10/01-10;うえの(4)2011年11月01日 09時38分51秒

うえの(4)
部屋の内装とか風景とかまとめ。 欄干、床の間、違い棚他、随所に趣向が凝らされている。 京の町家にも通じるところがある。 現代にここまで凝った物を作ろうとしたら、一体どれだけかかるやら。 というより、そもそもここまで出来る職人さんが居ないかも。 現代日本の失った物は「心」や「思い」である。 機械、もしくはそれに等しい作業しかしない人間が生み出す物には美しさや思いがない。だから直ぐ飽きてしまう。 本当の心がこもった創造物は、行く年経ても美しいし、長く伝えたいと思う。 安物競争は隣の国に任せて、日本には、多少高くても価値ある物作りを求めて欲しい。

10/01-11;うえの;料理1品目2011年11月02日 15時43分53秒

うえの;料理1品目
いよいよ料理の1品目。

生のさんま(だと思う)に細いネギのようなものの千切りを載せ、
醤油を片栗粉でとろみを付けたようなたれをかけたもの。
下には湯葉も添えてある。

魚の生臭さを全く感じない。
鮮度の良い魚でないとできない芸当。

作りの良い建物の中で「そうでもない」料理が出てきたらどうしようと危惧していたが、この1品目で吹き飛んだ。

いやがおうにも次からの品が楽しみになった。

10/01-12;うえの;料理2品目2011年11月03日 06時17分08秒

うえの;料理2品目
次は刺身3品。
ハモ、マグロ、イカ。

刺身も単に切っただけではないんよね。
梅肉も良い塩加減だし。

箸が揃ってないのが残念な写真(^_^;)。

10/01-13;うえの;料理3品目2011年11月04日 09時34分45秒

うえの;料理3品目
鮎の塩焼きと豆腐の椀物。

味も良いが、盛りつけ方や椀の模様も良い。

椀は、私のは稲穂だったが、2種類(以上)あったようだ。
日本食は舌だけでなく目でも楽しむ事が出来るのが、
他国の料理との違いだろう。

いや、すばらしい。

10/01-14;うえの;料理4品目2011年11月05日 07時51分15秒

うえの;料理4品目
4品目。

実に美しい盛りつけ。
和食器の妙。

ちなみに、くりは飾りなので中身は入ってない。

10/01-15;うえの;料理5品目2011年11月06日 07時51分50秒

うえの;料理5品目
次は天ぷら5品。

1.忘れた
2.なんとかおくら
3.魚の磯辺揚げ
4.キノコの一種
5.忘れた

と言うことで、ほとんど忘れてるけど、おいしかった。
(噛んだ断面も写真に撮っておくべきだったか。)

この天ぷらは、調理場で揚げてくるのではなく、
座敷内に天ぷら鍋を持ってきてあげて、それを即配ってくれる。
だから、熱々で、それもまたあじを引き揚げていると思う。

そういえば、場所だけに「もみじの天ぷらもあるかな?」と思ったけどそれはなかった。

10/01-16;うえの;料理6品目2011年11月07日 09時16分18秒

うえの;料理6品目
6品目。
どんな物だったかは忘れた。
見て想像して。ご飯ではない。

おいしかったのは間違いなし。

10/01-17;うえの;料理7品目2011年11月08日 09時30分05秒

うえの;料理7品目
ええと、こう言うもの。

ここの食事のもう1つの良さは、ゆっくり出してくれること。
1つ1つを十分味わえるし、余韻も楽しめる。
食事の間の歓談も出来る。

ただ、「もうこれで終りかな?」と思ってたらまだ出てくるので、
「これ食べて」と言われて他の人の分まで食べていると
後の方でつらくなったと。
おいしいからついつい食べてしまうんよねぇ。

10/01-18;うえの;天ぷらを揚げる様子2011年11月09日 09時18分55秒

天ぷらを揚げる様子
先の「その場で天ぷらを揚げる」様子の写真があった。
こんな感じ。
調理師さんが揚げた物を直ぐ仲居さんが運んでくれるので、
本当にほくほく。

私の席からは直接見えなかったのが残念。
揚げているところを見ていれば、面白かったのに。

10/01-19;うえの;料理8品目2011年11月10日 09時06分50秒

うえの;料理8品目
8品目はご飯とお漬け物。

ホタテ貝柱と葉っぱ物の炊き込みご飯。
これは非常においしかった。
思わずおかわり&お持ち帰り。

米の味が良いとこれまでの料理も全て活きてくるというもの。
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