなんだろう。警察それとも道路を管理するところ?この道路は国道165号のはずで、国道で100番代だから県が管理しているはずだけど。

それにしてもこの坂。結構来る。腰痛めてから本当に運動不足だから体力が激烈に落ちている。駅まで着いたらもう息が上がってしまって。

駅に着いたらもう14時。

ホームに上がると、休憩室でなんかしてる。なんか貼ってもあるので見ようとしたら制止された。どうも警察が指紋検出してるみたい。事件でもあったのだろうか、こんな駅で。詳しいことはわからず。

先に来たのは反対側の列車。行きにも乗ったけど、急行青山行きは大和八木以降各駅に停まる。

で、こちらが乗るのも来た。急行上本町行き。
この車両、中は転換クロスシートだった。このときはロングシートになっていたが、回転してクロスシートにもなる構造。面白い。人が多く写真は撮れなかった。多分シリーズ21と呼ばれる5820系だと思う。近鉄の普通列車の中では最新型みたい。

友人とは大和八木駅でお別れして私は京都へ。行きは急行だったけど、帰りも急行がちょうど来たのでそれで。
これは上本町行きを見送るところ。

そういえば大和八木、というか橿原神宮前から京都までが近鉄京都線だとずっと思ってたんだけど、先日調べたら京都線は大和西大寺までで、大和西大寺から先は橿原線だそうな。橿原神宮も行ったことがないから、一度行こう。

家に着いたらもう16時。やはり長谷寺に行くと1日仕事になるなあ。
その後昼寝してしまった。やっぱり疲れてる。これくらいで疲れるなんて体力落ち過ぎ。腰に負担がかからないように運動し始めないとなぁ。これではしまなみ海道にも行きたくても行けない。

ということで、長谷寺お参り終わり。

冬の長谷寺(6)2020年02月03日 06時16分59秒

時計を見たらもう12時半回ってる。お昼にしたいがどこにしよう。
門前町には食事を提供している店がいくつかあるけど、どれもいまいちなんよね。前回入ったけどありきたりだった店や、それ以前に入ったけど美味しくなかった店も避ける。このあたりはにゅうめん、三輪そうめん、柿の葉寿司が名物といえば名物だけどそれを使った創意工夫ある料理というのは見かけない。そもそもお店が少ない。

そんな中で入ったのがここ。
この先にはまともなお店はなかったと思うので、というのもある。

ここは登録有形文化財なんだそうな。

庭はかなり凝った作りだ。
凝りすぎててどうやったら入り口にたどり着けるのかがわからない(^_^;)池の上を渡って真っ直ぐが正解。

池には金魚がいたのだけど、1箇所1方向に並んでた。ちょっと不思議な光景。
この先には小さな滝が作ってあるのだけどそこからの水の流れに沿っている?

入り口について振り返る。
歩いてきたのは左手の石の上で、途中の橋を渡るとそこにも建屋があるのでわかりにくい。

畳部屋で座るところと椅子のところがあったので椅子で。

で、頼んだのはこれ。
にしんそばと柿の葉寿司のセット。1300円。友人はにゅうめんセット。どれも柿の葉寿司がついているようだった。

しばし歓談。来年の忘年会は・・・おっとそれはまだ秘密だぜ(^_^;)。

菓子付き抹茶600円、コーヒー400円、コーヒーセット650円。なので、食事時でなかったら、休憩に入るのも良いかも。

店内も古い作りで柱時計はゼンマイで巻くような代物だった。そういえば写真撮るの忘れてた。

外に出ると、屋根の上に赤いものが見えた。
これは南天だ。濃い緑の中のワンポイントが美しい。

さて帰るとしますか。

冬の長谷寺(5)2020年01月31日 06時55分16秒

門前町散策。
まずはいつものこれ、草餅。
別の店で作られた冷えたのを売る店と、そこで作っている店とがある。これは後者。よもぎがいっぱい入れてある。買ったのは漬物屋の横の140円だったけど、もう少し下ったところにある店では100円だった。同じ大きさに見えたんだけど、何が違う?量的には(どちらも)ちょっと少なく感じる。2~3個買って家に持って帰っても良かったかも。

他に買ったお土産。
これは「そうめんふち」というもの。このあたりは三輪素麺の産地で、その製造過程で長い麺を折り曲げて干すけど、その折り曲げ部分は切り取られる。そこ。
結構量があって200円。味噌汁などに入れると、短いけどそうめん入りになる。店によって量が違って150円だったりする。これは寺に一番近い店で買った。賞味期限は一応1年と書いてあるけど、乾燥物だから全然劣化しない。冷暗所に置いておけば5年は優に保つ。前買ったのがずっと残ってて最近食べきったのでようやく今回買うことになったくらい。

奈良漬け。色々種類があったけど、これは瓜で1400円。
20~30センチくらいあるか、結構大きい。
実は私は奈良漬けはちょっと苦手で、原因は酒臭さ。がこれにはそれがほとんど無く美味しかった。試食では他にあったきゅうり、スイカ、生姜にはそれがあったので浸かり具合にも依るのかもしれないけど、まあ買ってみようかと。味噌もたっぷりついているので、それはよけて別にちょっと塩でもんで水分飛ばしたきゅうりなどを漬けると良いとのこと。一粒で二度美味しいわけだ。
お店は、先の草餅を買った店の横。同じ店らしいけどね。

友人は即日食べ始めたとのことだけど私はまだ。これを食べ始める前に、随分と前に買った漬物を食べ始めた。これ。
博多の新幹線車両基地を見学に行ったときに買ったものだから2016年10月に買ったものだ。それを冷蔵庫で熟成させてた。単に冷蔵庫の中で埋もれてたという話もある。腐ってなかった。美味しいよ。

別の店で買ったのがこちら。
ゆば。このあたりは湯葉も産地なのかな。400円。
黄色が強いのはウコンがはいっているから。これも味噌汁に入れたりして食べる。

葛きり。300円。

春雨100円!
このあたりにそうめんを始めこういう乾燥物が多いのは、気候的に乾燥しているからろうね。まだ鍋を作る日もあろうから、こういうのが必要と思って買った。安いし。今日これから買い物行くけど、早速鍋セット買ってこよう(^_^)。

以前は山門から離れた=比較的駅に近いところにも土産物屋があったけどだいぶ減った気がする。京都市内のように常時混み合うお寺というのも困るけど、人が少なすぎるのも商売する上では大変なんだろうね。

冬の長谷寺(4)2020年01月29日 06時16分36秒

境内を回る。
本堂すぐ左にあるのが大黒堂。
この向かい側の本堂の窓口で季節限定朱印がいただける。

五重塔へ。その途中、本堂が真横から見える場所があった。
確か前回来たときは台風による倒木で本堂の、この写真見ると左端屋根が壊れていたと思うが修復されている。

五重塔。
比較的小型で、大勢の人が入れるようにはなっていない。と思ったけど、他もこんな大きさだろうか?あまり大きさを考えて見たことなかったなぁ。昭和29年建立だそうな。だからそれほど古くはない。とはいえもう75年は経過しているわけで、昭和は遠くなりにけりである。

講堂前へ。
前回は永代供養を申し込んだ後だったのでここで接待を受けたが、普段は入れない。

ここから振り返ると本堂が真正面に見える。ちょっと遠いけど。
右手下に見えている工事の屋根が、前回入ったけど今回は開いてなかった喫茶室。月輪院という建屋で、そういえば前に改修工事すると書いてあった。ここの「ちゃわんそふと」がおいしかったので今回もと思ったけど残念。また開かれることを祈ろう。そのあたりの詳しいことは2018年に来たときに書いたネタを探してね。

そういえばなんか全体の印象が違うなあと思ったら、前回は来たのは6月で、そのときには周りの緑が濃かった。
手前の緑が全然違う。冬は木々がこの通りなので閑散とした感じが強くなる。

ボタンと本堂。
ボタンは傘がかけられている。保温のためか、霜よけ・雪よけか。

講堂入り口からは反対側までずっと一直線に廊下があり、反対側の木が見える。
そこは楓のようで、秋にはとてもきれいに絵になるそうな。その写真が掲げてあったが、撮り忘れた。一度来てみたい。混んでそうだけど。

冬の長谷寺(3)2020年01月29日 06時11分44秒

法要終わって外へ出る。後はゆっくり境内を回る。

まずは大舞台。舞台のあるお寺といえば清水寺が有名だけど、ここ長谷寺にも負けず劣らずの大舞台がある。

ここからは寺内が一望できる。

舞台そのもののパノラマ。
少ないけど外人もいた。西洋人だったけど、こういうところはやかましいどこぞの国の人間にはご遠慮してもらいたいところだ。観光地にはなっているけど、宗教の場だからね。

舞台右手に五重塔が見える。
手前の木は桜だと思う。それが咲く頃に来たらさぞきれいだろう。混でそうだけど。

舞台から本当を望む。
朝は曇ってたけど今は晴れている。空がきれい。
大きな建屋なので標準レンズでは舞台の端までいっても収まらない。パノラマ撮影してなかった。不覚。

冬の長谷寺(2)2020年01月28日 06時05分58秒

長谷寺といえばこの長い登り回廊が有名。
段数は果たしていくつ?答えは399段。そして、本堂に入るところの2段を上ると401段となり、「死を越えて本堂に入る」という意味を持つそうな。

長谷寺は四季折々の花で彩られるお寺だけど、今の季節はボタン。
でも、もう散り際の花もあれば、まだつぼみが開いたくらいの花も多かった。毎年この時期はこうなのか今年はおかしいのかはわからない。

前回来たときは途中にお抹茶席(喫茶室)があったのだけど、今回は閉じられていた。工事中。写真撮り忘れた。

腰の様子を見つつ、ゆっくり本堂に到着。
この時点で10:35。駅からそれくらいの時間は見ておいた方が良い。

先に法要の手続きして、まだ時間があるので先に朱印をいただく。私は今回が初めて。朱印帳はあらかじめ購入して行ったが、ここでも売られている。朱印は1つ300円。複数種があるようだが、節分までの季節限定のもある。それは普段の朱印の場所と異なり、この本堂の裏手にある大黒堂の前で行っている。それにしても見事な筆さばきだなぁ。字が汚い私は感心することしきり。あぁ、朱印の写真は載せないからね。それは行ってのお楽しみ。

法要。足腰が悪い人のために椅子が用意されている。私は腰、友人は足がちょっと健常ではないのでありがたい。感謝。

人数はそこそこいる。
それにしても法要中ずっとおしゃべりをしている愚か者がいるんですけど。前に座った親子4人。自分たちは小声でしゃべっているつもりなのだろうけど十分聞こえる。頭悪すぎ。怒るというよりあきれかえる。病院の待合室で大声で談笑始める家族とかも見たことあるけど、時と場所をわきまえられない人間ははた迷惑なので静かな場所には来ないでほしい。他人の迷惑顧みられない連中はそういうそもそも気配りができないんだけどね。自分勝手。

法要後、観音様の足下までいってお参りさせてもらえる。長谷観音様は大きな立像で普段は外側からしか拝めないが、法要に参加すると足下まで行って拝むことができる。合掌。

冬の長谷寺(1)2020年01月27日 06時03分36秒

奈良県は長谷寺に行ってきた。

長谷寺はうちの宗派の総本山なので時々行くのだけど、前回は父親の永代供養のために行ったので3年前。実は永代供養してると命日は法要があり、入山が無料になる。でもなかなかその日が休日になることはないのだけど、この日はたまたまそうなったので行くことにした。滅多にない機会なので友人も誘って(一緒に入る人も入山無料)。

京都からは近鉄で行く。大和八木で乗り換えて後は大阪線で長谷寺へ。特急でもいいのだけど、ちょうど急行があったのでそれで。八木到着で10分ほどしか違わないし、どのみち八木で大阪線待ち時間が長くなるだけで同じ列車に乗り継ぐことになる。地下鉄から近鉄の乗り換えで見ても、特急なら京都でとなり歩行距離が長いが、急行なら竹田で対面ホームので乗り換え可能だ。その意味でも急行の方が良い。本数が少ないので時間が合えばだけど。

近鉄大阪線は特急も多いので、途中で追い抜かれることがある。
これは伊勢志摩に行くものだろうか。
この線は3月から「ひのとり」という新型車両が走る。
いずれは乗ってみたいものだ。JRでいうところのグランクラス並みの椅子に+500円で乗れるらしい。京都から名古屋行く便はないのでこれに乗るためだけに難波あたりまで行って名古屋まで行くのは大変だけど。

長谷寺駅に到着。
8時過ぎに家を出発してちょうど10時にここに着く。考えてみたら、この所要時間はいつもの通勤時間と全く同じ。こんな遠くまで通勤しているのと同等なのだ。通勤時間長すぎ。

ここで大阪からの友人と待ち合わせ。駅の出口は1つしかないから迷うことはない。

駅からお寺までは結構遠い。最低30分は見ておかなければならない。

まずは道路まで一気に下る。駅は結構高い位置にある。
道路の交差点名はこれ。
お寺は長谷寺だけど、地名はこれで「初瀬」である。

長い門前町を抜けて到着。

さらにちょっと上って山門前。

普段なら、この左手で入山料(500円)を払って入ることになるが、今日ははがきを見せてパス。

ここから長い登り回廊を上っていくのだけど、法要参列の人で、足腰が悪くて上れない人はここで連絡すると送迎の車を寄越してくれるらしい。私の腰は本調子ではないけど、そこまでは必要ないので頑張って上ることにする。

熱海旅行(最初回兼最終回)2020年01月04日 07時34分19秒

12/31~1/1は年越しで熱海の温泉に行ってきた。
親戚が行くのでそのお相伴で。

熱海までは全て「こだま」で行った。実は「こだま」に乗るのは初めてか2度目かそれくらい。急ぐなら「のぞみ」+「こだま」が一番なんだろうけど、何しろ今は腰を痛めているので乗り換えしたくないのでこの選択。年末の帰省で混んでいるかなと思ったけど、車内はガラガラ。ホームは混んでたけど。さすが「こだま」で行く人は少ないのだろう。各駅に停まるだけでなく、待避線のある駅では全てで6~8分ほど通過待ちするので余計に時間がかかる。通過待ちだけで+1時間位かかっていると思う。車両は700A。後続列車を通過させるため駅間を高速で走りきる必要がある「こだま」こそ新しい車両が必要なのだろう。

それはともかく。行きにはきれいに富士山が見えた。
富士山見えたのはまだ2回目な気がする。東海道新幹線は何度も乗ってるけど、なかなか見えないんよね(帰りも見えなかった)。ただ、写そうにも電柱や煙突が多いのできれいに見えるのはここ、新富士駅のちょっと手前にある富士川を渡る部分だけだった。この辺りも電柱の地中化とか製紙工場にも煙突をなんとかするとかして欲しい。

熱海からは在来線;伊東線に乗り換えるけど、想像に反してどえらい混みようで最初座れなかった。しかもものすごく揺れるので危なかった。ここは素直に特急に乗るべきだと思った。混んでいるのは途中の伊東あたりまでだけど。
伊豆急行線は単線。よくこんな所に線路通したものだと思うほどの崖をトンネルでぶち抜いた路線だ。なのに結構本数が多いから駅での上下線行き違いが多く発生する。「こだま」とは違うけど、ここも距離以上に時間がかかる。

降りたのは伊豆熱川駅。熱海から1時間10分ほどかかったか。
熱海から35キロほどなので、平均時速で40キロも出てないことになる。

これも書いておかなくちゃいけない。これは伊豆熱川駅の階段の手すり。
ご覧の通り波打っているのだけど、このせいで非常に握りにくい。手すりを持つと言うことがどういうことなのかが全くわかってない馬鹿が設計・採用したとしか思えない。手すりに芸術的意匠は全く必要ない。実用に支障があったら意味がない。猛省して早々に普通のまっすぐな物に交換して頂きたい。

泊ったのは熱海は熱川にある某ホテル。
左手に見えるのは大島。初日の出はあの島から上がるように見えるらしい。夕焼けがきれいだ明日の日の出が楽しみ・・・

だったんだけど、これこの通り。お日様は全く見えない。
水平線がごくわずかに紅くなっているくらい。残念。天気予報は晴れのはずだったんだけどなぁ。

しばらくすると光の筋がたくさん見えてきた。
天使の階段って言うんだっけ?これはこれできれいだけど、やっぱり太陽が見たかった。

島はよく見えていた。大島を始め、コードギアスで有名になった(?)神根島もとい神津島、式根島も見えた、と思う。

温泉は良かったけど、ちょっと湯温が低かった。特に上の階の展望風呂は寒すぎて風邪引くかと思ったほど。食事は豪勢だったけど、2つあったお重の中身がちょっと違ってて間違い探ししてた(片方でいくつか物が足りない)とかまあいろいろあった。最大の問題は館内のアップダウンが多すぎることかな。熱川は海からすぐ崖になる土地なので建家は全て崖っぷちに立っている(駅が標高35メートル、ホテルフロントが70メートルくらいらしい)。そこで増改築しているので建家ごとに高さが違ってフロントから泊った部屋まで2回もエレベーターで上下したり長いスロープがあったりした。今の私の腰にはちょいときつかった。ホテル名はとりあえず内緒。写真からわかる人にはわかるかも。

「伊豆熱川」から熱海までは伊豆急線→JR伊東線で行くのだけど、そこにはこんな列車も走っている。
特急のようだけど、これで普通。だから特別料金なしで乗れる。

ちなみに行きに乗ったのはこんな、まさに普通列車。
こんなのもあれば上のようなのもあると言うこと。確実に乗るなら、時刻表で調べるべきかな。

特別な普通列車はいくつか種類があるようだけど、これは「黒船列車」というタイプ。
下田がペリーが住んでいた場所らしいのでこの名前がある。

車内は窓が広く展望がきくようになっており、特に海側は座席が海の方向に向いている部分もある。
ところが、車内は空いているのに座席を荷物置き場にして占領している連中が多くて海側に座れなかった。若い奴だけでなく年寄りもそんなことしてやがる。その上展望の良い海側に座ってスマホばかり見てやがる。何処まで行ってもだめ奴はだめ、スマホ中毒は立派な病気、と正月早々再認識した。

海側は全体的に景色は良いけど、とはいえ完全に開けている部分は少ない。ここと後1カ所くらいかなぁ。
(31日撮影分)

この列車には前後に美少女の描かれたヘッドマークが掲げられている。
撮影しに行ったら、いかにもな連中も撮影していた。それ自体は何の問題もないのだけど、長くそこでたむろする奴がいて迷惑。撮影したいのは自分だけじゃないとなぜわからないのだろうか。上の件といい、年齢を問わず自分勝手な日本人が増えていて嘆かわしくなる。

ということで、これでだけでおしまい。

いや、本当は1/1はどこか観光に行こうかと思ったけど、私が見たくなるような物が全くなかった。京都で調べてても見つからず、地元のパンフレットならどこかあるかなと思ったけどそれでもない。いや、いろんな施設はあるんだけどいかにも歓楽的施設ばかり。伊豆は比較的近年開かれた場所なので私が好むような歴史ある施設や自然の造形がないのだ。なので予定を切り上げて帰ってしまった。熱海近くの来宮神社だけは行きたかったのだけど、降りる駅(最寄り駅は東海道線ではなく伊東線にある。その区間両者の線路は併走しているのに東海道線には駅がないのだ)間違えて時間的に行けなかったし、熱海駅前もどえらい坂で今の私の腰では歩き回れなかった。お昼ご飯さえコンビニ弁当になったという有様で。まあ、早く帰ったおかげで体力温存できて翌日の京都初詣が難なく出来たわけではあるのだけど。

ということで、東京圏からは2~3時間で行ける手頃な温泉地なんだろうけど、関西から頑張って行く価値はあまりないかな。手厳しいけど、そんな感想。

でもまあ、普段はともかく、特に31日は非常に高いらしい(しかも混んでる)場所、そんなところ私ではとても泊まれないのでご相伴できたことは非常にありがたいことであった。多謝。
(C)おたくら編集局