2017新潟/白馬大作戦(8/18の24)2018年03月06日 06時23分29秒

さあ、ここからが今日のメインイベント。
唐松岳に向かって池の手前右側に当たる場所。歩いてきた道で言うと、池の左手を周回して一旦登ってまた降りる斜面。

ミヤマカラマツ。

おっ、あそこに見える群生は・・・

チングルマだ。こんなにたくさん咲いているのはたぶん初めて。
斜面一面、とは言わないけど、かなり広い範囲で咲いていた。チングルマは6~8月の花と書いてあるけど、お盆の時期に見られたことは殆どない。それがこれだけ残っているということは、栂池同様、こちらも晴れが少なく季節がずれているということか。ありがたいけど、素直に喜んでいいものかどうか。あの時載せられた写真をこれにすり替えたい(^_^;)

キバナノコマノツメ。漢字で書くと「黄花の駒の爪」。
形から分かる通り、すみれの一種。日本で最も高所に咲くつみれだそうな。初めて見たかも。

今度はたんぽぽの群生が。

ミヤマタンポポ。

チングルマの群生再び。いや、同じ斜面だけど広範囲に咲いていたということで。

イワイチョウ。
この斜面は池の裏側とも言える場所で、水気も多いので植生が周りとだいぶ違う。そう日当たりが悪い場所とも思えないのだが、雪が長く残るのだろうか。八方池までの道には他にも雪が残りやすい場所があり、はやり植生が異なるから。

それにしても、いつも今何が咲いているかを載せている「八方尾根花散歩」という冊子(100円)を買うのだけど、チングルマもキバナノコマノツメもミヤマタンポポも載ってなかった。一方で全く見かけない花があっていたりするので、ひょっとしたら実際に確認して載せているのではなく、季節的に今ならこれというふうに決め打ちしているだけではないか。私は相当時間を掛けて見ているつもりなので見逃しはそんなにないはずだし。極めて見つけにくいのならともかく、これだけ大量に咲いているのに載せないというのはおかしい。
ということで、「八方尾根花散歩」はあんまりあてにならないよ、ということで決定。いや、花の同定には役に立つので買って損はないけど。
(C)おたくら編集局