京都御所通期一般公開(1)2016年08月01日 06時07分08秒

京都御所が通期の一般公開になった。要するに、特別な日を除き、いつでも見ることが出来るようになった、ということ。

ということで、早速行ってみた。本当は、御苑に行ったらやってて、それならと入った。

入り口はいつもの宜秋門ではなく、その1つ北、いつもなら出口に当たる清所門。
この中で手荷物検査を受けて、名札をもらって入る。

展示物も違うのだけど、中のコースもいつもと違う。紫宸殿前は、ここまでしか入れない(入り口も違う)。

でもその御蔭で、人影がない紫宸殿を撮影出来た。
こんな空を背景にした紫宸殿見るのは初めて。春や秋ではこうは行かないからね。

公開後の初の日曜日だったけど、とにかく人が少ないので写真撮影には持って来いだった。日中は35℃超えて、しかも炎天下だから体感ではもっと暑かっただろうけど、こういう綺麗なものを見ると甲斐があったというもの。

そもそもこの通期公開の目的は観光促進にあるけど、中の人は少ないけど休憩所は繁盛しているようだった。特に今は暑いから、見た後に入る人も多かろう。外人さんも多かったし、そういう意味ではまずは効果あり、というところだろうか。

京都御所通期一般公開(2)2016年08月02日 06時20分49秒

御池庭。
そういえば、ここにはセミがいないなぁ。

その前にあるのは左側奥から小御所、中央が蹴鞠の庭、右手前が御学問所。

一般公開時にこんな人数しか写らない状態で撮影するなんて絶対無理。

実は動画でも撮影してあるのだけど、ちょっと画角があれなので非公開。頭にカメラを付けての撮影は難しいねぇ。

京都御所通期一般公開(3)2016年08月03日 06時21分34秒

紫宸殿の前。いつもなら入り口は右手なのだけど、今はこの正面すぐ横。

清涼殿。前にある呉竹が特徴。
「なんて素敵にジャパネスク」(氷室冴子/山内直美)という漫画を読んでるとよく出てくる。いや、平時代物を読むとよく出てくるとは思うのだけど。もっと大きなものを想像していたけど、実際見るとこじんまりとしていて驚いた記憶が。

ここはどこだったろう?「宣陽殿」?
この角度からしか見えない。

今の一般公開では展示物は殆ど無く、また扉も開いて入るがガラス戸が入っている部分がほとんど。なので奥の襖絵も、ガラスが光って見えにくい。少なくとも写真撮影は無理に近い。そんな中で、ごく僅かにガラスがない部分があって、絵を見ることが出来た。

春・秋の一般公開では人が多すぎてゆっくり見られないけど、今はそれができるのでどうぞ。
まあ、横手で一部は戸で隠れてて全てが見える場所はないのだけど。

京都御所通期一般公開(4)2016年08月04日 06時18分55秒

御涼所。前の庭は迎春というらしい。

こちらはさらにその前右手にある庭「御内庭」。

先の御池庭が広々とした舟遊びでもしそうな池だったのに対し、こちらは日本庭園という感じのこじんまりした庭。

そして最後、出口前の広場。
いつもどおりここには休憩所が設置されている。あぁ、座るだけね。

ということで、始まった通期一般公開だけど、展示とかはあまりないけど、建物をゆっくり・じっくり見るには人が少なくて良いのではないかと。

で、これからはこちらを「一般公開」、春秋のを「特別公開」というのではないかと思う。展示や催しが違うので、それはそれで価値があるし。これで近隣の土産物屋も安心かと。

季節の折に行ってみるかな。夏の青い空を背景にするのもいいけど、秋の紅葉、冬の雪、春の桜の満開の頃に行くのもいいだろうし。

しまなみ海道3「魂は燃えているか」(104)2016年08月05日 06時16分48秒

・・・後日談

直前に発覚した喉の腫瘍。
帰ってきた翌週はじめに摘出手術をした。術式そのものは麻酔を含めても数分で終わるものだったが、しばらく刺激物や堅い物が食べられなくなった。さらに最低2週間は通院で様子見。
これを行く前にしてたら、食事が出来ないでえらいことだった。後にしてよかった。まあ、後にしたらしたでおみやげが食べられなくて腐らせてしまったのは残念だったけど。
そうそう、良性腫瘍だったので、一応お知らせを。

手の指のひどいしもやけはほぼ治った。体内部から大量の熱を発生させることと温泉が効いたのだと思う。やはり、しもやけには血流の改善が一番。

また、腰痛も治った。自転車運転は足だけでなく、腕力・背筋を含め意外と全身運動になるから、日頃の上半身運動不足が解消され、腰痛も治ったのだろう。腰は下半身じゃなくて上半身だ(腰から下が下半身)。

・・・

これを書くために調べていると、3/31付けで重井西、因島市民会館(土生港のそれのちょっと北)、向島マリン・ユース・センターの
レンタサイクルターミナルが廃止されてた。後ろ2つは土生港ターミナル、尾道港が近いので別にかまわないと思うけど、重井西は近くに代替場所がないから結構つらいんじゃないかなぁ。まあ、地元の人が片手間にやっているような感じだったから、大変なのかも知れないけど。次回からは、重井西スタートは出来ないということで。

最後に。
今回のお題「しまなみ海道3魂は燃えているか」は元ネタがある。SEGAの名作ゲーム、サクラ大戦の第3弾の題名ね。

終わり・・・じゃなくて、あと1回だけ続く。

しまなみ海道3「魂は燃えているか」(105;最終回)2016年08月06日 08時26分02秒

・・・結局の所、当初の目的は達成されたのか。

元気にはなった。
でもやる気は出ない。
その一因は、直前に見つかった喉の腫瘍にもあった。

これが解決しないと次の手が打てず、最低限切除して、声がまともに出るまでは面接など受けられなかった。
これが書き終わるころには「良性」とわかり一安心はしたが、長らく手術の喉に違和感はあったので就職活動はしていなかった。
(2016/08/06現在、契約写真で仕事していて、ものすごく忙しくてマイチに午前様。折しもの急な夜の暑さで完全にバテバテ。)

それよりも、なんか体が、見た目「おなか以外」(残念)激やせしてきてる気がするのだけど、大丈夫か?体重自体は減ってないけど。

とりあえず、次回は竹原経由で大久野島でウサギ三昧か、しまなみ海道側で自転車借りて安芸灘とびしま海道を走るか。その場合は2泊3日は必要だろうなぁ。
誰かと行ければ良いのだけど。当てはない(^_^;)

ということで、長々と続いたこの話も終わり。
合掌。











・・・そして次はあそこへ!2泊3日のモーレツトレッキングツアー。

梅干し完成2016年08月07日 07時27分43秒

梅干しを漬け込んで1ヶ月ちょっと。梅酢が浮いてきてこんな感じになってきた。

これを晴れ4日かけて天日にて干していく。いわゆる「土用干し」。日あたかも土用の丑の日。
家にあるざるのようなものをかき集めて梅を並べていく。
もっとたくさんあると思ったら、意外と少なかった。

最初はこんな感じ。

途中夕立には傘をかざして雨より守り、初日は一旦取り込んで梅酢に戻し、2~3日目は夜露に当て、4日目は硬さを見ながら取り込み。

で、その4日目はこんな感じになる。
水分が抜けて塩が吹いてきて良い感じになった。

こちらはおすそ分け分。
まだ食べてはいないのだけど、少なくとも見た目は良く出来たのではなかろうか。初めてにしては。赤くないのは紫蘇を入れてないから。入手できなかった。来年はなんとかしたいかな。

で、溶けきらなかった、溶けてたけど再結晶化した塩がこんなにもあった。
ほんのり梅味が付いているので、料理に使っていこうかと。梅酢は保存して来年の漬け込みに使う。こうして梅干しは、その家の伝統行事になっていくのかと。

祇園祭後祭2016(9)2016年08月08日 06時12分37秒

もう祇園祭は終わってしまったけど、せっかくなので宵々々山の写真を一通り出しておこうかと。(1)で1枚出したけど、その続き。

役行者山。

宵山といえば、子どもたちの売り子姿を見るのが楽しみ。可愛い。この伝統をいつまでも受け継いで欲しいと思う。
私が回る山の中では、役行者山が一番「らしい」感じがする。町内の子供の数にもよるのだろうけど、子供の売り子がいないところ、歌がない所も多いからね。

その売り子歌。「~のお守りはこれより出ます。常は出ません。今明明晩限り。ご信心の御方様は、付けてお帰りなさいましょ。」(うろ覚え)。
京都の夏を実感する一コマ。動画もあるんだけどここにはアップできないので。

歩いていると、一際賑やかな祇園囃子が聞こえてきた。後祭りでは北観音山・南観音山の祇園囃子は盛大だけど、それはずっと遠い。一体どこだ?と思って探してみるとこれだった。
これは鷹山のもの。

鷹山は休山の1つ。去年の宵山では、中にある屋台村の舞台で演奏していたが、今年は町内?の一角で演じられていた。聞いていると、リズムを変えながら延々と続くので、撮影をどこで切ったら良いのかわからなかった。いや、重いカメラを上に掲げての撮影だったので腕がだるくて。

今年は粽も復活させて発売されていた。

休山といえば、蛤御門の変の辺りから途絶えたところが結構あるらしいけど、ここは別の理由らしい。1827年から休んでいるので、すでに190年か。
形は曳山=南・北観音山と同じような形。これくらい大きなものでないと復興の機運は高まらないのかなぁ。

なんにせよ、一昨年復活した大船鉾の例もあることだし、こちらも復活できれば良いなぁと思う。
寄付も募集しているようなので、志のある方はどうぞ。

祇園祭後祭2016(10)2016年08月09日 06時22分15秒

黒主山。町に入ると提灯が掲げられ、雰囲気が出ている。
ちなみに、この提灯の柱?を立てる穴は道路に開けられている。負担は多分蓋がしてあるのではなかろうかと。

近くにて、毎年掲げられる幟。
あぁ、でもこれは鯉に由来の、近くにある鯉山の方にちなんでのものかもしれない。中に1匹金の鯉がいて、見つけられると幸せになれる、とか言うんじゃなかったっけ。案外すぐにわかるけどね。

で、こちらが黒主山本体。

桜の花が特徴的。

そしてこちらが鯉山。

うだつに提灯が掲げられ、この下の入口から中に入るとちまきなどを売っている所に行ける。
ところが、ここは毎年かなり混んでいるので入るのに苦労する。というか、今年も入れなかった。なんか、スタンプで混雑しているだけのようなので、スタンプ列と仲間で入る列を分けてくれるといいのに、と思う。

祇園祭後祭2016(11)2016年08月11日 07時15分51秒

橋弁慶山。

ここは2階にご神体、1階に飾りを展示している。

その名の通り「橋」がある。弁慶と牛若丸なので五条大橋?
ただし、出会ったのは現在の五条大橋ではなく松原橋だとは言われているが。

ここで、右端の人のお孫さんが遊びに来て「ちまきどうですか♪」としゃべっていた。

ひたすら可愛いので1枚。ここは子供がいないのか、売り子はいないけど、伝統は継承されてほしい。
(C)おたくら編集局