2020新潟・白馬(1)2021年01月17日 09時30分00秒

さて、7/25に新潟から帰ってきたわけだが、まだ蔵の中の整理は終わってない。写真でいえば乾板は置いたままだ。逆に、ちょうどこのころから実家の整理も始めていて、そこで使っていた物の一部を新潟で使いたい(京都では使い道はないが、新潟では使えるものがたくさんある)。ということで、9/30からまた2週間近く新潟に行くことにした。

実はこの日取り決定には非常に苦労した。まず8月のお盆は人が多いだろうし、そもそも今年は町内会長なので町内の一大イベントである地蔵盆の段取りがあるため京都にいなければならない。実際にはCOVID-19のために地蔵盆は簡略化し、夜の懇親会は中止にしたのだが、それでも事前準備はいろいろある。
9月の中旬から下順は国勢調査の準備から用紙配布という役目もあった。5年に1度のことだが、町長は調査員の役も担う。幸いなことに今年はCOVID-19こともあって調査用紙の回収作業はない。すべて郵送かインターネット回答だ。しかし、事前準備があるし備品の返却日までには帰ってこなくてはいけない(このあたりのことは臨時公務員扱いで守秘義務があるので書けない)。

さらに、どうせ行くなら白馬も行きたい。白馬なら9月末でも紅葉しているはずなので、一足先に紅葉狩りも出来よう。プチホテル志鷹さんにもそのあたり問い合わせて聞いたりもした。

そういったもろもろの事情を鑑みた結果、9/30~10/15で新潟と白馬に行くことにした。前後の予定から見て、かなりピンポイントの設定であった。

次の問題は交通手段をどうするか。
前のシリーズでも書いたとおり、自家用車は新潟から帰ってすぐ売ってしまった。ならばこの期間レンタカーを借りるかであるが、さすがに2週間借りっぱなしにするとかなりの高額になる。軽でも10万は超える。ならば行って乗捨て、帰りにまた借りるというのはどうかと思ったが、実はこの場合回送料金が非常に高くつく。新潟は遠いのだ。片道だけで7万とかかかるので借りっぱなしより高くなる。で、結局どうしたかというと、向こうでの交通手段を別途用意し、行き帰りは電車ということにした。この交通手段については後述。

さらに問題がある。今回は実家の荷物;特に冷蔵庫とか55型TVとか大型物を送る必要がある。普通の段ボールに入る物は普通の宅急便送ることが出来るが、これらは宅配便では送れない。ならば引っ越し便を使おうかと思って見積もりをとったが、HPでの仮見積もりでは3.5万円くらいなのに、実際に電話がかかってきて送る物と場所を言ったら7万から一番高いところでは14万もかかり、しかも日程が限られるという。これではだめだ。ならば、行きだけでもバンみたいな車を借りて乗捨てるのはやむを得ないか?でも冷蔵庫や大型TVを腰の弱い自分で持ち運ぶのは無理だから人足を考えると、実家・新潟双方で最低2万はかかるだろう。う~ん、どうしよう。

先に引っ越し屋について今回学んだ教訓を書いておくと、こうである。
・インターネット見積もりは嘘っぱちなので(「価格何円~」の「~」が曲者)、絶対にそこから契約しない(必ず電話で見積取り直す)
・(大きさは関係なく)少数荷物移動では引越便はどうやっても個別配送より安くならない。
引越便の長距離では翌日配送は無理。他の引越しと合せ技するときは日にちも限定される(というか合せ技したがる)。
・比較サイトに登録すると、しばらく電話ラッシュになるので注意。あれこれ有料・抱き合わせ無料サービスも言ってくるので不要ならちゃんと断ろう。

悩みに悩んでいると、ヤマトに「らくらく家財宅急便」というのがあるのを知った。正確には宅急便のヤマトの子会社なのだが(だからヤマトのカードでの支払いは出来ない)、荷物1つ1つでの支払いになるが合計でも料金も比較的安し、日にちも自由だ。家まで取りに来てくれるし、向こうでも設置まではしてくれる。ということで、荷物はこれで送ることに決定。まあ、これについては後で事件が起こるのだが、それについてはまた後で。

今後基本は車なし移動になると思うので、今回送る荷物は基本的には新潟に置きっぱなしにすることになる。もう今までのような車に頼った大型物毎回移動は出来ない。往復するものは鞄に入れて移動する。多少重くても。その経験が今後のための目安になる。

なんかえらく長くなったので、もう1回文章だけの回が続く。
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