長谷寺 ― 2024年07月12日 20時37分20秒
奈良は長谷寺に行ってきた。法要参加のため。
ここは真言宗豊山派の総本山。椎谷にある華蔵院もこの宗派。
有名な長い回廊。399段ある。本殿に入る階段も含めていわれがあるのだけど、それは行って聞いてみて。
ちょうどこの日まで寺宝展が無料だったので見せていただいた。
本堂。
舞台から本堂方向。
今回持って行ったカメラは超広角レンズではなかったので全体が写せなかったのが残念。ご本尊十一面観音像も撮影は禁止。本堂の中も。
五重塔。
昭和29年建立。
あじさい回廊。前来た時にはなかったので最近から行われていると思う。
これもこの日まで。
回廊を横から。
こちらは睡蓮回廊。こちらも初めて見た。
長谷寺の横手にある與喜(よき)神社。
川を渡ってきつい階段を上った先に本殿がある。
境内では聞いたことが無い蝉の鳴き声がした。
與喜神社からは長谷寺に向かう道があって、その途中からは長谷寺の舞台が一望出来る。
梅雨の間の晴れ間の1日で気持ちよく参拝させていただいた。でもとにかく暑くて家に帰ったらぐったりしてしまった。1週間たっても疲れが抜けきらない。山の方だから京都市内に比べれば涼しいけど、それでも昨今の気象では十分暑いので気を付けてお参りを。
廬山寺 ― 2024年07月02日 21時39分03秒
京都は御苑東にある「廬山寺」(ろざんじ)。
紫式部が住んでいた邸宅跡に出来たお寺(このお寺に住んでいたわけではない)。
今年のNHKの大河ドラマ「光る君へ」では最後にゆかりの地の紹介をしてて、ここも絶対いつかは出てくるとは思ってたけど、6/30にやっと紹介された。
今「まひろ」が住んでいる場所がここ。元々はその祖父がここに屋敷を建て、その後も一族が住んでいたらしい。話の時点ですでに築50年を超えてるはずなのでぼろぼろだと。おそらくいずれ話に出てくる娘「大弐三位」もここに住むことになる。実は左大臣の邸宅はこの北すぐ近く。こんなに近くに住んでたのね、と。
庭は今桔梗が満開で美しい。
良い場所なので余り観光客が押し寄せて欲しくない。ゆっくり落ちついいた雰囲気を楽しんで。
境内には豊臣秀吉が作った「御土居」も残っていたりする。見る人が見たらいろいろとあるお寺。
・・・追伸・・・
しばらくご無沙汰してた「写真で見る椎谷の100年」関係の話もそう遠くない時期に出来るかと。
2021京都桜(14) ― 2021年04月13日 08時22分45秒
土曜日・日曜日は京都御所の特別公開だった。
今は年中一般公開はしているが、更に特別な展示をするのだ。昔の一般公開の代わりと言っていいだろう。
京都は土曜日に続き日曜日もほぼ快晴できれいな青空が人がっていた。
実はカメラのイメージセンサーにホコリが付いているのが前々から気になっていて、一度メーカーのサービスセンターに持ち込んできれいにしてもらおうと思っていたのだが、昨今の状況に加えニコンはサービスセンターが梅田から心斎橋に移転してしまった(はず)なので余計に行けなくなった。そこで、前に買ってあったクリーニングキットで自分で清掃してみることにした。なかなかに苦労したけど結果はバッチリ。ゴミが消えた。昨日までの写真を見るとゴミがうっすら写っているものが多数あるのだが、それがなくなっているのがわかる。
それはそうと、その清掃したカメラのテストも兼ねて御所に行ったわけだが、ゴミの有無は青空を撮影するのが一番良くわかる。取説には白い紙を撮影、と書いてあるが、白い紙はピントが合わないので撮影しにくい。青空をバックにした建物が一番。
まさしくその構図になった、京都御所の新御車寄。
青空にゴミは写ってない。
これが牛車。
京都御所の近くでは、実は例年なら年に数回は公道を走る牛車を見ることができる。うちの家の前に牛車が止まったことさえある。上御霊神社のお祭りや葵祭でだ。時代祭でもあったかな。でも去年は中止、多分今年も中止されるだろうからしばらくぶりのご対面であった。
紫宸殿。御所の中心的建物。
特別公開だけど、京都はマンボー(仮名)発令、されたと思ってたらまだだったようだけど、何れにせよ人が非常に少なくこのとおり。
しかも紫宸殿の前は1人縦隊になるようにロープが張られているので余計に素に見える。
正面。
実際には、後ろに多数の人が連なっていたので、ちょいと急かされたんだけどね。
少御所(手前)と御学問所(奥)。
御学問所では、天皇の勉強の様子が人形で再現されていた。
その前の庭。御池庭。
中央の岩のところにアオサギがいるのだけど見るかな?
御常御殿前の庭;御内庭。
ということで、空いている中青空ではエルゴ所内を査閲英で来たのは良かった。清涼殿は現在屋根の檜皮の吹き替え中で見えることはできないのは残念だったけど。でも檜皮を打ち付ける音は聞こえる。
そういえば入る前に手荷物検査もあったのだけど、カメラバッグの中にフィギアを入れてたので、「君、これは何かね?」と言われたらどうしようとちょっと焦った。いや、検査の段になって入れてるの思い出して、なんと説明しようか考えを巡らせてドキドキしてしまった。フィギアを連れているときは気をつけよう。
間違い探しじゃないけれど ― 2020年06月20日 17時57分22秒
今年はしまなみ海道もGWに新潟も行ってないのでネタがない。なのでなかなかここに書くネタもなくて更新が飛び飛びになるけどご容赦を。本当は大変なことがあるんだけど、ネタには出来ない話だっ理するので。一緒に苦難を乗り越えられる人がいればなあと思ったり、癒やしが欲しかったり。
・・・それはそうと・・・
これはうちの近所の神社の様子。上と下でわずかに違うんだけど、何処だかわからるかな?ヒントは、上が5/30、下が6/6。
答えはがらがら?の綱の有無。
5/30の段階では新型コロナウイルス対策で綱が外されていたが、6/6では元通りになっていた。
こんなところにも影響があったのね。
まあ、今はまだ綱を積極的に触らないほうが良いような気もするけど。
ウイルスは手で接触しただけでは伝染らないけど、その手で口や目を触ったりすると感染するから要注意だ。
京都桜2020(18) ― 2020年04月10日 05時44分24秒
上賀茂神社。
(アップはしなかったけど)先週も来てた。先週と大きな差はないけど、花の密度が増した感じ。
アップ。
手前が斎王桜、奥が御所桜。
斎王桜は終わりかけ、御所桜ももう満開は過ぎている感じ。
御所桜を別方向から。
それにしても、先週は異様とも思えるほど人が多かったのに、今週は人がいない。境内もこの様子。
先週は結婚式ラッシュだったので、大安だったのかも知れない。
二の鳥居入っても人がいない。
ひょっとしたら、ここで人が写らないという状況を見るのは初めてかも。
あっ、人がいた。
手水。
実は先週は水が止められていたが、
今週は流れていた。
でも杓は置いてない。マイ杓を使えということか。流石に持ってないなぁ。
水を流しておかないと竹の傷みが早いのかも知れない。
京都桜2020(10) ― 2020年04月02日 06時05分57秒
さて、処変わってここは出町商店街近くにある本満寺。
いきなり余談だけど、Google日本語入力が(学習消しても)腐った変換しかしないようになったのでMS-IMEを使っているのだけど、これはこれで固有名詞が全然だめという弱さがある。困ったもんよ。
・・・
ここは桜で有名なお寺らしい。とはいえ、私は八重が咲く頃にしか訪れたことがない。毎年忘れてしまっているからだが、今年は運良く行くことができた、というより、府立植物園に行く前に前を通りかかって思い出したと。
境内入ってすぐのお堂の前の桜は山桜系か、満開。
その横の1本も。
横のお堂の脇にもある。
確かに境内に桜は多いけど、特にここが桜で有名な理由はこれがあるから。大しだれ。
初めて満開で見ることができたけど、これは素晴らしい。
満開を少し過ぎたところか、花びらも大分散っているが花の絶対量が多いのでまだ圧倒的な迫力がある。
下に入って見上げる。あまりに広いので1枚の写真には収まらない。
ということで、GoPro HERO8を持ってきて動画撮影からの1枚。
超広角のそれを持ってしても収まらない迫力。
真下に来ると超広角でも全景が収まらない。
戻って、ちょっと左手からもう1枚。
奥のお堂にも枝がかかっている。
これは良いものを見ることができた。
ここはさすがに人が大勢居た。でも少ないんだろうなぁ。撮影にもそれほど困らなかったし。そういえば、学生の一群がいたのだけど、最近の学生は良いカメラ持ってまんなぁ。
そうそう、ここでは桜の保全のための寄付を募集している。感動した方は是非。私も一口させていただいた。すると、お礼の品がもらえる。私はポストカードにしたけど、クリアファイル他もある。
おまけ。境内にあった。
誰かが置いたのかな。美しくかわいらしい。
更におまけ。翌日の様子。一転して晴れになったのでより一層美しさが増した。
ただ、人出がすごくて人なしに写すのはできなかった。わずかに横からの画角なのもそのせい。
後ろ側からの縦パノラマ。
これで超広角なら言うことなしなんだけど。あっ、縦パノラマで2枚撮影して横につなげればよかったのか。それは来年への課題ということで。
お盆新潟・白馬2019(46) ― 2020年02月06日 06時15分49秒
とん入上人さんが作ってくれた石段で上がる。が、ここも草が結構ぼうぼうだ。石段が見えない。
とん入上人入滅の場所は、集落が見渡せる絶好の撮影ポイントなのだが、ここも草が多くて近づけない。
そういえば石段でお堂に行くのは久しぶり。最近は車で行くことが多いから。いや去年も来たかな?
今年ここの御本尊の御開帳がある。
住職一代に1回限りで35年ぶりらしい。年齢的には前のも見られたはずだけど、当時は全然興味がなかった、というか知らなかった。残念ながらGWでもお盆でもないから、別途来ないといかんなぁ。開白法要(「かいびゃく」とは始まりの意味ね。「てんちかいびゃく」という言葉で使う「開闢」とは漢字は違うけど意味はほぼ同じ)は火曜日か。流石にそれは無理だから金曜日休んで金~日で行くかなぁ。
2020/04/10更新;御開帳は延期が決定されたようです。概ね1年先延ばし。詳しくはこちら。
お隣の香取神社へもお参り。
お堂の駐車場横から米山撮影。今日は本当に綺麗。
下に降りる。前にも書いたけど、今はここの集落は限界集落に近い。バスも1日これだけしか来ない。
昔は1時間に1本はあったんだけどなぁ。老人の免許返納議論があるけど、ここでは車は必須。そういう話は公共交通機関の発達している都会限定でやってくれ。
家に帰ってきたら11時前。汗だく。
ここしばらくの新潟は涼しくない。台風からの風によるフェーン現象か。気温だけなら京都より暑いかも。今日も37度とか言ってる。ただし、乾燥しているので気温に反して過ごしやすい。市内放送では熱中症に気を付けてと言ってるけど、うちはエアコンないからなぁ。
GPSの地図を調べる。あれ、SDカードのスロットの蓋が開いてる。
閉めて起動したら地図が戻った。日本地図はSDカードに入れてるから、それが読めなかったためにこうなってたようだ。1つ勉強、というか経験。
お寺さんが棚参りに来られるのを待つ。
そう言えば、白玉団子作ってない。待っている間に作る。
晴明神社 ― 2018年10月20日 08時38分10秒
長谷寺(3) ― 2018年06月12日 05時56分10秒
接待の後、早く帰っても仕方ないので、境内をゆっくり散策しながら降りていく。
登廊の途中にこんな看板があった。
行きから気になっていたのが、朝はまだ準備中だった。まだお昼を食べてないのに先にデザートを食べるのはどうかと思ったけど、境内では食事はできないので、食べていくことにした。
場所はここ。登廊から脇にそれたところにある「月輪院」。
で、これが実物。
バニラと抹茶のアイスに小豆、下にはちょっと塩味の付いたフレークが入っている。甘くなった舌を復活させるにちょうどいい塩梅。これで500円なら安い。窓からの新緑を眺めながら頂いた。
この場所から下を見ると登廊がよく見える。
これで牡丹が満開なら更にきれいだろうね。またいつかそんな時期に来てみたい。
長谷寺(2) ― 2018年06月11日 06時00分14秒
長谷寺は花の寺としても有名だけど、今の時期はあじさいが咲いている。
境内あちこちに咲いているが、9日現在ではまだ咲き始めという感じの花が多かった。
本堂下のここは結構咲いてた。
長谷寺は山の寺だけに階段が多く、腰を痛めている物には少々つらい。なんとか治ってほしいんだけど。
これが舞台から見えていた五重塔。
実はここで5枚ほど撮影したはずなんだけど、この1枚しか記録されてなかった。私のD7100は完全な不良機。このように記録されないことがたまにあるし、シャッターが降りないこともある。いずれも電池を抜かないと改善しない。多分静電気による問題。でも、修理に出しても再現しないと言われる。5年保証つけてるけど全くの役立たず。先代D90ではそんなことは一度もなかった。Nikon機への信頼が大きく揺らいでいる。次回は買うかどうかわからない。
10:50から供養(正確には50分集合で、11時から供養)。
供養を申し込んだ人は本堂の中での読経に参列することができる。すでに永代供養をしてもらってて年参りに来ている人と、私のように今日申し込んだ人がいるようだけど、今日の人は私ともう1組だけのようだった。それは祝詞のときにわかる。
読経の後は、普段は外から拝見するしかないご本尊、十一面観音像の真下に行き、触れることができる(ただし現在は特別公開中。有料)。
ここの観音様は錫杖を持ち、右足を少し上げて立っておられる。それが何を意味するかというと、人々の救いを求める声を聞いたらすぐに出向ける、いや、錫杖を持ってすでに出かけられている姿勢である、ということだ。ありがたい。
さらにもう1つ。ここはもともとは観音信仰の寺だと書いたが、実はお寺であると同時に神社的性格も持っている。それは、観音様と両脇にいらっしゃる2像(お名前は失念)は、神様でもあるからだ。それぞれの前に鏡があるのがその証拠で、向かって左手は春日大社を、右手は伊勢神宮も意味しているらしい。すなわち、ここにお参りすればそれらの神社もお参りしたことになるのだ。さらに言えば、ここのお勤めでは隣接する山に鎮座する神様のために柏手も打つ。昔の神仏混合の形式を今に残している。2/14に行われる火まつり「だだおし」も他の真言宗のお寺にはない独特のものだ。
本堂での供養のあと、こちらの大講堂に移ってお茶の接待を受けた。それは本日永代供養を申し込んだ人だけ。
詳しい話の内容は書かないけど、実はここまで書いた寺の縁起や諸事情についてはここで教えてもらったことだ。そういうことを知ってお参りすると、知らないのとは全く違うお参り仕方というか見方ができる。非常に勉強になるお話だった。合掌。時間を忘れて聞き入っていた。外に出たらもう13時を回っていた。
大講堂の前から見る本堂・舞台は美しい。お寺が山の中腹にあるのがよく分かる。
アップで。
緑が美しい季節。
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