呉~松山~しまなみ海道~尾道旅行(68)2014年07月11日 06時41分58秒

尾道で集めた念珠を作る。各お寺で集めた玉石を紐に通すだけなのだが、これがまた意外に難しい。老眼で細かいものが見にくいということもあるが、ゴムの張力の調整が意外に難しい。また、各玉のうち、自分がいちばん念じたいものを調整玉というので挟むとあるが、これを忘れていた。まあ、全部を祈るということで。

さて結局、今回はしまなみ海道全線走破には失敗した。でも、これはいつかやり遂げなければならない。ということで、分析をする。

私は、かつて平地では1日70キロ(35キロの往復)を自転車で走ったことがある。なので、同じ距離だからなんとかなるだろうと高をくくっていたが、しまなみ海道のアップダウンは伊達じゃなかった。さらにその70キロはマウンテンバイクだったので、ママチャリとは違う。正直、甘く見すぎていた。

「ママチャリ」は荷物の積載量としては抜群だが、いかんせん走行性のは他のに比べ落ちる。いかに変速機構があれどもである。
しまなみ海道のアップダウンは想像をはるかに超えて激しかったので、走行性、特に登坂性能の優劣は極めて重要である。したがって、積載量を我慢してでもマウンテンバイクかサイクリング自転車にすべきである。レンタル電動自転車は4時間までしか借りられず、しかも必ず元の場所に返却なので使えない。非常に残念であるが仕方ない。

すると、荷物をどうするかということになるが、宿泊なしで行くのはほぼ無理なので、これはもう宿に直送しかなかろう。そういう宿泊ルート設定が必須となる。

それでもいくつかの荷物は持ち歩くことになるから、その選定は慎重に行い、できるだけ軽くする必要がある。今回はD90にレンズ3本(普通、超広角、望遠)+コンパクトデジカメをカメラバッグに入れるという重装備で行って、確かに撮影という面では万全だったが、重かった。

レンズは1本減らし、リュックに入れるべきであろう。他は水かお茶とタオルと地図くらいか。基本的には休憩所は多いし、町中も通るのでなくなれば買い足すで良い。

加えて体力不足も大いにあるわけで、これから1年かけて足腰を中心に強化せねばなるまい。私は大丈夫だったが友人はどえらくお尻が痛かったそうなので、お尻周りの筋力強化も必要かもしれない。いや、これは座布団持っていくだけでいい?

尾道やしまなみ海道は、連動した割引が結構あるので、これも調査が必要だ。例えば、しまなみ海道のサイクリングクーポン、千光寺山ロープウエイ、尾道のスタンプラリーの冊子などに割引券もしくは割引権利が付いている。尾道グルメマップにも、数は少ないがいくつかの店で割引される。結構額(というか割合)もでかい事が多いので有効に使うべきだ(350円のソフトクリームが300円とか)。また大和ミュージアムの入場券でも、近隣の博物館などの割引もある。

ということで、来年度の予定としては、
・尾道から今治へのルート
・午前中に尾道に入る
・マウンテンバイクもしくはサイクリング自転車を借りる
・2日かけてまわるのでゆっくり
・途中(大三島あたり)で宿泊するので、荷物は宿に送ってしまう
・2日目夕方には今治につくはずなので、そのまま電車で岡山→新幹線か、フェリーで寝て帰る。バスで尾道戻ってレスポワールで食事してから帰るという手もある。
・日焼け対策も万全に。
という感じで考えている。2日あれば時間もあまり気にせずゆっくり観光もできる。おみやげにはみかん類をたっぷり、万田酵素・伯方の塩工場も見学ってなのはどうだろうか。膝や肩も直し、体力もつけ、万全の体制で望む所存である。今から参加者募集中である。

ってなわけで、今度こそ、一巻の終わり。
合掌。

(C)おたくら編集局