先に言い訳しておくと、ここでドローン飛ばしていいかどうかの問い合わせは事前にメールで行った。行く1ヶ月以上前の話だ。が、返答がなかったので飛ばすことにした。ここは航空法上の飛行禁止区域ではない。
ドローンの飛行条件として、第三者から30m以上離して飛ばすというのがあり、ここでは水平移動させるとそれは維持できないので決して水平移動はさせない。自分の真上のみで360度パノラマ撮影だけにする。本来これすらだめなのかも知れない。
最初にこの1枚。ここに写っている子供がドローンが飛ぶのをものすごく期待してた。
しかし飛ばそうにもとにかく雲が多くて飛ばすタイミングが来ない。雲の動きは早いのだけど、一瞬晴れてもすぐ雲が来る。唐松岳に向かって左手の下から雲が上がってきて右手に抜けていく感じ。
以降の写真を見れば分かる通り、上げたら即雲の中に入るような状況なので、飛んでいるドローンはほとんど見えなかったと思う。そもそも飛ばすと明るい中に小さい点になって見えにくいのだけどね。
だいぶ待って一瞬切れ間が出たので飛ばす。
ちょっと上から。
30m位上から。
池周辺の全貌を捉えたのは初めて。池の青さがよく分かる。右側にある池は泥色なのにね。深さが違うんだろうか。
GoogleEarthでほぼ同じ位置から見るとこうなる。
色合いと解像度はともかく、GoogleEarthがあれば苦労してドローン担いで飛ばして静止画撮影する意味なんてなくね?などと思わなくもなかったり。すごいソフトよね。
ところが。雲が切れていたのはほんの僅かな間でまた雲が来た。そうなるともう殆ど見なくなる。
視界なし。
正面の雪渓が僅かに見えた。でもドローンはズームはないし、遠景は少々上から見ても地上からと大差ない。
雲の切れ間から池。
ケルン周辺。
このあたりの地盤が真っ白なのがよく分かる。白馬大橋から見た山の山頂が白なのはこれと同じなのだろう。
また雲。
もう池もあまり見えない。
もう飛ばしててもしょうがないので着陸。結局飛んでいたのは4分くらいだけ。
着陸寸前の正面画像。
高い木越しに写したように見えるけど、実際にはこの木自体が高さ50センチくらいしかないのでかなり低い位置からの撮影。
終わって片付けていると、「ここは飛行禁止」と言われた。が、それが本当かどうかはわからない。世の中には何処で飛ばしても文句言う人がいるから。もうお盆の時期に飛ばすことは二度とないけど、それ以外の季節に行けて人が少ない時だとして、飛ばしていいかどうか、今度はちゃんと白馬村の公式見解を得ておこう。というか、ちゃんと問い合わせのメイル出したのだから、答えて欲しい。ドローンの件だけじゃなくて、いろんな問い合わせがメイルで来ても無視してるんじゃないか、という気がする。
八方池を真上から見たことがないので、新鮮でした。
しかし、方向音痴になりました。
「右下から登ってきて、左に登っていく」でいいんですよね。
地上からしか見ていないので、記憶の改ざんが激しいもんだなと思いました。
右下の泥池には小さいオタマジャクシが沢山いた記憶があります。
道も整備され、10年以上前とは変わったみたいです。(昔は結構フリーダムでした)
早くコロナが収まって、各地がにぎやかになる日が来ますように。