2020新潟・白馬(95)2021年09月01日 07時57分44秒

降りてきて、ホテルに戻って即温泉へ。みみずくの湯。16:24。
ナビがむちゃくちゃなので自分の記憶で行く。

帰り道、コスモスが咲いている場所があったので撮影。
そういえば、例年コスモスが咲く頃には府立植物園に行くのだけど、去年は行かなかったような。

で、夕食。18時から。
前菜は合鴨のパストラミ。
「パストラミ」とは、肉を塩漬けにしてから燻製にしてにした物で、元々は冷蔵庫のない時代の保存食だったらしい。

パンプキンスープ。

サーモンとチーズのソテー、チリソース。
「ソテー」は前に書いた気もするけど、平たいフライパンに少量の油を敷いて(比較的)高温で焼く調理法。素材に均一に熱を加えるため浅く平たいフライパン上で細かく揺すって調理するのだそうで。そういえば、内にもやたら浅いフライパンがあったけど、あれがソテー用か。普通にフライパンとして使ってたけど、今度ソテーっぽい物作ってみようかな。

シーフードと野菜のサラダ。
エビ、イカ、アサリ。

メインは牛カルビのグリル、赤ワインソース。
「グリル」とは網焼き(相当)のこと。だから七輪もグリル。「サンマのグリル焼きにございます」と言われたら、七輪で焼いたサンマという意味で・・・食べたい。

デザートはチーズケーキと紅茶。
2時間近くかけてゆっくりいただきましたとさ。ごちそうさま。

部屋に戻って充電しまくる。SONYカメラ電池2つ、Canonカメラ、GPS用にエネループ4本、モバイルバッテリー、別のモバイルバッテリーからiPadへ。ドローン、充電式GPS。多過ぎ?

21時には寝る。とにかく眠くて。歩きながらも頭は寝てた感じ。

2020新潟・白馬(96)2021年09月02日 21時34分00秒

10/15。
朝の麓はいい天気。
今日は五竜小遠見に行く。上も晴れてくれてるといいんだけど。
昨日までは鷹匠さん(仮)(^_^;)にお手伝いいただいて鳥瞰撮影をしたけど、今日は自分でドローン飛ばしたいので余計に。

おいしい朝ご飯いただきます。
ということで、志鷹さんの連泊、今年はここまで。で、大変残念だけど、いつも大変良くしていただいていた、ホテルマンの中島さんが、腰を痛められたと言うことでお辞めになられると。私が初めてここに来たのは祖母がまだ健在で連泊していた2002年のことなので、かれこれもう20年近くも前のことになるのですか。本当にお世話になりました。私は人が少ないときに行くことが多かったのでお話しさせてもらうことも多かったですが、お人柄も良く花を教えてもらったり、白馬朝顔の種もいただきました。ホテルでは会えないのかもしれませんが、また白馬に行ったときにはお会いできればうれしいです。今年は行けるかどうかわからないのですが。

ということで、荷物はまとめたけどホテルで預かってもらって五竜へ。
五竜はホテルから見ると南側で、栂池より化は近いような感じがする。9:09.昨日の栂池よりこちらの方が車は多いような。駐車場が比較的狭いからそう思うだけ、ではないような。

まずはゴンドラで高山植物園まで行くのだけど、気温は6度とな。山用雨具と手持ちの手着る限りの厚着を持ってきたけど、なにせ新潟がに暑く、夜以外半袖で行けたので、それほど厚着は持ってない。耐えられるかな?
なんかいろいろと営業終了になっているけど、まあもう10月半ばだもんね。山の上は早ければそろそろ雪が降ってもおかしくない時期だから。

中は人は少ない。車の人は一体どこへ行った?

さっきの受付=券売所からゴンドラ乗り場まではちょっと歩く。
そこの間に花が植えられているのだけど、行きは省略。人工だからね。なんか上の方は雲の中なんですけど。

ゴンドラ乗り場。

ゴンドラ乗って、下界の方は曇ってはいるけど、まだ視界は効いて見渡せる。

でも登るにつれて雲の中に入ってしまった。延々雲の中歩くのはいやだなぁ。小遠見までの道は結構きついから足下が見えないほどだと危ないし。


2020新潟・白馬(97)2021年09月04日 08時11分05秒

ゴンドラ下りてまず第一声「何も見えましぇん!」
いやもう霧と言うより雲の中で、多分視界は10mあるかないか。進めるかなぁ。
とりあえず、これは絶対濡れるので雨具を着る。

こんな中なのに、修学旅行生がいる。しかも京都。駐車場に止まってたバスの一群はこれか。中学生か高校生。せっかく人を避けてここに来てもこれではなぁ。

本当に何も見えない状況なのだけど、そこはそこ、初めて来たのではないので感で進む。まずの目的地は、この高山植物園の上にある地蔵の頭。

途中分かれ道があってもどちらに行けばいいのかは感。
あってますように。

うっすらとリフト乗り場が見える。
この高山植物園は斜面にあるので、それを上から降りながら見ていくためのリフトがあるのだけど、今日は、ひょっとしたら今シーズンはもう止まってる。

現在地はこんなあたり。


植物園抜けて木道に入る。木道+階段。
周りは紅葉してる。でも今は直近のしか見えない。

地蔵の頭到着。
ケルンの中にお地蔵さんがいらっしゃる。

むむっ、こんなところにゴミを放置している馬鹿者が!
どこに行っても何かしらの愚か者がいるよね。ゴミ捨て1つ満足に出来ないとか、くそうるさい音を立てて喜んでいるとか。そんなこと、普段住んでいる場所でもやってるのか?「旅の恥はかき捨て」は、旅先でなら何をしてもいいって意味じゃないぞ。大人になっても子供の心を忘れないのはいいことだけど、己の欲望ばかり主張する幼稚性はだめ。他人や環境、周りに対する配慮を出来るようになれ。

ついでだから書くと、自分の非を認められない人間もだめ。うちの親もそうだったし、最近では例の90歳の交通事故もそう。なんでも「いいじゃないか」の一言で済まそうとしたり他の物/者のせいにしたり、過去に高い社会的地位を持っていた人間にありがちだけど、何でも自分が正しいし、ごねれば通ると思ってる。おろかしい。そういう人間の末路がどんなものかは生前に思い知らせてやりたいねぇ。

脱線したけど、山でゴミ捨てはだめ。持って帰れ。ついでに書くと悪臭放つのもだめ。周りに多大な迷惑をかけて自分の欲望をなそうとしていると言うことに気がつけ。ゲロまき散らしているのと同じ。そういうことは自分の家の中でやれ。以上。

2020新潟・白馬(98)2021年09月07日 07時43分00秒

地蔵の頭からしばらくは平坦な道になる。10:11。

周りはきれいに紅葉してる。
でも雲の中なのでよく見えない。やっぱり視界は10mくらいだけど、木があるおかげで道はわかる。

花は少ない。まあ、元々この小遠見行きの道には花は少ないのだけど、この季節は一層。その中で見つけた1本。タテヤマウツボグサ。

そして階段が出てくる。小遠見の道はその大半が階段でひたすら登り。
ここから気合いを入れていく。

何かの実。

階段の間には濡れた落ち葉が落ちている。
滑らないように気をつけなければ。今日も右手がまだうまく動かない。滑ったらおしまいだ。

階段。

見帰り坂。
「登ってきた急な道を振り返ってみて」・・・って全く見えましぇん!

アカモノの実。

短い平坦。

センダンツツジのような葉。ホツツジだろうか。真っ赤。

階段。

何かの花。

シラタマノミ。
実は潰すとサロメチールのような匂いがするそうな。一度嗅いでみたい。

真っ赤。

何かの花。

ピンボケだけど、キノコ。
なんか漆原友紀さんの「蟲師」に出てきそうな形。これで赤くて太いとカエンなんとかという猛毒のキノコなので要注意。

所々木道がある。

そして一ノ背髪に到着。ちょうど中間地点。10:51。



2020新潟・白馬(99)2021年09月08日 09時39分24秒

ここでも木道やベンチの修理が行われるようだ。

視界はわずかに晴れたかもそれでも50mは見えない。

なんかこけみたいなのも紅葉してる。

このロープの向こうは崖なんだけど、その先も見えない。
見えないから怖くないか、見えないから怖いか。

このあたりは笹が多いので紅葉はちらほらに見えるけど、樹木はほぼ紅葉してる。

花。

あっ、オヤマリンドウが咲いてる。

また階段。

ニノ背髪に到着。あっ、前に人が居る!11:07。

でも、追い越すと面倒なので、速度を下げていく。写真を撮りつつなので別に苦にはならない。

こけの花?それともキノコ?

小遠見の頂上近くは平坦な部分も増えてくるが、そのほとんどが「背」、すなわち細い尾根道だ。それがよくわかる。

もっと広く見る。180度。
右手が来た方向ね。

尾根。この先の小高いところが頂上だっけ?

尾根。

最後の登り。

そして頂上到着。11:17。
地蔵の頭を出たのが10時過ぎだから、およそ1時間で到着できたことになる。周りも見えないし、ひたすら登りで気分的にはもっと長かった気がしたけどね。
2007mか、八方池や栂池自然園の展望所より低いのね。もっと高いかと思った。ひたすら登りだったから。

2020新潟・白馬(100)2021年09月09日 18時19分35秒

で、ドローンを飛ばした。
んがしかし、とにかく雲の中なのであまり風景が見えない。


なんとなく稜線らしき物は見えるんだけど・・・
周りの様子;全貌はほとんど見えない。

大分高度を下げると見えるようになる。

稲妻のように枝を張った白い木が見える。

この木はあちこちにあった。
白樺?

紅葉も一応見える。
とにかく、高度を高くすると見えなくなってどの方向に飛ばし居て良いかわからなくなり、下げたら下げたら周りが見えないので進めなくなる。なので、ほとんど同じ場所でぐるぐる回っているだけになってしまった。

道に沿ってちょっと飛ばしていると目の前に山の壁が見えた。
小遠見山頂から遠見の法に行く道は、しばらくは平坦だけどその後一気に上るみたい。

今気がついたんだけど、こんな雲の中その道を行く人があって、ドローンに向かって手を振ってくれてたみたい。

でもその後もうこの状態。全く見えない。
しばらくすると「赤外線センサーが故障した」という表示が出て大慌て。自動帰還モードで戻すことにする。

これが頂上。狭い広場があって、みんながそこで昼食をとっている。

とにかく着陸ポイントが非常に狭いので手動着陸にして上空からポイントを調べて狙っていると、なんかが落ちた。
この○の部分がそうだけど、水滴だ。そう、赤外センサーが故障したというのは水滴が付きすぎてセンサーが効かなくなったのだ。事実、この後持って帰って乾燥させたら問題なく動いた。でもその場ではどえらく焦った。

その後、ゆっくりピンポイント降下。どれだけピンポイントかというとこれくらい。
幅15センチくらいの道かな。ドローンのプロペラの幅からするとほぼギリギリ。移動操縦はうまくないけど、着陸の精度は高い。

ということで、結局あまり長い時間は撮影できなかったとさ。残念。
小遠見にはもう3度目くらいだけど、一度も晴れたことがない。一度くらいきれいな景色を見せてほしい。

次回こそドローンできれいな撮影がしたい・・・けど、もうドローンは持ってないのです。その話はまたいずれ(T_T)。


2020新潟・白馬(101)2021年09月12日 07時01分37秒

頂上はこんな感じ。皆さん結構重装備、私に比べれば。いや、今日に限って言えばほとんど同じか。
そろそろ出発。11:52。

少し雲が晴れて大分先まで見えるようになってきた。頂上近くの稜線はこんな感じ。

あっ、青空もわずかに見える。

山肌もわずかに見える。

何かの葉っぱ。紅葉してる。

一応ここはトレッキングコースだ。
ここから駅に降りるコースもあるようだ。


山全体に紅葉しているというか、赤くなった木がまばらにある感じ。常緑樹も多そう。

苔?
これも蟲師に出てきそう。

大分空も山も見えるようになってきた。

「紅葉」ではあるけど、このあたりは茶色くなる色の変化みたい。

また雲が。

振り返って。山頂付近はまた雲の中に入った。
12:09。山頂まで20分と書いてあるけど大体そんな感じ。

2020新潟・白馬(102)2021年09月13日 07時51分32秒

木道の端っこにふと見えたこれ。
感謝しなくちゃね。

シラタマノキの花。まだ花も残ってた。

赤と白。また雲が出てきた。

行きには雲で全く見えなかった崖の所もよく見えるようになってた。
見事に色づいてる。

さっきと似てるけど別の場所。

足下には濡れた落ち葉がたくさんあって、また危うく転ぶところであった。
今日手を突いてしまったら確実に悪化するから絶対に転べない。

一ノ背髪まで戻ってきた。中間点。12:20。

また別の崖からの眺め。
今思えば、ここでドローン飛ばせばきれいに撮影できたような。


また雲の中の階段。

ひたすら階段


そして地蔵の頭前に到着。12:41。
下りは50分というところか。写真撮影枚数も多くないし、滑るから速度は上げられなかったしなのでまあ、普通の時間かと。体感的にはもっと長く感じるけどね。

2020新潟・白馬(103)2021年09月18日 09時32分35秒

妙に忙しかったりだるかったりで、気がついたら間があいてしまいました。天気の悪い日はすっきりしなくて。
・・・

地蔵の頭近くにはこれがある。
鉄の看板というか、たたいて音を鳴らす物。熊よけ?熊には会ったことないけど、この山で猿には会ったことがある。人を襲ってくる可能性のある動物には一種異様な威圧感があって気配でわかる。視線という物は確実にある。

このあたりにはオコジョが居るそうで。
オコジョなら会ってみたい。

ここを降りていくんだけど、滑りそうで怖いなぁ。

地蔵の頭。
振り返ってみたところかな。12:45。

周りではミヤマナラが紅葉してる。

花発見。ウツボ草。

「小さな秋みつけた」。
ちっちゃくても見頃に紅葉。

空中にリフトが見える。そういう場所まで来たと言うこと。
こいういうの見ると、羽衣引っかけて飛び上がってからの攻撃!・・・って「天穂のサクナヒメ」にハマりすぎ。現在300階層の200階層まで到達・・・って、やってない人にはわからんことを。米作りは香りと粘りがなかなか出なくて・・・やってない人にはわからんことを、2回目。

ここから早く帰るならゴンドラ乗り場へ直行だけど、高山植物園内を見ながら下っていく。そう、ここは一応高山植物園なのだ。
この季節だからもう花は少なかろう志、そもそもこの視界ではあまり見えないだろうけど、

木道、木道、木道。
前が見えましぇん!

「森の休憩所」という所に出た。

ここはいろんな木があって、それぞれの色で紅葉してる。

なかなかにきれいでございましたわ。

そっちは行っちゃだめ。

この両枠に花があるはずなんだけど、見えない。

2020新潟・白馬(104)2021年09月20日 06時45分14秒

高山植物園に突入。ここから先、花野は前は基本的に書かないのでご了承を。


こんな子もいた。
側面には「雷鳥の里」買ってね、と。まあ、ここいらでお土産に迷ったら「雷鳥の里」買っておけば無難。チョコウエハース菓子。



ハクサンフウロ。

ヤマハハコ。

池がある。

魚。文様から見てヤマメ?

クロマメノキ。確かにおいしい。







この植物園には、このあたり以外の高山植物もある。



(C)おたくら編集局