2017新潟/白馬大作戦(8/15の3)2017年11月01日 07時46分07秒

さらに進む。
この花は何だろう。ほかでは見たことがない。岩桔梗に似てる。

道はこんな方向に続いている。この先は何処で引き返すかの判断が肝心。引き返しのタイミングが重要なことが先の八石山での教訓。

ナデシコ。

イチモンジセセリだと思ってるけど。、ひょっとしたら類似種かもしれない。
区別は羽の外側を見なければわからない。

もはや人の歩ける道はほとんどない。けもの道状態。
半袖なので手を切らないように注意なければならない。ここまでとは思ってなかったので判断を誤った。虫除けはかけているけど蚊は多い。

横には小川というかせせらぎがあってゴミが捨てられている。
こんな場所ならばれないと思ってるのかもしれないけど、魂は汚れる。そんな連中の未来を考えてやる必要もないけど。

薄緑のウンカ。
1本の幹にたくさんたかっている。これこれこんな感じ。前から何度も書いているあれ。

ウンカの・・・いやん(^^;)

ぱっと見タカネマツムシソウに似ている花。

行けるところまで行こうと思ったけど、ここで断念。この先はもう半袖では無理。
30分ほどの探索だった。

GoogleEarthで見ると道らしき物は先に伸びているが、無理。まだ半分も来てないか。
目的の土地がこの先の何処にあるのかは書けないけど、まだまだな気がする。最後まで行けなかったのは残念。エンジン草刈り機でももって行くか?持ってないけど。

他もきっと同じような感じなんだろうなぁ。これは全てを確認するのは無理っぽい。

塩漬けのまま維持するか、国に返納するか。まあ、税金次第か。こんな場所だから高くはないそうだけど。住宅地は路線価という物で税金が変わるそうだけど、こういう所は決まった基本額があって、その何倍というのがあるらしい。今度来たときに確認しよう。

2017新潟/白馬大作戦(8/15の4)2017年11月02日 07時46分01秒

探索の後、「吉屋菓子店」へ行く。10:40。
ナルスの近くにあるお菓子屋さん。少なくとも25年はやってるはず。

まだお土産を買うには早いのだけど、途中でこれを食べたくなって。
「貞心尼だんご」。貞心尼とは良寛禅師の晩年の弟子、と言うか、心の恋人と言うべき人。昔は「不求庵」(ふぐあん)という名前だったんだけど、変更された。「不求庵」というのは貞心尼が過ごした庵で由緒ある名前なんだけど、知らない人にはわかりにくかったのかなぁ。

中身はおこわだんご。小豆を入れた、多分醤油を少し入れたおこわご飯であんを包んである。
これがまた適度な塩味と甘さがあってとてもおいしい。しかもそう高くない。780円(税込み)。この辺りでは一番のおすすめ。
この6個入りのしかないんだけど、私みたいな一人もんには2個くらいで売ってくれるとありがたい。言えば作ってくれるのかなぁ。夕方に行くと売り切れていることもあるので、確実に買うためには電話を入れておくといい。

この店はまたモンブランもおいしい。普通のとコーヒーのと2種類あり、これはコーヒー。
330円。これもおすすめ。
普通のモンブランとはかなり違う食感だけど、おいしい。
でもいつも思うのだけど、形といい色といい「あれ」に似ている気がして(^_^;)。
でも中身は白。
普通の白は外もそんなことないんだけど。

レシートには11:48と印刷されているんだけど、写真は10:40だった。どっちが正解?多分写真の方があっているんだと思うけど。

新潟県柏崎市西山町黒部1058-3
(有)吉屋
0257-48-2050

2017新潟/白馬大作戦(8/15の5)2017年11月03日 13時23分59秒

次に向かったのは西山ふるさと公苑=田中角栄記念館。

ここは道の駅でもある。国道116号線沿い。ちょっと離れてるけど。不求庵も116号線沿いだから、そこから長岡方面にちょっと行った場所。
ここの給茶機にはコーヒーがある。初めて見た。普通はお茶と白湯だけだからね。「特筆すべき」。

ちょうど押し花の展示をやってた。一番気に入ったのはこちらの作品。
綺麗でかわいい。こういうのは家に飾りたいねぇ。

地元の小学生が作ったと思う柏崎の案内図。
地元を知るのは良いことです。旧藩毎の区分けとそれぞれの歴史なんか書くとさらに深まると思う。市並みに椎谷はかつて椎谷藩という独立した藩で、その昔は柏崎より石高的に柏崎より上だったんじゃなかろうか。馬市もあったことだし。

それはそうと、ここ西山ふるさと公園は田中角栄ゆかりの地なので、彼の成した偉業の1つである中国との国交正常化に関する展示もある。
で、折しも中国の怪しい食べ物も売ってていくつか買ったのだけど、まだ食べてないので写真を撮ってない。それについてはまた後日。

これもふるさと公苑の中にある庭。西遊記をモチーフにした像や彫り物がたくさんある。

後ろの石も中国産で、中国風庭なのだけど、この写真の肝はそこではなく、ライトの上の雀。
丸い屋根の上にうまく乗っている。まだ若い鳥かな。

駐車場の脇にあるこのお店は酒屋さん。「にしざわ酒店」。
このあたりで越後ビールや西山コシヒカリビールを売っている唯一のお店であり、西山ビールの醸造元でもある。


以前はナルスの中に売り場があった。でも何かがあっていったん休止したんだけど、売ってないと免許取り上げられるのでここで再開したらしい。「何か」については忘れてしまった。中越沖地震の後もやってたからそれじゃ無いと思うのだけど。

何にせよ、おいしいビールなのでナルスで買えなくなって以降大変悲しい思いをしていただけに、見つけて良かった。全国発送もしてくれるけど、ここはやはり行って買おうと。

今回買ったのはまだ1本しか飲んでないけど、おいしかった。次回買いに行けるのは早くても来年5月だから、我慢しながら飲まなきゃ。

2017京都御苑の紅葉状況(1)2017年11月04日 07時01分04秒

今年の京都御苑の紅葉状況。
京都御苑は全体としてそこはかとなく色が付いてきているけど、細かい状況はどうか。

これは閑院宮邸跡前の銀杏並木。
去年は紅葉があまりよろしくなかったけど、ここはきれいだった。今年はまだこんな状況だけど、冷え込んでいけば急に色が付くかも。

これは閑院宮邸跡内。

ケヤキの床の外にある楓。上の方が赤く色づいてきている。
今年こそは床に写る紅葉を写したいんだけどなぁ。

南端中央付近の状況。
遠目に見ると色づいている木があるのがわかる。
というか、桜は今もう紅葉真っ盛り。しかし、先日の台風で大分散ってしまっているけど。

その台風(先々週の)と言えば、京都市内では少なくともここ十数年で一番風が強かった気がする。うちでもアンテナが倒れて物干し竿が吹っ飛んだんだけど、御苑内でも結構な被害があったみたい。
木が根っこから掘れてから倒れている。でもこれならまだ直せるんじゃなかろうか、と素人目には思うのだけど。

今日回った感じでは、御苑内では中小の枝はまだ大量に落ちていて収集が間に合ってない観じ。おそらくは他にも倒れた木があると思うけど、どうにもならない木は早々に切られてしまうので今となってはわからない。

2017京都御苑の紅葉状況(2)2017年11月04日 07時02分34秒

これは迎賓館の北側。例年ここはきれいに色づくのだが、ことしはまだまだ。

北西の大銀杏。少し黄色くなってきている。

ところで、京都御所は何やら特別公開をしているようだ。最近は通年公開しているが、やはり展示がしょぼい、紫宸殿の前まで行けない、蹴鞠や雅楽の実演というのがないので、昔の一般公開のようなのをして欲しいという声が大きかったのではないかと思う。
それはおそらく土産物屋にとってもそうで、今まで一大もうけ時だったのがなくなったので、売り上げ的にも大きかっただろう。それが再開されるのはすべてにとって良いことではないかと思う。いや、御苑内がバスでいっぱいになるのだけはちょっと困ることもあるけど。
調べてみると11/1から始まっていて、明日5日までだそうな。なので、本当はこのネタは明日に出す予定だったのだけど、それでは遅いので今日に繰り上げたと。あぁ、もったいない(^_^;)

なお、中立売御門は先に報告したとおり現在封鎖中。その北に隣接する休憩所も。ただし、南側の休憩所はやってるし、軽食の提供もされているようだ。

こういう状況。

この看板の裏手の木は紅葉が進んでる。

全体的に見て、御苑内の紅葉は2週間後くらいからが見頃になるのではないかと思う。

2017新潟/白馬大作戦(8/15の6)2017年11月05日 08時08分30秒

次は椎谷観音堂へ行く。
昔は下の山門から石段で登らなきゃ行けなかったのだけど、今はお堂の下まで自動車行けるから極めて楽になった。ちょっと楽しすぎな気もするけど。そういえば、ここ数年登ってないなぁ。

この観音堂の歴史は古い。

この石段は頓入上人(とんにゅうしょうにん)と言う方が1人で作られた物だが、その由来が境内の看板にも書かれている。実はこの上人はそれを成し遂げられた後石段中腹にある洞窟に入り即身成仏された。日本でこのように即身成仏された方の洞窟というのは日本にいくつかあるようだけど、未だ発掘されていないのはここだけだ、と先代住職に伺ったことがある。なんかTVの取材の申し込みもあったようだけど断られたとか。せっかくこの地でここを守ってくださっているのだから、永久にこのままであることを祈る。

この観音堂は、その頓入上人のさらにずっと前からあるお堂で、歴史がある。なので、そこに奉納されている絵馬も古い物が数多くある。
これは明和9年とある。実に1772年だ。これはかの勝海舟の曾祖父米山検校の鎮魂のために奉納された物、と紹介があった。

こちらは小さめの物だが、ここ椎谷には戦前まで馬市があったことからか、馬の絵馬が多い。
後明治時代の軍人のようなのも見える。アップしても日付が見える物は少ないけど、明治、大正は見える。

これには長野県上水内郡七二會村とある。昔は全国に名が知られたのであろう。馬市のためだろう、明治天皇も来たことがある土地柄である。

境内にある大ケヤキ(楠だったっけ?)は樹齢800年を超えている。
その頃の地図にも描かれていたそうだから、それより古いと思われる。
昔はこの木の裏手から天拝山というところに行けたんだけど、2007年の中越沖地震で崩れて以降立ち入り禁止になっている。以下は地震直後に撮影した現地の様子。
この集落も人が少なくなってここにも訪れる人が少なくなり、荒れていたのを、ようやく手入れしてベンチなども置いてきれいにしたのに。これは崩れる前の頂上の様子。
残念。

ひょっとしたらこの写真は貴重な資料?
今はどうなっているのだろうか?
この下の峠の道路も崩れてしまい、結果山を貫くトンネルが作られた。昔からこの峠は崖崩れが多かったそうな。逸話も聞いたことがあるが、もうそれを知っているのもわずかな人なのかもしれない。

観音堂全景。
柏崎、椎谷に訪れることがあれば是非ここにもお立ち寄りください。

合掌2017年11月05日 20時26分46秒

「朝には紅顔ありて夕べには白骨となる 」とは人の世の生死の無情を言った言葉だが、まさしくそういうことが起こってしまった。

1週間程前にメイルをもらってたのに、つい昨日話題にしていたのに。

体調が悪いとは聞いてなかったのだが、仕事のしすぎがたたったんじゃなかろうか。休日も旅行ばかりしたし。

病名で調べると、必ずしも即逝ってしまうようなものでもないようなのだが、休日で病院をたらい回しにされたらしいし、それに症状が進んでしまうほどの体調であったのではないかとも思われる。

この年になると親が逝ってしまうことは仕方ないと思うこともあるけど、まさか同期が・・・。ショック。

合掌。

京都御苑;秋の特別公開2017年11月06日 06時23分52秒

11月は1日から5日まで、京都御所では特別公開があった。以前で言うところの「一般公開」だけど、御所は今は通年公開が「一般公開」なので、これは「特別公開」と言うべきだろう。

前にも書いたとおり、一般公開では紫宸殿の前にも行けないので、以前のような規模の公開を求める声が大きかったのだろう。

と言うことで行ってみた。

公開の範囲や展示は昔の一般公開と同じだった。
紫宸殿の前にも行ける。

今回は見られなかったが、蹴鞠や雅楽の披露もあったようだ。
御所内にも土産物屋が出てた。
一部建屋は来年3月15日まで工事中だけど、見学できる場所はほぼすべて大丈夫。

生け花。
柿の木まるごと?豪華だなぁ。この公開のあとは何処に持って行くんだろう。迎賓館?

十二単。
こういう展示も今の一般公開ではない。久しぶりに見た。

御池庭。
少し色づいてる。

御三間。

その前に楓はひときわ鮮やかに紅葉していた。

知っている人が少なかったのだろう、人ではとても少なかった。今の一般公開とそれほど変わらない。

これからも春/秋にはしてくれるといいのだけど、どうなるか。

2017新潟/白馬大作戦(8/15の7)2017年11月07日 06時40分05秒

観音堂の辺りは、椎谷で一番視界が開ける場所でもある。
ここから見る集落や海は美しい。

今日は雲が多いけど、こういうときに見られる光景もある。雲間から日差しが射す、まさしく光の風景である「光景」。

天上から日が射している。
ここに天使が写っていたって何の不思議もない、ってな感じ。

光の下を見ると船が。光に入ると吸い上げられそう。
ちなみにこの船は「Japan Coast Guard」=沿岸警備隊(海上保安庁だっけ?)のもの。この辺りは北朝鮮からの侵略を警戒するためほぼ常に居る。まじで。拉致のあった場所だし、原発あるし。

その後不動堂の滝に行く。観音堂から山を下って少し行った場所。
観音堂からも歩いて行けるのだけどね(多分その方が近い)。

写真がないけど、手前に不動堂があり、その奥にこの滝がある。

その昔、大正のころの写真を見ると、この手前にベンチを置いて涼む人が写っていた。
滝もかなり水量が違う。これくらいあると滝って感じがするよなあ。あと、奥行きが違うか。

ちなみにこちらは中越沖地震前の写真。
崖が崩れているのがわかる。水の流れによる後退と、このような崩れによるもので、滝の形がここ100年で大分変わってしまったということか。

今はもう訪れる人も少ない、場所。

2017新潟/白馬大作戦(8/15の8)2017年11月08日 10時12分03秒

不動堂前にはこの集落でも少ない棚田が残っている。まあ、低い段なのだけど。

田んぼに咲く花。数は多くないけどある。何だろうねぇ。

このトンボがまた居た。この時期には結構居るのかな。
今まではあまり見てないけど、今年は多い気がする。

ハゴロモの集団。
なぜかみんな同じ方向を向いている。


極めて珍しいのだけど、中には羽が透けている個体が居る。
種類が違うのかなぁ。

アオスジアゲハが居た。
蝶やトンボなど、動く虫を撮影するのは極めて難しい。もっと撮影術を磨かないとねぇ。

キリギリス。
この色と蒼いのがいるけど、この辺りではこちらの方が多いかな。

シオカラトンボ。
虫が多い土地はまだ汚れが少ないのかもしれない。

ということで、唐突に15日の話は終わり。
(C)おたくら編集局