似非しまなみ海道物語(17)2018年05月22日 23時01分06秒

多々羅しまなみ公園に到着。16:13。港から1:45くらいかかったか。
ここは道の駅である。と同時にレンタサイクルのターミナルでもある。そこで自転車の不具合を報告、交換してもらった。今度はベルトドライブではなく普通のギアの。残念ながら、しまなみ海道のレンタサイクルには全体的に調整不足の自転車が多いが、それでもすぐに交換してくれるとか、途中で故障したときのための交換車が常に走っているとか、サポートが素晴らしいのも、ここが安心して走れる所以である。

建物の裏手からは多々羅大橋がきれいに見える。

ここの最大の目的は、柑橘類を買うこと。こんなふうにトレイに入れられて大量に売られている。
生産者によって並べられているので、同じ種類もいくつもあったりする。同じ種類のでも大きさや形が異なったりするので、複数買うこともある。ジャムとか他の物も売ってるけど、今回は柑橘類のみ。好きな不知火(でこぽん)を中心に結構買って、宅配してもらう。それがここで買う理由。持って帰れないからね。先に買った芋けんぴと飴も一緒に入れてもらった。

隣には土産物屋もある。そこでまた別の飴とこのコーヒーを買った。
「いよかんコーヒー」とな。何でもいよかんのエキスが入っているらしい。物珍しさに負けてかったのだけど・・・。

ごくごく・・・
うわぁまずい。これは本当にまずい。こんなん作っちゃだめ。なんていうか、コーヒーのコクとまずさを履き違えているような感じ。このサイズのコーヒーなのに飲みきれなかった。
ゲテモノ飲料を探している人にだけお勧め(^_^;)。

ここも景色が美しくて去りがたいが、出発する。

しようと思ったら、どうにも自転車のサドルが低すぎるので器具を借りて調整。ロードバイクの中には器具がないと調整できないものもあるのだ。また、ギアに油も挿す。実はちょっと高級ギアオイルも持ってきていたのだ。先の自転車はベルトなので使えなかったが、今度はOK。ちょっと挿すだけで格段に走行効率が上がる。長距離では僅かな効率向上が大きな差になることもあるのだ。

しかし、走ってから気がついたのだけど、この自転車、常時軽くブレーキが掛かっているような感じがある。もっと早くに気がつけば交換してもらったのだけど、仕方ない。このあとはもう今治まで自転車交換のタイミングはない。

今回の宿は峠を超えて向こう側、大山祗神社のすぐ近くにある。ということは、峠を超える必要があるということだ。力を振り絞って走る。
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