蹴鞠2016年04月10日 18時45分18秒

今日の京都御所内では蹴鞠の演技があった。
2回あったのだけど間が1時間しか開いてないので、1回目の終わる頃に行って、人がはけたときに一番前に入るという戦法で、撮影に良い位置を確保。昨日は大変だったからね。

動きが速いので写真では解らないと思うけど、何枚か。ビデオからのキャプチャなので一部ぶれがあるのはご勘弁(デジカメでも撮影してたのだけど、横の人の体が盛大に写ってて使い物にならないので)。

最初に競技者が蹴鞠の庭に入って真ん中に玉を置いて一礼している図。
何せ宮廷の競技だけに、しきたりがいろいろとある。

鞠は重そうに見えて実は卵2つ分くらいの重さ(120~150gくらい)のしかないそうだ。中は空気で当たっても痛くないので、万が一外に出て当たりそうになっても逃げないで、と言われていた(逃げた方が危ないこともある)。

何せ袖付きの衣装でするのだから大変そう。なかなか続かない。
今回の最長は23回で、このときは拍手が起こった。

今日は風もなく曇りで暑くもなく競技にはなかなか良い天候だったそうだが(本当は少し風があった方がいいらしい)、それでもこの衣装を着ての動作だから、結構体力は使うと思う。時間が経つにつれて続く回数が減るのは体力に依るところも大きいと思う。

2組目の演技、というか競技。
競技の間はいろいろと説明をしてくれているのだが、ちょっと声が小さくて聞こえにくい。あんまり大きくすると競技に差し支えるかも知れないかも知れないから、仕方ないけど。

蹴鞠には何回するとか何分するとか言う決まりはないらしい。1番の人がまりを受け、その人が手でまりと持ち上げるまで続くのだそうな(他の人は終わらせられない)。今回も、1組目が約20分、2組目が15分くらいと長かった。

今行っているのは保存会の人たちで、曰く「読んでくれれば出向いて行きまっせ」とのこと。大きなお屋敷や学校でも結構行けるんじゃないかと思ったりした。

これも見るのは初めて。日本人として、一度は見ておくべきだよなぁ、と思ったり。

京都御所の春の一般公開は今日で終わり。今回は7日だけ雨に降られたけど、後は天気が保って、どえらい人であった。ここ数年で一番の人出ではなかろうか。しかも外人さんの比率が非常に高かったのが特徴的。
土産物屋の人も片言の英語で応対してたりしたけど、「いや、それ半分日本語」とか、漫画に出て来そうなネタが実際にあったりしておもしろかった。
今は一応円安だからだろうけど、来年以降はどうなるかねぇ。

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