マーマレード2019(前編) ― 2019年05月19日 10時11分44秒
今年もマーマーレードを作る季節がやってきた。というか、しまなみ海道で買ってきた柑橘類を使ってマーマレードを作るのは毎年恒例の行事になった。
今年は特に4キロもいろいろ送ってもらったので多くて、どれを使うのか迷ったけど、冷蔵庫に入りきらないこれをつかうことにした。
甘夏。
ということで、ほぼ甘夏だけで皮700g、身900gもある。甘夏は種も多いのでこんなになった。
上にちょっと見えているのは・・・なんだっけ。入れてない。
皮は剥いて、裏の白い所をスプーンでできるだけこそげ取る。身は皮を向いて出す。種はとろみを出すために使うので、分けて袋に入れる。でも先に書いておくと、「種を使え」と書いてあるのを見て作ったのだけど、種から出るとろみはものすごく苦いので、苦味が嫌いな人は入れないほうが良いと思う。
まず皮だけを圧力鍋にかけて柔らかくする。それを取り出して水を変えて再度入れる。苦味が出てるから。苦味が嫌な人はここで何度も煮て苦味を抜いたほうが良いのかも。それを全部鍋に入れる。
砂糖は皮+身の重量の80%。こんな量になる。
ここで重量を測るのを煮た後の皮の重量を使うのか前に測るのかで迷う。今回は煮る前の重量で作ったけど、煮ると水吸って倍ほど重くなるから足りないかも。
まず10分煮てアクを取り、10分*3で砂糖を1/3ずつ入れていく。中火。
その間蓋をしないで煮詰める。蓋してると後にで煮詰めるのに時間がかかってしまう。ただ気をつけるべきは、砂糖は高温時には柔らかいので高温時の粘度で煮詰まり加減を測ると固くなりすぎる。柔らかいくらいで十分。
別途瓶も煮沸洗浄しておく。
水から沸騰まで温度を上げろと書いてある物が多いと思うけど、瓶詰めに使われている瓶は高温なものを入れるまたは高温殺菌に耐えられるように作られているので沸騰しているところに入れても大丈夫だと思う。少なくともうちでは割れたことはない。
でも、これとマーマレードの炊きあがりを合わせるの面倒なんよね。だから、煮沸じゃなくてアルコール消毒でも良いんじゃないかと思う。実際やってみると楽だし、保存の面でも問題になったことはない。アルコールが高いので数が多いときはあまり出来ないけど。
で、完成した分量がこれ。
17瓶にもなった。
最初は少なかった入れ物の瓶も増えたなぁ。瓶物買うたびに取っておいたから。
逆さまにしているのは暑いマーマレードで蓋を消毒するため。一応煮沸洗浄はしてあるけどね。
若干手抜きで作っても約5時間位かかったか。ほとんど立ちっぱなしなので体力&気力勝負。
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