雪の上にある物体。
実はウサギの糞。
ウサギの糞はころころだが、実は「やりたて」の状態では暖かい。
なので、雪の上にすると、その暖かさで雪が溶けて、雪の穴の底に糞が存在する、と言うことになる。
これを初めて見たのは、今から35年も前のこと。
冬の新潟で山に入った折、何がぽつぽつと雪に穴があって底に何かあるからよく見ると、野ウサギの糞だったと。
野ウサギの方が大きいので、熱量も大きく、穴も深くなる。
今もう、その野ウサギがいるかどうかわからないが。
遠い記憶の片隅にあった現象が、また見られるとは。
しかも京都市内で。
長生きした甲斐があったというものだ(大げさ)。
最近のコメント