樽収差 ― 2008年12月28日 15時07分16秒
たぶん写真を載せるのは初めて。
いや、それが主題じゃなくて、この写真を見るとよくわかるけど、
COOLPIX P60は「樽型歪曲収差」がけっこうある。
スピーカーもテレビも四辺が曲がっているはずがないのに、
この写真でははっきり曲がって見える。
「歪曲収差は単焦点レンズよりもズームレンズに、大口径のレンズよりも小型のレンズに出やすい傾向にある」らしく、ということはコンパクトデジカメに出やすいらしいが、まさにそれが見えたという所。
あと、この画像はISO400のF3.6で撮影されているけど、
その割には結構ノイズが多い(特に暗部)。
この辺りがCCDの単画素当りの面積を減らした=高画素数にしすぎた
反動であろう。センサーの感度が落ちているのだ。
コンパクトデジカメは600万画素あたり、一眼レフでもAPS-Cでは
1000万画素あたりが感度と解像度のバランスが取れた良いところではないのだろうか。
感度はもろCCDの受光面積に比例するから、それが大きい
富士フイルムのハニカムCCDはやはり優秀だと思う。
200万画素の4700Zで撮った写真が、今でも一番きれいだと思うから。
買おうかなぁ、FinePix F100fdあたり。
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