ユスラウメジャム20192019年06月07日 06時07分57秒

グミを収穫したのと同じ日、ユスラウメも収穫した。実は本当はこちらが先。梅やグミは高木なので収穫にははしごが必須だが、こちらは低いので簡単に収穫できる。腕に傷を作ることもない(^_^;)。

今年の収穫量はこれ。
これも土曜日にジャムにするはずが、一緒に入れてたグミの傷みに引っ張られてかこちらも痛みが一気に進んでいる様子だったので、グミジャムの後すぐこちらもジャムにした。

880gあったけど、洗いながら痛みがひどいものは除去、それに去年使い切れず冷凍してた分200gも入れて約1キロになった。

グミはまずそのまま鍋にかける。水は焦げ付き防止にほんのちょっと入れるだけ。後は実から水が出てくる。

すると、実から色が抜け白っぽくなる。

こうなってきたら砂糖を入れる。今度は種付きの重量に対して50%。

それを鍋に入れて溶かす。

溶けたら火を止め、果汁成分を漉し採る。
これはジャムには使わない。別途保存してジュースなどにする。砂糖を種込み重量で計算したけど、そのほとんどがこちらに流れるのでそれでいいのだ。

実の方は種を漉し採る。うちにではこの蒸し器要の網の入れ物を使って、しゃもじで押しつぶしていく。


これまた大変な作業で、やっぱり30分以上かかった。
何か種取りの良い方法はないかなぁ。

身の方は鍋に入れて煮詰めていく。
煮詰めてもとろみが足りないので片栗粉を小さじ半分ほど水に溶いて入れた。
本当はそれだけで良いのに、こともあろうにとろみを付けるために砂糖200gを加えてしまった。そしたらまた激甘に。今年のジャム作りは失敗ばかりだ。「料理は科学である」の格言に従って、ちゃんと重量は守るべし。

で、できあがったのがこちら。ちょうど4瓶分になった。
ユスラウメジャムは、毒々しいほどに赤いけど、これが自然な色。
実はちょうどいま去年作った最後の1瓶を食べているのだけど、味はいちごによく似ている。

先のグミと合わせて、21時半から初めて終わったのが0時半。この間ずっと立ちっぱなしだったのでさすがに疲れた。さらに洗い物もしてたら1時回ってしまった。加えて翌日は休日なのに5時には目が覚めてもう寝不足。とあるツアーに参加するために午後から半日歩き回っていたのだけど、ふらふらだったような。

来年は輸送時に痛まないよう注意し、砂糖分量を守りちゃんとしたものを作ろう、そう誓ったのであった(^_^;)。

ジャムシリーズ終わり。
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