夏の平安女学院イルミネーション2018年07月01日 07時17分10秒

毎年クリスマス時期にはイルミネーションを行う平安女学院だが、今年は夏にも行っている。たまたま準備し始めるところから見ていて、「はて、今年も夏もやるのかな?」と思ったらこれだった。
今年から始めたものだろうか。少なくとも私は今まで見た記憶がない。

どうも七夕に合わせたものらしい。

その短冊が花壇内左右端にあるのだけど、この暗さじゃ読めないなぁ。単体側のは明かりがあったけど、こちらは。
いや、なんかこちら半分電気が切れている気がする。ツリーも光ってないし。

土曜日だからか知られていないのか、人は少なかった。なんか一家族が座り込んでたむろしてたけど。

クリスマスに比べ全体的に簡素な感じがするけど、まあ、いいんじゃないかな。
白い三角のはペットボトルで作られているけど、冬場はクリスマスツリーのように見えたけど、今は同じ形がウエディングドレスのように見える。季節によって、物から想像するイメージというのは変わるものなのかもしれない。

ということで、いつまでやっているのかはわからないけど、7日までの可能性は高いと思うので、見たい人はお早めに。

出町商店街食べ歩きツアー夏編(1)2018年07月02日 06時09分59秒

昨年末にあった京都は出町商店街の食べ歩きツアーが6/30,7/1でまた催された。前回非常に良かったので今回も参加した。今回のほうが参加者の集まりは良かったような。

6/30の1件目は寺町今出川上ルにある改進亭。
ここが牛肉・豚肉のお店だけど、実はイノシシ肉で有名なところ。以前から気になってたけど、初めて入ることが出来た。


出していただけたのは焼豚。
手間がかかるため、毎週金曜日限定発売だそうな。私は買いにくいなぁ。土曜日に残っていることもあるそうだから、ダメ元で行ってみるか。

イノシシは冬限定。
もともとは大原とかの農家の人が獲ったイノシシをここまで持ってきて買い取ってくれないかという事から扱いを始めたとか。
昔は(冬場だから)店頭に転がしてあって、近所の小学生がこわごわ触って行ったそうな。今は大きくなった冷蔵庫に入れているそうだけど。

冷蔵庫といえば。肉屋では牛の一頭買いとかもするんだけど、昔は冷蔵庫がなかったから腐るまでに売りきらないと破産することもあるという、危うい商売だったそうな。で、冷蔵庫が発売されたときここでは真っ先に購入されたらしい。「電話と冷蔵庫はうちが京都で一番早かった」というのが祖父さんの自慢だったとか。

この店、出町商店街の1店ではあるけど、アーケード部分の枡形商店街の中ではなくちょっと離れている。寺町今出川上がる。アーケード街である桝形商店街が、京都アニメーションの「たまこまーけっと」の舞台「うさぎ山商店街」のモデル。

なんでこんな辺鄙な場所にあるのかというと、この店の南側;寺町今出川下がるの道路概要に幅が広いことからわかる。昔は寺町通りに市電が走っており、その終着駅がそこにあったのだ。ここから北;下鴨神社あたりは高級住宅地であり、電車を降りたお金持ちがここで買い物をする;特に当時牛肉は高級品だったからここでの商売が成り立ったということだ。電話も同様で、当時電話を持っているのは金持ちだけだったので、電話で御用聞きをしていたということ。店に歴史あり。

私も今回はじめて知ったのだけど、「出町商店街」と言ったときは枡形商店街を中心に、今出川通・河原町通を挟んだかなり広い範囲を言う。離れている感じがするけど、昔は道幅が今ほど広くなかったそうでもなかった。

今回のツアーではいろいろ歴史を聞くことができた。出町商店街は昔からあるからだ。この出町商店街の成立の理由も聞いたけど、それはまたの機会に。

出町商店街食べ歩きツアー夏編(2)2018年07月03日 06時35分11秒

次に行ったのは今出川通渡って南側にあるカメラ屋さん。オオカワカメラ。写真は撮り忘れた。

ここでは主に出町商店街の歴史を聞いた。出町ふたばから道路挟んでで向かい側も広いけど、そこにも市電の終点があって京都まで走ってたとか、昔は今出川から鴨川を渡る橋はなかったとかいろいろ。出町商店街の店は大正年間から昭和初期から続く店もそこそこあるようなので、いろいろ聞くと面白い。ここの店長さんは商店街の理事をしている(いた?)そうで、特にそういうことに詳しい。上御霊神社の祭り;御霊祭の役員さんもしているそうで、祭りの話もあった。神輿担ぎたい人は是非。だれでもOKなのがこの祭りのおもしろさ。5/18。

ここでは写真を撮ってくれて、話を聞いている間に印刷したものをくれた。2Lより一回り大きい版で120円位。なんていう名前かは忘れた。ちなみにその印刷機、1時間で1200枚ほど印刷できるらしいけど、1台でマンション買えるほどの値段なのだそうで。フイルムのインスタント現像機を作ったノーリツ製。

あと、今の時代こういうカメラ屋をやっていけてるのは、自分の家を兼ねているからとか裏話も聞いたけど、それはまあ内緒ということで。コンパクトデジカメの中古もあったので、今度機会があれば検討しよう。

新潟で発見した写ルンですもあるので、現像してもらおうかな。フイルムの現像してくれる店がなくなって出せなかったから。・・・と思って翌日行ったらそこから2連休だった。あれま。

・・・

次に行ったのは枡形商店街内のこちら。
枡形商店街の東端からちょっとの所にある。前回行ったお香屋兼おかき屋の隣。


頂いたのは豆乳ドーナツ。油もこめ油を使っているのだったかな。ドーナツの他に豆乳ソフトクリームもある。美味しいソフトクリームだけど、最近のマイブームは牛乳の味のするソフトクリームなので、ご無沙汰してる。

なぜ豆乳かというと、もともとは豆腐屋さんで修行されていたかららしい。ちなみに店の名前はあだ名からだとか。ここに店を出したのは、出町に思い入れがあった・・・のではなくてたまたまここが空いてたからとか。

この店は商店街の中では新しい方。それでも13年。

出町商店街食べ歩きツアー夏編(3)2018年07月04日 06時09分04秒

6/30最後はアイハート。
この真っ白なものは何?


パールコーンというらしい。真っ白。これを生で食べる。生でも柔らかい。メロンより高い糖度らしく確かに甘い。
農家から直接仕入れているそうな。このように、ここでは産直とか店長さんが旅先で見つけてきたものとかいろいろ面白い商品が多数ある。「食べ歩きツアーでスーパー?」と思ったけど、侮れなかった。流石はツアーに組み込まれるだけのことはある。

一緒にグリーンティーというのももらう。一番上の写真で左に写っているもの。簡単に言えば砂糖入り抹茶。これもなかなか美味しい。甘みが強くないのでさっぱりしてる。

この後グリーンティーを買いに店内に入ったのだけど、なかなかに面白い品揃え。見ていると楽しくなる。
値段も、面白いのはそこそこするけど生鮮食料品には安いのもある。

今までは生成ん食料品の購入は生協1本だったけど、これからはここも考えよう。

というような4件が6/30の食べ歩きツアーであった。去年分も含めこれで4*3=12軒重複なしってのがなかなかにすごい。これからも参加していろいろな店を知りたい。

似非しまなみ海道物語(39)2018年07月05日 06時13分55秒

先の道にも青線はない。

だいぶ走ってから「あれ、これおかしいのでは?」と思った。
今冷静に考えると、北回りしてたら、海は右手に見えるはずだけどここは左手だ。

ここで橋の袂の地図を拡大する。
最初の分かれ道は右手が農道だったが、これはこの後山の中に入っていくようなので走らなくて正解。しかし問題は、下り坂の先。降りる間に方向が変わっているのでここでは左手を選ぶと北になるのだ。右はやや遠回りになる南回りだ。

しかし、気がついたときにはもう遅い。これから引き返すより南回りをしたほうがいいいだろう。と思い直して走る。

地図付きGPS持ってんだから確認しながら進めばいいのに、横着するからこうなる。いや、実際のところ、走行中に確認することはほぼできないし、大雑把であれ地図を見ていたというのが判断を遅らせた。私は旅行は好きだけど目一杯方向音痴だから毎回こういうことをやらかすんだけど、今回もまたやってしまったと。こりないねぇ。GPSも自転車に固定する器具が必要かなぁ。

島の一番南側の風景。特に見るべきものはない。

島の西岸に入ると遠くに橋が見える。あれが次に渡る豊島大橋だ。

見えるけどなかなかに遠い。
見え始めからここまで来るまで今確認すると5分しか経ってないけど、その場ではもっと長くに感じた。

でも、「これで次の島に渡れる」と思ったら橋への入り口が見当たらない。そのまま橋の下を通過。

行き過ぎてだいぶ走ってからようやく橋へ登る道が見つかった。
島の南北の道は、橋の位置だけから言えば南側が僅かに長いくらいだけど、橋の入り口を考えると北側のほうがだいぶ短くなる=だいぶ時間をロスした。それでも南側に見るべき所があればよかったんだけど、これと言ってなかったしなぁ。あえて言うなら、これで帰り北側を通れば島1周が完遂されるということか。

橋への道は長くきつい坂道。流石にこいでは登りきれなくなって一部歩いた。

ひいこらいいながらなんとか橋の入口に到着。
橋への道のところからここまで15分もかかってる。ここで12:15。片道3時間予定ということは食事も考えると13時が折り返しになるから、ここから先はその判断も考えつつ走らなければならない。でもその前に食事。どうしよう?

似非しまなみ海道物語(40)2018年07月06日 06時01分16秒

豊島大橋を渡っている途中から雨が降ってきた。

橋は渡りきって上蒲刈島に入ったところですぐトンネルに入る。

やたらと暗くて非常に走りにくい。なんか車道に落ちそう。
と思ったらサングラスかけたままだった。陽のあるところでは減光具合がわからないがこういうところに来るとよく分かる。サングラスを「上げて」走行。この「上げて」の意味はまた後日紹介する。頭の上に上げたのではない。

結構長いトンネルだった。ようやく出口が見えた。

外は明るいのでまたサングラスを「下げる」。

やっと外に出たと思ったら結構な雨になっていた。とうとう降ってきたか。もう少し耐えて帰り道の途中までは保ってほしかったがしかたない。このままでは進めない。すぐトンネルに引き返して雨対策を始める。
上にはレインジャケットを、寒くはないので下はそのまま。アクションカメラは防水ケースに入れる。ただ、防水ケースに入れるとUSB給電できなくなるので1時間に1回は電池交換が必要になる。更に時間的制約が増える。一眼レフカメラには持ってきてたサランラップを巻いて防水。D7100は一応防滴になっているが、レンズはその限りではないから。

それでなんとか出発する。が、アクションカメラの揺れがひどい。どうも防水ケースのネジの締りがよくない。ティッシュ詰めてなんとかしのぐ。これは次回までの要改善点だ。

似非しまなみ海道物語(41)2018年07月07日 06時20分45秒

トンネルを抜けるとそこは下り坂だった。
なだらかではあるが長く続く坂道を下る。

で、下ったと思ったら今度はまた登る。
雨はだんだん強くなる。

どうしたものか、先に進むか引き返すか。その前に昼食はどうしようか。でもとりあえずその判断をするには現在地を確認しないとと思っていたら先に建屋が見えてきた。

蒲刈町ウォーキングセンターとある。このあたりにハイキングコースがあるみたいだ。
とりあえず、中に入って休憩と雨宿りしたいと思ったら、なんと見回りに出ているらしく開いてなかった。がってむ。

仕方ないので案内図の前で休憩だけ。開いてないのであれだが、ここでは食事の提供はしてないようなのでどのみち食事はなんとかしなければならない。

今日の昼食はこの先にあるらしいうどん屋に行こうと思っていた。
もうそんなに離れてはないはずだが、あとどれくらいかはわからない。しかし、この先もう坂道を登る気力がまったくない。

疲労とエネルギー切れで全然頭が回っていなかったのか、GPSを見て確認、という考えに至らなかった。それを見ていれば、本当にあと少しでうどん屋だと気がついたのだろうが、このときは「もうこれ以上先に進むのは無理」と判断しここで引き返すことにした。
大体13時。だいたい折り返し予定時間でもあるし。

でもお腹になにか入れないともう動けない。チョコレート6個と塩キャラメル1個を一気に食べて引き返し始めた。

出町商店街食べ歩きツアー夏編(4)2018年07月09日 06時26分06秒

明けて翌7/1、今日もツアーに参加。今の所皆勤賞。
折しも枡形商店街は七夕セール中。笹飾りけの中、サバも泳いでます。

これが整理券。ツアーは14時からだけど、この券は11時から配布。だから2回行かなきゃだめ。うちからそんなに近いわけじゃないから結構な運動量。最近は毎日歩いて行ってるのではあるけど。
実は昨日と今日と同じ番号だった。昨日は出かける直前に雷がなったため布団取り込んだり急にお腹が緩んでトイレ行ったりでギリギリだったけど、今日は余裕を持って到着。

今日の1箇所目は、おぉ、ついにかぶった。前回行ったお店。
河原町通に面したどころにある牛肉屋さん。

メンチカツ、コロッケ、それに焼豚。あれっ、豚もあるのか。
かぶってもいいよ、ここのは美味しいから。

今回も店長さんに、いろいろとこだわりを教えてもらった。揚げたて、油は牛のみ。メスのほうが繊維が細かくて舌触りがいいとか。
結局前回から今回の半年の間に1回も買う機会がなかったけど(他の店は着物屋さん以外すべて何某か買った)、これからは買いに来よう。

ちなみにこの店は、北寄り;枡形商店街東側の入口より北のところにもう1店舗あって、そこでは珍しい肉も扱っているらしい。
鹿肉とか書いてある。今度入ってみよう。

次に向かったのは最初の集合場所のここ。
食の雑貨屋だと思ってたら阿闍梨餅で有名な店だった。

ここも結構な歴史があるそうで、阿闍梨餅を売っているのもそのあたりの関係から。

頂いたのは小豆たっぷりの羊羹。
食べごたえ十分。
お話はどちらかというと「スマホばっかり見とらんで、直接人と人と顔を合わせて買い物しなはれ。おすすめも教えるし、料理方法も教えまっせ」(意訳)という感じ。そう思うし、その良さがここにはあると思う。

昔はこの商店街もすごい賑わいで、歩けないほどのこともあったとか。夜も22時まで開いてたとか。今と違って北の人が四条とか京都ではなくここで用を済ませたから(昔は京阪も出町柳までは来てなかったし)。柏崎の商店街にくれべりゃ十分人は多いけど、それでも多いってなほどでもないからね、今は。

出町商店街食べ歩きツアー夏編(5)2018年07月10日 06時14分28秒

次に行ったのは時計・宝石・眼鏡屋。枡形商店街の中央付近にある。
もちろんここでも食材の提供は無かったけど、技術の話を色々聞いた。時計修理の技術はちょっと驚くほどのものだった。あんな小さなものを店で加工できるのね。
それと、眼鏡の良し悪しについても話があった。表記上同じ度数でも見え方は違う。今度作るときはここでお願いしてみようかな。眼鏡市場の倍ほどしそうだけど、作っても使えない眼鏡だと結局作り直しになるので同じだ。ここは一発良い物を。
それにしても、店内にいた蝶の幼虫は一体何?一応本物のようだったけど、冷房の効いた店内でちゃんと成長するのかな?

最後に行ったのは漬物屋。枡形商店街日側入り口よりちょっと北に行ったところ。
ここは前回も来た。

坪庭がきれい。
実はうちにも灯籠とつくばいがあるのだけど、つくばいは完全に埋もれてしまっているからなぁ。再生しようかなぁ。

お店は同じだけど、漬物は季節物が結構あるので内容は違う。
4種類。このうち右にある長瓜のが美味しかったので購入。手前の山芋のわさび風味はわさびがちょっときつくて私には合わなかった。わさびが好きな人にはいいだろうけど。

ということで、4回目にしてとうとう重複が出てしまったが、それでも全体的には新しいところが多くて、また出町商店街の新たな一面を見ることができて非常に良かった。次回も見過ごさないようにしなければ。基本的には地元の人に知ってもらうためのイベントなのでインターネットなどでの告知はしてないそうだから、時々ここに来て案内を見るしかない。地震以降通勤で通るようになったから見る機会は増えたけど、注意しておこう。

似非しまなみ海道物語(42)2018年07月11日 06時24分20秒

ウォーキングセンターを後にする。
すでに13時前になっている。時間的にも引き返す時間だ。このとびしま海道を1日で往復するのは無理なようだ。豊島の南回りがなければもう少し先まで行けたかもしれないけど、それでも全線走破は無理だ。もし次回来ることがあれば途中1泊を考えなければならない。

このあたりはかなり高い位置を走っている。しまなみ海道では、いやとびしま海道でも峠や橋の前後以外はほとんど海岸沿いなので、それ以外の場所でこのような高い場所を走るのは初めてかもしれない。海が眼下に見える。
向こうに岬が見える。

先の下り坂のところ;逆だから上り坂をちょっと登ったところに看板があった、
県民の浜?なんか食堂があるようだ。昼食はそこに行こうか。

曲がると一気に下って海岸沿いになる。

振り返ると今走っていた場所が見える。
山が海まで落ちており、その中腹を道路が走っているのがわかる。その先も海岸は見えない。上蒲刈島はそういう島のようだ。まるで親不知のようだ。走り抜けるには相当体力が必要そうだ。

道路は再び登りになる。その先に色々あるようだ。


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