初夏の仙洞大宮御所(3)2017年06月04日 07時37分00秒

北池。
前にも書いたけど、ここの池の水は最初は鴨川の水、明治以降は琵琶湖疎水、じゃなくて御所専用の疎水で引いていたらしい。今は地下水。これだけ大きな池を維持できるのだから、京都の地下水は豊富なのだ。豆腐とか酒が多いのもそのおかげ。

アオサギが居た。
この後の写真でも出てくるけど、この日はたくさんのアオサギが見られた。


快晴。

上の写真の中央をアップするとこう。
ここが北池と南池を結ぶ掘り割り。見えている橋は紅葉橋。

初夏の仙洞大宮御所(2)2017年06月01日 07時46分20秒

最近忙しくてなかなかネタが書けないことがある。なので投稿間隔が延びる傾向にあるけど、あしからずご了承を。そのうちお宝映像とともに出せる、かも。

・・・
先に「とんぼ池」ネタを出したの飛んでしまったけど、仙洞大宮御所の続き。

御常御殿の前。右下の人が、今回の案内人。
快晴。前回の雪の写真と見比べるといいかも。

前回紹介だけしたけど写真にはよく写ってなかった、屋根の上の鎖。
これを持って、屋根の上の作業をする訳ね。

松、竹、梅は見えないけど近くにある。

場所はここ。


初夏の仙洞大宮御所(1)2017年05月23日 07時44分02秒

御苑内の花菖蒲・アヤメを撮影する途中、ふと大宮御所の前に行くと一般見学の申し込みをしてた。前回は横手の入り口から入ったが、今回は入り口が違う。
「何か違う物を見せてくれるのかな?」と思い、急に思い立って見学することにした。

前回は大雪の降る中、家まで身分証明書を取りに往復するのにどえらく難儀したが、この日も果たして身分証がないので往復する羽目になった。が快晴なので楽だった。

ということで、申し込んで、予定の時間になったので再度向かう。

北側の入り口入ってすぐはこんな感じ。
左手奥が北手口。その右手に自転車が見えるが、今回はここに自転車を止めさせてくれた。前回は中立売御門前に止めてここまで歩いたが、結構距離がある(約400m)。ここまで来ることが出来るのは大変ありがたい。

右手に見えるのが新しい待合室。これが完成したので北に出入り口が移ったようだ。

前の3倍以上広いのではなかろうか。
外人さんも結構多い。

無料のロッカーも用意されているので、荷物の多い人も安心だ。
私はカメラだけなので使ってないけど。

ということで、案内は前回と同じく大宮御所の車寄せの前からスタート。

今年は酉年だけど2017年01月05日 21時54分33秒

ということで、正月はぎっくり腰で寝込んでいたので、掃除も正月料理もほとんどできなくて、初詣も遅れたのだけど、なんとか杖つきでごく近所の護王神社さんへ行ってきた。

舞台には毎年のごとく大絵馬が。
このあたりの神社では一番大きい。

でも、護王神社さんはイノシシが守り神なので、何年であっても毎年生きイノシシ(^_^;)が来る。
ももちゃんとかりんちゃんはもうベテラン。

むぎちゃんはまだ「比較的」若い。

なかなか外に出ている時間に出会えないのだけど、3回目に行ったときにようやく散歩しているところに出会えた。
目が可愛い。

ということで、生イノシシに会いたい人は、確か6日・・・って、明日までなのでお急ぎを。

平安神宮神苑無料公開(後編)2016年06月05日 05時06分49秒

中神苑。

ここも睡蓮が咲いていた。
カキツバタもあるそうだが、もう終わっていた。

池の中には飛び石がある。臥竜橋というらしい。
一方通行にして欲しいところだが、なってないのですれ違いがなかなかにスリリングであった。


園となりは東神苑。一番大きな庭。中神苑と繋がる池の中には橋殿がある。
この角度、桜の季節には綺麗だろう。

左手が橋殿「泰平閣」、右手が尚美館。この日は何やら行われていた。結婚式かもしれない。
この写真でも分かる通り、この日は全く雲1つない快晴。実はメインカメラをD90からD7100に変更したのだけど、D7100はNikonらしくなく記憶色補正がある(特に緑がきつくなる)のだけど、この青空はほぼこのまま。京都ではめったに無い青い空。

泰平閣を真横から見る。

渡りきって反対側から。こちら側からの方が近くに見える。

ということで1周。
それにしても綺麗な青空だ。

最後にちょっと尾籠な話を。1周には1時間半ほどかかったのだけど、その内30分位はトイレにこもっていたような。実は行きの自転車に乗っている時からお腹が痛くなって、入場前にまず1回、入ってからも4回ほどトイレに駆け込んだ。神苑はかなり広く、「トイレなかったらどうしよう?」と思っていたのだけど、2箇所ほどあって助かった。特に東神苑横のトイレがなかったら大変なことになっていた。合掌。
ちなみに、平安神宮門入ってすぐ左手にあるトイレは紙がないが、新園内はある。そこが普段有料と無料の違い。ただ、どこも大のほうがに狭いんよね。扉の開け閉めに苦労した。あまり急いでいるときは危険なので余裕を持って入ろう(^_^;)。

平安神宮神苑無料公開(前編)2016年06月04日 06時45分02秒

6/3は平安神宮で普段は有料の神苑の無料公開があった。
多分、年に1回。
雲1つない快晴。日に当たると暑さはあるけど、気温は低めで歩くには非常に良い日だった。

ここの神苑は趣の異なる4つの庭から構成されている。
ここは入ってすぐの南神苑。
ここは川の流れを中心にしている。桜があるので、3月末から4月初めに来るとさぞ美しいと思う。今は僅かに花菖蒲と萩(の一種)が咲いていた。

萩。

次は西神苑。ここは池があって、花菖蒲が満開だった。
なかなかに壮観。

それにしても、平日だけど人は多い。その殆どが高齢者。お金を余しているご老人には、ぜひとも有料の日に来ていただきたい。無料公開日を狙らないと入れない人に愛の手を。いや、この日は傍若無人な老人はほとんど見受けられなかったけど、多いからね。

僅かに盛りを過ぎてはいたが、まだまだ綺麗。

中心に黄色い筋があるので花菖蒲。

池は1周できるけど、混雑していてなかなか回れなかった。

池には睡蓮も咲いている。

睡蓮と水面に映る花菖蒲。

続いて中神苑に向かう。

京都迎賓館(9)2016年05月07日 06時14分30秒

池の端に船が停泊している。「和船」(わせん)という。
池に出て舟遊びをするためのもの。京都に迎賓館を作るなら貴族の舟遊びを再現しようというのは当然の考え方であろう。
見ても分かる通り底が浅い船なので、比較的浅めのこの池でも行けるのだそうで。でも、開館して10年、まだ4組しか使っていない(NHKの番組ではその少ない1回を写していた)。一応全ての人におすすめはしているのだけど、分刻みのスケジュールの要人が多いので、実現まで行かないとか。
ということは、ずっと水に浸かったままになるのだけど、桐以上に水に強い「槇」(まき)という木材なので大丈夫らしい。「槇」は極めて入手困難なだそうだけど、こういう時のために入手して寝かせておいたものを使ったとか。
ちなみに、館内の洗面所にも槇が使われているらしいが、非公開なので見たことはない。

和船の停泊している前の部屋。奥に屏風が見えるけど、此処から先は前回も今回も非公開。
GoogleEarthで見るとこの奥にも建屋があるけど、おそらくは宿泊施設などがある。公開されることはないかな。幾つかは写真で見たことがあるのだけど。

ということで1周終了。ゆっくり回って1時間のコース。

玄関。このテーブルはなんだろう?

玄関扉の引き手。ここにも細かい細工が施されている。
七宝焼らしい。七宝焼って、名前は知ってても工法は知らなかったのだけど、金属の素地にガラス質の釉薬を焼き付けてるくるのね。てっきり陶器だと思ってた。

もっとアップ。七宝を知っている人によると、この直線の出具合は信じられないレベルだそうで。それほど高度な技術ということ。

その横のガラスにはこれがある。

この角度から見るとわかったが、立体的なものが貼り付けてある。
これ、実は衝突防止のためだそうで、要人の人は当然玄関扉から入るけど、SPなどは横から先に入ろうとし、そのガラスが透明度が高いので衝突することがある。なので、ガラスがあることがわかるようにこれがあるらしい。

とにかく、隅から隅まで、最高の技術が集積されているのがここ京都迎賓館なのである。それがおもてなしの心とともに賓客を迎えているわけであるが、果たして、どれだけの人がそれに気がつくだろうか。ヨーロッパの人は気が付きそうだけど、アメリカとか赤の国の連中にはもったいないんじゃなかろうか、などと思ったり、思わなかったり。

玄関を出て、

スロープ降りて、

これが地下。広い。
迎賓館は地下1階地上1階建て。公表上は。
あと、あまり知られてないというか、今回の説明でも出てこなかった話でひょっとしたら秘密かもしれないけど、いざというときの避難場所(シェルター)もあったりする。某筋から聞いた情報。きっと脱出用の(以下国家安全上の懸念により削除^_^;)。

そういえば、この右奥手でDVDが流されていたのだけど、それはこれ。
前回の特別公開時には売られていたのだけど、今回は売ってなかった。値段は510円と安い。先日友人が来た時に一緒に見たけど、使われた技能の紹介だけなので、細かい技までは解説してない。また、織物に関しては紹介がなかった。加て、迎賓館全体の解説もないのでちょっと物足りない。そういうDVDも欲しいなぁ。あまり館内を細かく写すとまずいのだろうけど。

そういえば、前回の公開時には土産物が売られていたのだけど今回はなかった。今回こそ人が多いから売れば儲かっただろうに、なぜ?

というところで、迎賓館見学ネタは終わり。

・・・ではあるけど、思い出し次第追記していこうかと。自分の記録としても。

京都迎賓館(8)2016年05月06日 06時39分00秒

この池にいるのは新潟県は(旧)山古志村産の鯉。
新潟は全国でも有数の鯉の産地であり椎谷にも鯉の池があった(休耕田を使って養殖していることもある)が、山古志村は実に全国の70%を産するのだそうで。それでも毎年数匹はなくなってしまうので、補充される。それは琵琶湖産なのだけど、その稚魚はやはり山古志村から持ってきて琵琶湖で育てたものだとか。あと、もう10年も経つのでここで生まれて2世もいるらしい。専門家にはそれがわかるらしいのだけど、普通の人にはさっぱり。

そういえば、ここの鯉には何種類かいるらしく、天皇陛下が見つけた種類もいたんじゃないかなぁ。
これらのようにヒレの形が琉金のようなひらひらなのはよくわかるけど、ウロコが背中に集中しているドイツ産のもいるとか。

船が停泊している。それについては明日。

桐の間の外には飛び石と石灯籠がある。
ちなみに、うちの坪庭にも飛び石と、石灯籠、蹲があったりする。うさぎの掘り返した土に埋められているけど(^_^;) 京都の町家。

浅い池の方にはこの植物が植えられている。日本は瑞穂の国なので稲穂を植えたいのだけど、それだと秋には枯れてしまうので、同じイネ科の常緑のこれをうえているのだとか。
名前は忘れた。

あっ、かものつがいが休んでる。
ここに住んでいる子じゃなくて、外から飛んできたの。御苑内では出水の小川のところにも時々つがいが来る。鴨川からかな。

端の屋根のところには昆虫の透かし彫りがある。
蝶。
キリギリス。
鈴虫。
トンボ。
いずれも日本を代表する虫といえるか。
こんな細い線を彫るのはすごい技術だと思う。どれだけの人が気がつくかな。

もう少し引いての写真。こっちの方が場所がわかりやすいか。
なんでも、最初は四神を彫ろうかという話もあったらしいのだけど、外人にわかりやすく日本的なものということでこれらの虫になったとか。四神なんて彫れるの?という気もするけど。

京都迎賓館(7)2016年05月05日 06時14分52秒

次は池と廊橋。
迎賓館は、この池を囲むように建てられている。GoogleEarthによるとこんな感じ。
池の中にある斜めが廊橋。

前回はこの橋の上からの撮影は禁止されていたので初めての写真。

まずはこの写真を出さねば。
おばあさんが乗り出して見ていて、傍から見ていて非常にハラハラした。職員の人も心配そうに見ている。
この人、じゅうたんからはみ出ているので、本当はその時点で注意されるべきなのだけど、それどころじゃなかった感じ。そういえば、この人杖持ってる。杖はOKだったか。

廊橋挟んで右手。
この日はちょうど池の掃除をしていた。いやまあ、珍しい光景ではあるけど、一般公開中にすることはないんじゃないかなとも思ったり。

こちらは後日の写真。
最初にも書いたけど、ここの屋根はニッケルステンレス合金で、この色合は塗っているのではなく自然に出てきた色。銅板に出てくる緑青に似ているけどそうではない。緑青には毒性があり、それが鯉によろしくないので使われなかったそうだ。

右手奥をよく見るとあやめが咲いている。流石に綺麗に植えられている。
近くに見られたらさぞ綺麗だろう。

池は廊橋挟んで右手(上の写真)が水深1.5m位の深い池、こちら左手が数十センチの浅い池となっている。
深い池からこの浅い池、さらに奥に見える夕映の間へと水の流れが続く、そういう意匠である。日本の美意識の粋が結晶しているのがこの京都迎賓館である。

京都迎賓館(6)2016年05月04日 06時20分15秒

桐の間の前にはこういう場所がある。

今回は何も飾られてないが、前回はこういう展示があった。
床の間。


このあたりの壁は土壁だが、そこで使われている土は敷地内で採取された京錆土(きょうさびつち)というもの。江戸の昔、この場所には公家屋敷があったので、そこで使われていたものではないかとのこと。経年変化で錆が浮き上がり良い風合いになる、壁に使うのには非常に良い土だそうで、これを使わない手はないと言うことになったそうな。「使ってくれと言っているようだった」と聞いた気が。

そこから前は暗い通路になる。今回はここは素通りさせていたが、実はこの左に見える扉の向こうには「琵琶の間」という立礼式呈茶を行う、または随行者が賓客を待つ待合室ともなる部屋がある。
前回は覗くことが出来た(撮影は禁止)が、今回は紹介が全くなし。迎賓館には説明のパンフレットが用意されているが実はそれも前回と今回は違い、今回はここが省略されている。秘密にしたいの?

格子戸の隙間から僅かに見えたので撮影。
名前の由来になっている琵琶などは見えなかった。

振り返って見る。
右手の扉の奥が「琵琶の間」。

さらに進むと庭へと向かう。

この右手下に敷いてある石、これも良い石らしいのだけど、この下は網になっていてそこから空調の空気が吸っている。ほんの少し見えている部分があったので撮影。

館内は当然空調完備だけど、その吸気・排気口はうまく隠されていてわかりにくくなっている。他の場所の通気口を幾つか。

こことか、

ここもそう。上にあるものは出す方、下が吸気だと思うのだが、どうだろう。逆だとホコリが舞い上がらない?ホコリが上がる清掃はしてないか。


(C)おたくら編集局