長谷寺(2)2018年06月11日 06時00分14秒

長谷寺は花の寺としても有名だけど、今の時期はあじさいが咲いている。
境内あちこちに咲いているが、9日現在ではまだ咲き始めという感じの花が多かった。

本堂下のここは結構咲いてた。

長谷寺は山の寺だけに階段が多く、腰を痛めている物には少々つらい。なんとか治ってほしいんだけど。

これが舞台から見えていた五重塔。
実はここで5枚ほど撮影したはずなんだけど、この1枚しか記録されてなかった。私のD7100は完全な不良機。このように記録されないことがたまにあるし、シャッターが降りないこともある。いずれも電池を抜かないと改善しない。多分静電気による問題。でも、修理に出しても再現しないと言われる。5年保証つけてるけど全くの役立たず。先代D90ではそんなことは一度もなかった。Nikon機への信頼が大きく揺らいでいる。次回は買うかどうかわからない。

10:50から供養(正確には50分集合で、11時から供養)。
供養を申し込んだ人は本堂の中での読経に参列することができる。すでに永代供養をしてもらってて年参りに来ている人と、私のように今日申し込んだ人がいるようだけど、今日の人は私ともう1組だけのようだった。それは祝詞のときにわかる。

読経の後は、普段は外から拝見するしかないご本尊、十一面観音像の真下に行き、触れることができる(ただし現在は特別公開中。有料)。
ここの観音様は錫杖を持ち、右足を少し上げて立っておられる。それが何を意味するかというと、人々の救いを求める声を聞いたらすぐに出向ける、いや、錫杖を持ってすでに出かけられている姿勢である、ということだ。ありがたい。

さらにもう1つ。ここはもともとは観音信仰の寺だと書いたが、実はお寺であると同時に神社的性格も持っている。それは、観音様と両脇にいらっしゃる2像(お名前は失念)は、神様でもあるからだ。それぞれの前に鏡があるのがその証拠で、向かって左手は春日大社を、右手は伊勢神宮も意味しているらしい。すなわち、ここにお参りすればそれらの神社もお参りしたことになるのだ。さらに言えば、ここのお勤めでは隣接する山に鎮座する神様のために柏手も打つ。昔の神仏混合の形式を今に残している。2/14に行われる火まつり「だだおし」も他の真言宗のお寺にはない独特のものだ。

本堂での供養のあと、こちらの大講堂に移ってお茶の接待を受けた。それは本日永代供養を申し込んだ人だけ。
詳しい話の内容は書かないけど、実はここまで書いた寺の縁起や諸事情についてはここで教えてもらったことだ。そういうことを知ってお参りすると、知らないのとは全く違うお参り仕方というか見方ができる。非常に勉強になるお話だった。合掌。時間を忘れて聞き入っていた。外に出たらもう13時を回っていた。

大講堂の前から見る本堂・舞台は美しい。お寺が山の中腹にあるのがよく分かる。

アップで。
緑が美しい季節。

長谷寺(3)2018年06月12日 05時56分10秒

接待の後、早く帰っても仕方ないので、境内をゆっくり散策しながら降りていく。

登廊の途中にこんな看板があった。
行きから気になっていたのが、朝はまだ準備中だった。まだお昼を食べてないのに先にデザートを食べるのはどうかと思ったけど、境内では食事はできないので、食べていくことにした。

場所はここ。登廊から脇にそれたところにある「月輪院」。

で、これが実物。
バニラと抹茶のアイスに小豆、下にはちょっと塩味の付いたフレークが入っている。甘くなった舌を復活させるにちょうどいい塩梅。これで500円なら安い。窓からの新緑を眺めながら頂いた。

この場所から下を見ると登廊がよく見える。
これで牡丹が満開なら更にきれいだろうね。またいつかそんな時期に来てみたい。


長谷寺(4)2018年06月13日 06時16分08秒

境内にはこんな花も咲いていた。
株数は少なかったけど、宝物館の近くにちらほら。

紫が多かったけど、白もあった。
なんだろう?トケイソウにちょっと似ているような。

これはあじさい。色が綺麗だったので。

長谷寺の門前町のお土産として有名なのがこの草餅。
よもぎたっぷりで美味しい。複数のお店で売ってるけど、ここのは味がかなり良い。山門からほど近いところの店だけど、名前はわからない。3個400円。ちなみに、一番安い店は1個100円。

他のお土産としてはそうめん(有名な三輪が近い)もある。。切れ端も安く売ってるけど、意外と使わんのよね。13年前に買ったものがまだ残ってる。味噌汁に入れたりして食べる。

駅から門前町に入るところで国道を超えるのだけど、そこの地名はこれ。
ずっと「はつせ」だと思ってたけど、これで「はせ」と読むのか。某ミクちゃんに似ているから、門前町萌キャラを作ったらいいのでは?とか(^_^;)。

最後。京都から長谷寺までの近鉄の乗車券は1010円。
でも地下鉄烏丸あたりから行くなら、京都乗り換えより竹田乗換の方が安くなる。とはいえ、竹田は特急が止まらないから特急でゆったり行きたいなら京都だけど。

というところで、長谷寺の話はおしまい。
そうそう、肝心の観音様の写真がないのは、撮影禁止だから。あしからず。

トンボ池(前編)2018年06月14日 06時02分34秒

去る5/26、御苑はトンボ池の公開に行ってきた。毎年この時期と8月頃の2回だけ公開される。

ここでの目玉はなんと行ってもモリアオガエルだけど、今回は何匹出会えるか。
草に手をかけているようで可愛い。



今回は4匹出会えた。1匹を覗いて結構でかいので2歳より上だろう。全てオスか。メスは脂肪が付き丸っこくなるそうだ。人間と同じか。
この時期は親だけしかいないので少ないが、8月には成長したこともも見られるので数が増える。

モリアオガエルは普段は水気のないところにいる。御苑内でもトンボ池近くではあるが、木の上から鳴き声がする。だけど、産卵のときだけこのトンボ池に来て下が水になってる場所に卵を生む。水の中ではない。
池にかかる木の枝。

かなり高い位置にもある。上の写真は池面まで1.5メートルくらいだったけど、こちらは3メートルはあったろう。
オタマジャクシが孵化すると泡から出て下の池に落ちるというわけだ。

トンボ池(後編)2018年06月15日 05時27分39秒

他に見かけた生き物をば。

とんぼ池だからまずはとんぼを。モノサシトンボ。
今回は少なかったような。

でんでん。1センチはなかったかな。子供。

カメムシ。
触ると臭くなるけど、端から見るには綺麗な色。

バッタ。顔が厳つい?

カツオブシムシ。
体長は3ミリほどか。あまりに小さい上に動くので撮影は困難を極めたが、なんとか1枚ぼけずに写った。服に穴を開ける=繊維質のものを食べる害虫らしい。ちなみに人毛も食べるとか。ただ、頭髪は戦プーとかに含まれる各種成分のせいで好まず、他の体毛がいいとか。全身脱毛に使える?いや、このサイズの食べる量ではそんなのは無理(^_^;)

ということで、この季節はあまり出会える子は多くない。次回8月に期待。

似非しまなみ海道物語(28)2018年06月16日 14時12分40秒

他のネタを先行させたので1週間以上ぶりになってしまったけど、しまなみ海道のネタも一応最後まで書き上げるつもりなので。だいぶ忘れちゃってるけど。

・・・

港にはもうすでにだいぶ人が集まっている。このあたりは、駐車場が無料なので、ここに止めていく人が多いみたい。一応バス停はある。本数は多くなさそうだけど、一応船の時間と合っているみたい。


遠くを見ると・・・

あれに見えるは来島海峡大橋だ。そんな方向になるのか。
地図で見ると、海上で10数キロ離れているようだけど、今日ははっきり見えている。

港をパノラマ撮影。
まだ9時20分過ぎ。船は10:04だからまだだいぶある。ちょっと周辺を散策してみるか。

似非しまなみ海道物語(29)2018年06月17日 07時00分00秒

まずは港から奥手へ進んでみる。GPSログで見ると、上側だ。

ここはあまり舗装されていない。おそらくは私有地なのだろう。殆どはこのような海際の細い道である。
GPSログで見ると途切れているが、その先に行かなかったのではなく、道がそこでなくなっていたから。

ということで、引き返して今度は下側に行ってみる。こちらは舗装されているし、集落の中を走る道だ。とはいえ、見るべきものは何もなかったけど。

ある程度まで行って、「もうこの先も何もなさそう」と思ったので引き返し始めた。港の方を見ると、なんか船が来ているような。

私の向かう方向の船ではないかもしれないけど、とりあえず大急ぎで戻る。

なんとか間に合った。最後の車がバックで入っているところだった。
行き先を見ると私が行きたい航路ではある。確認している隙がないのでとりあえず、急ぎ乗り込むことにする。

似非しまなみ海道物語(30)2018年06月18日 06時21分26秒

船は私を乗せるとすぐ出港した。まだ9:40だ。早めに着いたから早く出港する、というにはあまりに早すぎる。
なので、乗ったはいいが本当に正しい行き先のものに乗ったのか、ひょっとしたら逆方向のに乗ったのではないかとずっと心配だった。私が向かいたいのは岡村島は岡村港だ。

さらに、運賃を払うときに、ここも例のパスで割引になるはずだと思ったら、それが効くのは港の券売所のみで、船の中では無理と言われた。上島町の割引ではいけたのにね。サイクルーズパスはそのあたりが要注意だ。

割引無しで560円だ。1000円札で払ったら、船員さんがそのまま奥に行ってしまい、なかなか戻ってこなかったので心配になった。10分位来なかったのではなかろうか。一応ちゃんとお釣りくれたけど、もっと早くしてね。

その頃になってもまだ行き先があっているか確認できない。船は行き先案内とかしない。乗ってしまった以上、船がどこかに着くまで降りることは出来ないし、降りたとしても逆方向に戻るには、またどえらく時間を待たなければいけないので今日の計画はむちゃくちゃになる。

で、よくよく時刻表を眺めてみるとあることに気がついた。
10:04の船は宗像港発ではなく、どこから来て宗像経由で岡村港へ向かう便だが、その前に宗像港出発の便が9:40にあるようだ。しかし、薄字で書いてあるし宗像のところに書いてないから、これは
わからんぞ。もっとわかりやすく書いてほしい。
いずれにせよ、正しい便に乗ってるようなのでようやく一安心。

今日は昨日よりかは雲があるが、それでも今のところいい天気だ。
しかし、これから崩れてくるらしいので、晴れている内に出来るだけ距離を稼いでおかなければ。

船は途中いくつかの島をかすめて行く。島と島の間は狭い場所もある。

これは多分岡村島手前の島。
よく見ると、右手の岩の上に三角印の看板が見える。

アップにするとこんな感じ。
なんだろう、これ。なんか下の方に小さな字で何か書かれているのだけど、読めない。なんか危ないものだったら、こんな書き方ではわからんと思うのだけど。

そこの港には八重桜と思われる花がたくさん咲いていた。

船内では自転車はこんな感じで固定される。
まあ、紐で結ばれるだけ。海の穏やかな瀬戸内ならこんなもんで十分なのだろう。

10:03岡村港到着。
これからどこへ行くかは次回発表。しまなみ海道でないことだけは確かだ。

地震2018年06月18日 11時07分25秒

今朝7:58毎北大阪で発生した地震。
とりあえず当方は無事です。
北大阪に住んでいる親戚や友人も1人を除き安否が取れ、無事でした。
(その1人が連絡がないのでちょっと心配。一番ひどい場所ではないのだけど。)

電車内にいるときに周りで一斉に警報がなり始めて1分後くらいに電車が停車。

最初は洛西口~西向日駅間で止まったのでどうしようもなかったのだけど、50分ほど経って安全確認が取れたということで西向日駅まで進んだ。

でも乗ってたのが10両編成の列車なのに対し駅が8両分なので扉が開けないと。

幸いなことに座ってたけどやはりちょっと疲れて居眠りしてたらいつの間にか車内の人が減ってた。1両に付き1扉だけ手動で開けたみたい。

降りて、歩いて国道まで行ってタクシー乗るつもりでいたんだけど、幸いなことに京都まで行く市バスが遅れながらも来たので乗ることができた。途中でコルセット巻いて歩く体制とったんだけど、まあ、長歩きしないに越したことはない。

京都市営地下鉄烏丸線はダイヤは乱れているようだけど、動いていた。

なので想像よりずっと早く家に帰りつけた。
そんな状況。

・・・

京都の家は、不安定なものが若干落ちた程度で済みました。
でも北大阪の実家はネットワークカメラが見えない状況。
停電が発生しているか、ネットワーク機器に故障が発生したか。
京都市内の学校は休校と聞いてるけど未確認。

京都の防犯カメラでは地震発生時に映像が乱れ、その後揺れている様子が写ってた。

北大阪~京都の鉄道;阪急、京阪、JR(多分新幹線も)、近鉄京都線、北大阪急行、大阪モノレールは動かず、高速バスもだめ(京都駅南の乗り場で外国人が大量に溢れてた)。
一般国道171号線もかなり混んでいる状況。

とにかく今日は交通手段があればので会社はもちろん実家へも行けないので、そちら近辺の状況は明日以降。

・・・2018-6-19 5時更新・・・
夜になり残り1人の友人の安否も確認。同じく列車に閉じ込められてた様子。なんかメイルの配信が遅れている感じ。夜に一気に来た。

交通網は大阪モノレールを除き今朝までに復旧した感じ。
でもモノレールが復旧しないと通常コースでの出社はできないので調査中。実家にもいけないのでそちらも。

実家の防犯カメラは復旧せず。多分停電ではない。実家あたりはガスの復旧がなされているかどうかが不明。今日は行くつもりだが、泊まれないかも。

昨夜も何回か揺れた。1回はちょっと大きかった。しばらくはそんな感じかも。

そんな状況。

・・・2018-6-19 20:32更新・・・
実家の状況。
さすがに震源地に近いだけに被害がひどい。
台所は多数のガラスコップが落ちて割れて散乱していた。
書棚の部屋では書類が散乱して足の踏み場もない。
どちらもあまりに量が多いので片付けには時間がかかりそう。
引き出しが開き、雨戸が開いていた。相当揺れた感じ。
幸いなことに家そのものへの被害は壁に少しひびが入った程度で済んだ。
ガスは止まってる。でもこれはメーターの安全機能のため。
停電もあったようでネットワーク機器が初期化されてつながらない状態だった。ネットワークカメラがつながらなかったのはそのせいかと。
水道は問題なし。

雨が降ってきた。隣の市では避難勧告が出されたみたい。
ここいらは大丈夫と思うけど、地盤が緩い地域は気を付けた方が良いかも。

似非しまなみ海道物語(31)2018年06月19日 05時42分55秒

さて、今回の2日目走るのは「とびしま海道」である。
今渡ってきた岡村島から呉市まで、西へ連なる島々を結ぶ道である。この島々の間にも橋がかかっており、それを走るわけだ。
ここもしまなみ海道のように道路自体は整備されているようだが、サポート体制はない。自転車故障時もそうだし、途中で切り上げたくなっても返す場所もない。走り始めたら最後、戻ってくるしかないのだ。

一応緊急パンク修理の道具、というかスプレーは持ってきたけど、走行には用心しなければならない。

自転車をしまなみ海道のサイクルセンターで返す必要上、必ず戻ってくる必要がある。帰りは岡村島から今治まで船に乗る。きっぷ的には呉市からでも乗れるのだが、そういう事情があるので一方通行にはできない。

現在10:05くらいで、帰りのフェリーが16:15または17:35。でも後のになると今治で予定している食堂へ行くことはできなくなる。となると約6時間はあるわけだが、往復の時間で考えると片道3時間が行ける範囲となる。昼食を考えればもっと短い。

この道は全くの初めてなのでどこまで行けるか想像ができない。一応案内地図は買ったけど、しまなみ海道分の案内と実際の違いから見ても万事信用は出来ないので、走ってみるしかない。

ということで、時間経過を十分気にしながら岡村島を出発する。
後で思ったんだけど、腕時計でも持ってきてハンドルに付けてればよかった。時間を見るたびに停車してたから。

出発してすぐこんな場所に出た。観音岬とある。同じ名前でも椎谷のそれとは趣を異にする。

白い砂浜、青い海。きれいだ。いきなりこれくらい見せてくれるのなら、この先も期待できそう。とびしま海道に来た甲斐があるってなもんよ。

むっ?看板になにやら「かっぱ/うさぎ岩」とある。

見るとこれがあった。
ひと目で分かる。左側はかっぱというより猿に思えたけど、右はまさにうさぎだね。

(C)おたくら編集局