満州国皇帝来訪記念絵はがき2020年08月10日 06時17分42秒

こんな絵はがきも出てきた。

昭和10年というのは1935年だからこの皇帝は「溥儀」。ここにある写真とも似ているから間違いないだろう。初来日の時の物だ。
当時日本は国際連盟を脱退し、孤立の色を濃くしていく時代である。

この絵はがきは2枚セットで、もう1枚はこれ。
何だろう、満州国の国草と国歌の音符だろうか。それともこれが満州国の国旗?

この2枚は、外袋はともかく葉書そのものは非常に保存状態が良かった。同時代の他のに比べても明らかに紙質が良いのはやはり絵はがきにおいても皇帝訪日をないがしろにしていないという証だろうか。

絵葉書からも時代をうかがい知ることができる。全ての絵はがきの年号がわかるなら、年代別に並べると面白いかもしれないのだが、ほとんどの物はわからないからなぁ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
今年は西暦何年?(全角で2022)←更新しました

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://otakura.asablo.jp/blog/2020/08/04/9275170/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

(C)おたくら編集局