ミニコミ紙を見ていると、ふと気になる写真があった。
「Who is Charlie ?」という写真展が京都市左京区北白川にある「rondoreanto」というとこで開かれているらしい。無料。 明日は雨みたいなので、晴れている内に行こうと思い、時間はちょっと遅目だったけど行ってみることにした。
行き着くのにさんざん道に迷ったのだけど、それは省略。
こんな場所。
室内はこんな感じ。撮影はOK。
これは、チャーリー君というフィギア、というよりもっと大きい人形をモデルにした写真の展示である。チャーリー君は顔つきは腹話術の人形のような感じ。
でもこれが妙な魅力というか味があって、大変面白い。
私もフィギアを持って撮影することがあるけど、なかなか思い切って人前に出て撮影したり、構図あれこれ変えてみたり、服装を変えてみたり出来ない。けど、チャーリーはいろんな場所で、いろんな人と出会ってその空間に溶け込んで、雰囲気を出して写っている。そこには作者さんのセンスが光っている。
表情は固定されているはずなのに、生身の人間より表情豊かに見えるのが不思議。写真に対する絵と位置付けと同じように、一部の情報を落とすことでかえって想像の余地ができるて印象的になるということだろうか。
私は芸術的感性に乏しいので美術とか写真とか見てもいまいち良さがわからないことも多いのだけど、これはなんか素直に言いものだと思えた。
ここには作者本人の方、そしてチャーリー君もいて、なおかつ撮影させてくれるという太っ腹な展示であった。
「只今受け付けの仕事中」
「実はメガネをかけていることはめったに無いんだよ。」
「正面からですか。照れるなぁ。」
「これはね、散髪してもらっているところ。男前になったでしょ?」
最後にはチャーリーくんと一緒に写真まで撮っていただいた(非公開^_^;)。
多謝、合掌。
写真集もあるようなので欲しかったんだけどね。今は極めて財政危機なので、いずれ解消されたら買いたいかと。
野口さとこ写真展 「Who is Charlie?」
期間:2016年6月7日(火)〜6月12日(日)
時間:11:00〜19:00(最終日17:00)
無料
叡山電車で行くなら、「元田中」か「茶山」で降りて東に歩く。ちょうど両方の中間くらいで、白川疎水を渡ってすぐ。
11日(土) 17~19時にはレセプションパーティーというのもあるらしい。どんなパーティー?私は人見知りが強いので一人で行くのはあれだけど、誰かが一緒に行けば行きたいかな。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。