阪急京都線の列車について ― 2017年02月01日 06時36分35秒
阪急京都線にはそれはもういろいろな車格の列車が走っている。
他の地方から来た人には、よくわからないことだろう。
阪急は基本「見た目」だけ重視して説明を端折ることが多い(行き先案内とか色々)。なのでわかりにくいことが多いので、特にわかりにくい車格についてここで説明。
阪急京都線で走っている列車の車格は以下の通り。
特急
通勤特急
快速急行
快速
準急
各駅停車
結構あるみたいだけど、実は大きく分けると2つしかない。
各駅停車はその名の通りすべての駅に止まる。
それ以外は「急行系」で、以下のパターンにまとめられる。
大宮・西院に止まらない急行 特急
淡路に止まらない急行 通勤特急
南方、上新庄、南茨木にも止まる急行 快速
高槻市まで区間快速 準急
車両的に区別する方法はない。9300系は主に特急に使われるけど準急でも使うし(準急の9300系が特急の9300系に抜かれることもある)、
逆に3000系すら快速急行になる。最新の1300系は各駅停車中心。
なぜここで「急行」というかといえば、今の「快速急行」が昔の急行そのものだから。
昔、私が大学に通っていた頃の特急は梅田・十三・大宮・烏丸・河原町しか止まらなかった。通勤特急はこれに高槻市に止まってた。あとは急行と各駅停車しかなかった。
当時に比べると今の車格はあまりにわかりにくい。私ですら淡路に行くのに通勤特急乗って「ガッテム」したことがある。いっその事、急行と快速だけにすればいいのに。かつて急行を廃止した経緯があるから、メンツからか、何が何でも「急行」は復活させたくないみたい。
特に準急は「騙し」なので、高槻から京都寄りで急ぐときは乗ってはいけない。
駅でまとめると、
十三、茨木市、高槻市、長岡天神、桂 すべて
淡路 通勤特急以外
西院、大宮 特急以外
南方、上新庄、南茨木 各駅停車、準急、快速
高槻市~河原町 準急、各駅停車
他 各駅停車
となる。
なお、快速以上の車格の列車は途中で抜かれることはない。
ということで、阪急に乗る際には正しい列車に乗って、気持ちよくお出かけくださいませ。
その大山崎の駅で写した2枚。
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