フジバカマと仲間達2016年09月11日 19時45分46秒

カメラを抱えて閑院宮邸跡に撮影に行った。
ここは屋内はもう何度も見てるし、庭も季節の変わり目でない限り大きな変化はない。でも、行くたびに何かしら出会えるので穴場。

今日行ってみると、フジバカマが満開だった。よく見るとハナムグリがいた。

そう言えば最近ハナムグリも見かけなくなった。いや、見かけていたとしても、今日ほど「花に潜る」ところをじっくり見たことはなかったかも。
一心不乱にもふもふし続けてながら花から花へと渡っていく。

また、モンキチョウも来ていた。
実はモンキチョウの撮影はものすごく難しい。今まで見たことのある蝶の中でたぶん一番。それは、モンキチョウがほとんど止まらないからだ。止まってもすぐ飛ぶ。しかもカメラのレンズにとても敏感。

しかし今日は、望遠で遠目から撮影開始、その後近づいたらいったんは逃げられたが、そこでじっとしていたら安心してくれたのか近くまで寄ってきてくれたので撮影できた。
こちらもハナムグリ同様、しきりに首を動かし、口を伸ばして周りの花の蜜を吸っていた。

フジバカマの香りと蜜は人の存在を忘れさせるほど美味なのかも知れない。
残念ながら、私の鼻は半分腐っているので余り香りが解らないのだけど、それでも解るほどの香りがあるから。

さて、来週は誰と会えるかな。
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