貴船河床(6)2015年10月14日 06時41分18秒

あんかけの何か。半分に切ったときの写真も撮っておくべきだったなぁ。

酢の物。珍しく?海産物。

ここで日本酒をたのむ。微炭酸もの。寒かったのでアルコールを入れてちょうど。
飲みやすかった。

切り子のグラスがきれいだったので1枚。
次がご飯物。すごいぞ。

陽もだいぶ落ちてきて、良い雰囲気になってきた。
もう少し右側を写せば良かったなぁ。

貴船河床(7)2015年10月15日 07時42分04秒

ご飯物は、鮎ご飯。まずは大きなお椀にこのように入った状態で出てくる。ニシンのようにな味付けと身の堅さ。
これをしゃもじでほぐしていただく。

鮎も塩焼きとは違う風味で、とてもおいしい。量が少ないのが残念。

ちょっと立ち上がって撮影。周りは多くがもうお帰り。それでもまだ19時15分くらいだから、食事初めて1時間も経ってない。速い。
写真右下がちょっと「あれ」なのは、修正して消しているから。

2杯目はお茶漬けで。そのように食べてください、というお店からのすすめ。
締めにはちょうど良い。

貴船河床(8)2015年10月16日 07時02分15秒

最後はデザート。ゆずの寒天だったかな?
今になって気がついたけど、敷物の絵はここ貴船あたりの杉と川の様子か。もらって帰れば良かった。残念。

ここまでで約1時間。やっぱり速い。料理が少なかったわけではないのだが、なぜだろう?シャラモンさんで食事すると2時間はあっという間に経つのにね。まあ、食事してお酒が入ってましだとはいえ、それなりに寒いので長居しづらかったのではあるけど。

この会席コース、凝った料理ではないのだけど、1つ1つの食材が吟味されていて美味しかった。
洋食はシャラモンさんとか行く機会もあるけど、和食系は「たけうち」が移転してからは本当に機会がなくなってただけに久しぶりに堪能できた。今超緊縮財政で食が貧相すぎる今の私にとっては、1年分の食いだめしたい気分だった。
合掌。

食べ終わった頃には周りもだいぶかえってこんな感じ。
帰りのバスってまだあるのかな?まあ、駅まで歩けば良いのだけど。叡山電車自体は23時くらいまではあるし。暗く見えるけど、まだ20時前。

道路に出てもひっそりしてる。右手の和傘のところが左源太。

上から見ると電灯ですのこ屋根が浮かび上がってきれい。
そういえば、この明かりは白熱球の色合いだけど実際のところはどうなんだろう。LED?これからは白熱球は手に入らなくなるから、いずれ換えなきゃ行けないだろうけどね。


オンブバッタ2015年10月17日 07時16分09秒

今の季節になると、オンブバッタが、名の通りおんぶしている姿をよく見かけるようになる。もちろん産卵のため・・・のはず。

おんぶしてない子もいるけど、近い場所にかたまっていることが多い。

色違いのカップルもいる。

逆さまだって平気。2階まで上ってきている子もいる。

色違いってどうやってなるのかな?ここでは保護色ではないと思うのだけど。

実際には、葉っぱや花をかなりかじられるので害虫ではあるのだけど、かわいいのでそのままにしてる。朝顔はまだ葉っぱが多いから良いけど、フジバカマをかじられるのは困る。
たまに子供に見つかって危ないこともあるのだけど、無事乗り越えて、来年も会えると良いな。

貴船河床(9)2015年10月18日 10時28分23秒

食事を終えて建屋に戻る。

建屋内には壺を始め、いろいろな物が置かれていて趣がある。


古い箪笥や戸棚を活かしてある。

こちらは明かりなんだけど、

中を見ると、昔はろうそくで使っていたことが解る。すなわち、最近作った物ではなく、かなり古い物だと言うこと。
障子紙を貼り替え、色も塗り直して使っているのだろう。こういうのはとても好き。



部屋の中には掛け軸と生け花。

ベランダの内側;部屋の中にはこういう縁側があって、その横にもリースが飾られている。
この椅子に座って、食事の時の残した日本酒をちびちび飲みながらくつろぐのは贅沢な時間。家では絶対にない時間の使い方。

私が泊まる宿は洋風かユースか安い民宿がほとんどなのでこういうこった飾りのあるところはほとんどない。別にそれはかまわないのだが、こういうのも良いなぁと思った次第。西洋のごてごてしたというかきらきらしたのは落ち着かないけど、和の物は落ち着くからねぇ。

上賀茂神社奉納土俵入り2015年10月19日 08時10分50秒

上賀茂神社さんでは第42回式年遷宮がつい先日執り行われた。それを記念しての行事が目白押しらしいのだが、普段は公開していない本殿の奥に参ることが出来る、ということを聞いて昨日の早朝に出かけた。

ところが行ってみると本殿の奥どころか本殿の門すら入らせてくれない。仕方ないので末社にお参りして帰ろうと思ってたら、途中で「川の向こう側に行って」と追い出された。聞くに、「この後横綱が参拝するので」という。

そういえば鳥居(二の鳥居)前になにやら作られていて、「奉納演劇でもあるのかな?」と思っていたが、奉納相撲があるのかもしれない。7:48。

しばらくすると、お相撲さんが来た。横綱鶴竜らしい。私は最近相撲は全く見てないので誰が横綱なのかも知らないけど。8:06。

ちょうどこの日、京都では巡業大相撲があるらしい。この右側の人か。

この後奉納土俵入りがあるらしい。土俵入りが9時から!?まだ1時間もある。どうしようか。まあ、急ぐこともなし、せっかくだから見ていこうと思う。まだ人もまばらだし、適当な場所に立っていた。
ところがこの後時間が経つにつれてものすごく人が多くなってきた。人が少ないうちにもっと良い場所に移動すべきだったと思ったが、後の祭り。もう動けない。

ようやく9時になって土俵入り。「奉納相撲」じゃなくて「土俵入り」。
とにかく人が多く、さらに立ち位置が少し後ろだったので人の頭が多くて。右手は中にいるカメラマン。視界が狭く、実際のところあまり良くは見えなかった。今回全く知らずに来てたのだが、知ってたらビデオでも持ってきたのに。

ところで、なぜ上賀茂神社で奉納土俵入りがあるのかというと、上賀茂神社では「烏相撲」という有形民俗文化財という物が毎年9月9日の重陽の節句に奉納される。その縁らしい。その縁起についてここで説明してくれたのだが、省略。前回、78年前の式年遷宮の際にも行われたのだそうだ。正確にはその3年後(75年前)、皇紀2600年に合わせて、当時の横綱双葉山ともう一人(失念;失礼)が土俵入りされたとか。「溢水の余地」(いっすいのよちなし)=足の踏み場もないほどの人出と当時の記録にあったらしいが、今回もそんな感じ。

土俵入りの後記念撮影。奉納土俵入りは神様に向かってなので本殿に向いて=こちら向きであったが、記念撮影は逆。おしりが見える(^_^;)。
この後氏子の人が一緒に撮影していたけど、良い記念になるよなぁ。9:09。

おまけ。土俵横にあった、飾り牛車。というか、生け花を乗せた車。

式年遷宮に出会えるのもそうだし、その奉納土俵入りに出会えるのもまさしく奇跡的であった。
合掌。

貴船河床(10)2015年10月20日 07時38分37秒

食事だけで帰る予定だったが、ご好意により宿泊できることになった。1部屋2人のところ、詰めてもらって3人で。
なのでゆっくり出来た。感謝。

外に出ると川の音が大きく聞こえる。川床はもう営業を終わって仕舞いの作業をしている。

毎日桟敷を上げるのか。左源太では床も一部外して川の中もさらっている。
これは大変だ。料金の高さにはこういうのも含まれているのだろう。

空は星空。木があるので視野は広くないがそこそこきれいに見える。特徴的な星は見つけられなかったけど。

夜。私は宿ではあまり寝られない達なので、夜中はとても浅い眠りだった。特に気になるのが空調。冷房ではなく暖房が入っている気もする。まあ、明日も仕事じゃないのだから、多少の寝不足は問題ない・・・はず。お休みなさい。

うさぎの迷信解いてやる(2)2015年10月21日 07時09分22秒

二人で寄り添って日向ぼっこして寝ている子達。ひたすらかわいい。

忘れた頃にやってくるこのシリーズ。
今回は「ウサギは鳴くかどうか」。
答えから書くと、「音を出す」という意味では○、「声を出す」という意味では△である。
(普通のウサギの場合。ナキウサギは関係なし。)

ウサギはえさを食べるときや毛繕いをしている時などにぐっぐっと音を出す。猫がごろごろ言うのに似ているかもしれない。

子育てをしている母親は、子供に近づこうとするとフーッとか「ワン」と言う「声」を出して威嚇・攻撃してくる。犬が吠えたり猫が怒っているときのような声。日頃は優しいウサギでも、母が子を守るときにはとても攻撃的になるのだ(噛まれた)。

でもこれらは声帯を使っているようではない。

一方、声帯を使っての鳴き声を出すかどうかであるが、これは、赤ちゃんの時だけ限定的に可能。もうずいぶんと前のことだが、生まれたばかりの赤ちゃんがイタチに襲われ、小屋の外まで連れ出された。庭から聞いたことのないピーピーと甲高い声が聞こえるので行ってみると、ウサギの赤ちゃんが地面の上で泣いていた。「鳴いていた」というよりまさしく「泣いてた」のだ。一聴して悲鳴だと解るような声。自分の居場所を一生懸命親に知らせようとしていたのだろう。

日本で、いや世界でもウサギの鳴き声を聞いたことがある人はそうはいないのではなかろうか。少なくとも、出産に立ち会ってないと聞けないだろうし。

「ウサギは鳴かないと思っているなら、それは思い違い」というお話。

時代祭2015(1)2015年10月22日 19時26分36秒

今日、京都は時代祭。
ちょっとだけその紹介。

時代祭の行列は12時から始まるが、実は10時頃に平安神宮から祭神を乗せたご鳳輦が御所は建礼門前に到着するところから、御苑内での行事(?)が始まる。実は私も見るのは初めて。
このときにはご鳳輦のほか、いくつかの時代装束の物が来る。周りでは、すでに時代色族に身を包み、休んでいる人も多い。
この時分はまだ人もまばらなので、案外とこの時間に見るというのも良いかもしれない、などと思った。

近所の保育園は小学校では、この時分に見に来ることもある。行列そのものは人出が多すぎて見にくいが、お馬さんに会うとか、時代装束を見るにはちょうど良い。
お馬さんの前で記念撮影。でもちょっと怖くて泣いている子も。

時代祭に必要な馬の頭数はかなりなもんで、全国からかき集められるのだそうで。時代祭に必要な費用は億単位だそうだが、装束のしつらえ費(今年の修繕費は700万円とか。でもなんか安いと思ってしまった。)もそうだし、馬の他、牛や牛車もあるし、さもあらんか。時代行列の参加人数は2000人、うち学生アルバイトだけでも400人強。直接の参加人数でなら、日本でも有数の多さなのでは。

時代祭2015(2)2015年10月23日 07時58分41秒

時代祭の先頭はここから。

京都府庁と京都市長の乗る車が先頭。政治的だけど、まあ祇園祭でもくじ改めに京都市長(知事だったか?)は出てくるし、京都の祭りではありがちな風景。

時代祭は明治維新あたりから藤原時代(平安時代とは言わない)までの装束行列である。ということで、末は明治維新から。

この人が坂本龍馬。
高杉晋作や吉田松陰もいた。伊藤博文とかはいなかったから、暗殺されたか夭折した人だけかも、などと。

その後が江戸時代。江戸時代は長かっただけに、この時代行列の中でも一番長く、人数も多い。


大名の乗る輿。この行列の中では大名は騎乗しているのだけど、実際の上洛時は輿になっていたららしい。

時代祭は人が多く、また(時間が長いのが解っているから、腰への負担を出来るだけ短くするため)ぎりぎりに行くので)いつも良い場所がとれない。なので後ろの方からの撮影になってしまいこんな画角でしか撮れない。残念。毎年見てるからとも思うんだけど、やっぱり歩いて行ける距離であるのだから、まして今は時間があるのだから見ておかないとね。

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