ハートの手すり ― 2017年03月04日 09時07分08秒
それは大阪モノレールに乗った時のこと。
腰が痛いのに座れず、それはいいとしても、混雑して居る時、奥にまだ空きがあるのにいるのに入り口付近で立ち止まっている連中がとても多くていつもしばきたいと思いつつ、そんな馬鹿共をかき分けて奥に入って手すりに掴まろうとすると、なにやら違和感が。
よく見ると手すりがこんな形だった。
腰が痛いのに座れず、それはいいとしても、混雑して居る時、奥にまだ空きがあるのにいるのに入り口付近で立ち止まっている連中がとても多くていつもしばきたいと思いつつ、そんな馬鹿共をかき分けて奥に入って手すりに掴まろうとすると、なにやら違和感が。
よく見ると手すりがこんな形だった。
最初誰かがやったいたずら?とも思ったけど、正規の場所=間隔的に変な所にはないし、強度も問題ない。と言うことは、本物。
と言うことで安心して、しばし掴まっていた。
と言うことで安心して、しばし掴まっていた。
毎日ほぼ同じ時間の車両の同じ場所に居るけどこれを見たのは初めて。
何だろう、バレンタイン企画だった?3月だけど。それとも、当たり?何ももらえなかったけど。これに捕まったカップルは恋が成就する?独り者だけど(^_^;)
ちなみにこちらが普通の。
何だろう、バレンタイン企画だった?3月だけど。それとも、当たり?何ももらえなかったけど。これに捕まったカップルは恋が成就する?独り者だけど(^_^;)
ちなみにこちらが普通の。
これと比べると、ハートのは皮と取っ手の間の接合部が細いのでちょっと強度的に弱そうな気もするけど大丈夫なのかな?
大阪モノレールは揺れが激しいからちょっと心配。
という、朝の出会いでした。
博多総合車両所見学(21) ― 2017年03月04日 08時11分57秒
今まで居てた場所は台車センターという所らしい。
ここにも歴代台車の解説パネルがあった。
これも台車自身の写真があれば良かったのに。
「300系」と呼んでたけど、正式名称は「300N系」なのか。初めて知った。そう言えば先のモーターの写真でもそう書いてあった。N700も無印とAでは異なるし、良く覚えておこう。
500系の記述は気合いが入っている。やはりJR西日本開発の車両だからだろうか。
車体傾斜装置というのはいわゆる「振り子式」の一種だろう。まあ、本格的に振り子式と名乗っている他の車両が軸受けからして特別な機構(自然式)なのに対し、これは台車の左右の空気バネの圧力を変えて傾ける「簡易」型なので、名乗らないのかも知れない。
空気バネを使うと言うことは余り大きな傾斜も作り出せないし、傾斜させるには制御が必要=事前に線路の状況を記録し、それに従って(場所によって)正確に傾けなければならないので、新幹線のようにカーブ曲率が小さく、かつ線路まで高度に管理されている所にはうってつけ。この空気バネによる傾斜は私鉄の電車の一部にも採用されている。カーブが多い上に優等列車も多い京阪なんて採用すれば良いと思うんだけどなぁ。1時間くらいの旅程では差は出ないのか。
空気バネを使うと言うことは余り大きな傾斜も作り出せないし、傾斜させるには制御が必要=事前に線路の状況を記録し、それに従って(場所によって)正確に傾けなければならないので、新幹線のようにカーブ曲率が小さく、かつ線路まで高度に管理されている所にはうってつけ。この空気バネによる傾斜は私鉄の電車の一部にも採用されている。カーブが多い上に優等列車も多い京阪なんて採用すれば良いと思うんだけどなぁ。1時間くらいの旅程では差は出ないのか。
これはピンボケ。よほど気にならない限り撮影時にいちいち写りの確認はしないし、そもそもカメラの液晶モニター程度ではこのぼけは解るまい。ボケ警告機能でもあれば良いのに。今のカメラは機能的に行き詰まり感があるけど、ボケ警告は結構重要な売り機能になると思うのだが。まあ、どうやってボケと判定するかは難しいかも知れないけど。
博多総合車両所見学(20) ― 2017年03月03日 05時59分15秒
その車両がジャッキアップされて徐々に上に上がっていく。
ここは動画があるのだけど、余りにゆっくりなので見ていても解りにくい。また、上がるときに流れる音楽が公開するとちょっとまずい気もするので(^_^;)何であの音楽?
ここは動画があるのだけど、余りにゆっくりなので見ていても解りにくい。また、上がるときに流れる音楽が公開するとちょっとまずい気もするので(^_^;)何であの音楽?
2分ほど掛けて2m位上がる。分速1m、時速60mと書けばそのゆっくりさ加減が解ると思う。みんな撮影しようとするからこの有様で。よく見えない。
上がりきるとこんな感じになる。
上がりきるとこんな感じになる。
支えているのは左に見えるジャッキ。だからさっきの台車もどきからも離れている。
連結器を下から。
普通では絶対に見られない角度。
台車部分はこんな感じ。
台車部分はこんな感じ。
新幹線は空力特性を上げるために車体下も完全にカバーが掛かっているので、普通の鉄道車両のように各種機器が見えたりしない。
手前と奥の黄緑色の部分が空気バネの付く部分。真ん中のフックみたいなのが台車との接続部分。牽引力を車体に伝える軸か。
手前と奥の黄緑色の部分が空気バネの付く部分。真ん中のフックみたいなのが台車との接続部分。牽引力を車体に伝える軸か。
殆どの人がジャッキアップだけを見て去って行ったけど、こういう所を見ないともったいない。
そういえば、ここにはモーターを回すための電線などが見当たらない、と思ったら先頭車は付随車でモーターは付かないみたい。でもブレーキ制御とか若干は信号線があろうと思うのだけど、見える範囲からは完全に外すのだろうか。
そういえば、ここにはモーターを回すための電線などが見当たらない、と思ったら先頭車は付随車でモーターは付かないみたい。でもブレーキ制御とか若干は信号線があろうと思うのだけど、見える範囲からは完全に外すのだろうか。
今14時過ぎ。まだ基地の半分も回ってない。工場を出て今度はどこへ行こうか。
博多総合車両所見学(19) ― 2017年03月02日 06時10分16秒
その先にあったのはこれ。
先頭車両が連結器部分を開けていた。ちなみにこれは700系。
先頭車両が連結器部分を開けていた。ちなみにこれは700系。
新幹線車両は非常時以外は連結器部分を開けることはないので、ドクターイエロー以上に希少な光景。
これが連結器。
これが連結器。
密着自動連結器というタイプ。繋ぐだけで空気系もつながるから「自動」、何だと思う。電気系もつながるのかな?
もうちょっと違う角度から。車両の外層の厚みもよくわかる。5センチ位あるのだろうか。おそらく中空のダブルスキン構造だと思う。上の写真の方がよくわかるか。中空というか、中には防音材が入っているらしい。
下を見ると、本来の車輪ではなくたぶん引っ張っていくためだけの荷台のような物を履いている。
下を見ると、本来の車輪ではなくたぶん引っ張っていくためだけの荷台のような物を履いている。
こんな感じで通常の台車のある部分で支えている。
で、この車両がこれから・・・おっと今日はこれで時間切れだ。衝撃の次回を待て!(^_^;)
博多総合車両所見学(18) ― 2017年03月01日 06時10分09秒
歴代車両に使われていたモーターの説明があった。
0系、100系は直流モーターだったのに対し、300系以降は交流モーターになっている。直流モーターでは電圧は低く、電流は多くだったのに対し、交流ではその逆になっている。しかもVVVFなのでそれが動的に変化する。
また、交流モーターになってから、重量が格段に減っているのもよくわかる。半分以下。高速走行にはいかに軽量化が大切だったかがよくわかる。前に書いたとおり、全電動車だとすると、1編成で32個の台車、1台に2軸、1軸に1個のモーターだから32*2=64個のモーターがあるのだから、1個あたり400キロも重量が減れば全体で25600キロ=25.6トンもの軽量化になる。すごい。
また、交流モーターになってから、重量が格段に減っているのもよくわかる。半分以下。高速走行にはいかに軽量化が大切だったかがよくわかる。前に書いたとおり、全電動車だとすると、1編成で32個の台車、1台に2軸、1軸に1個のモーターだから32*2=64個のモーターがあるのだから、1個あたり400キロも重量が減れば全体で25600キロ=25.6トンもの軽量化になる。すごい。
500系の最高速度は現在のそれにされている。このモーターは320キロ走行にも耐えうる超強力な物。回転数が他のに比べ格段に高いことがそれを物語っている。もっとも、回転数と最高速度が必ずしも一致しているようではないが(300系を見ると解る)。
今回見たのは、たぶんこの最後の2種類。モーターの写真もあればよくわかったろうに。
結構広い範囲で台車整備が行われていた。新幹線において一番大切であり、数が多いからだろう。1両2台あるから1編成16両とすると、32台も台車があるからね。
結構広い範囲で台車整備が行われていた。新幹線において一番大切であり、数が多いからだろう。1両2台あるから1編成16両とすると、32台も台車があるからね。
博多総合車両所見学(17) ― 2017年02月28日 06時20分07秒
ここでは台車を分解整備している。なのでいろいろな部品が展示されていた。
モーター。新幹線のモーターはたぶん世界一高負荷・高速で回るものなんじゃないだろうか。
最近のものはVVVFという電圧と周波数を変化させて回す交流モーター。インバーターと言った方がわかりやすいかも。制御には最近の半導体技術の進歩が欠かせなかったが、直流モーターとは違い整流子がなくメンテナンスも楽になる上に、トルクがあり、制御装置も含めると消費電力も大幅に削減できるので、新造車両では正確には製造台車では殆どこの方式になっているはず。独特の発進音で解る。
工場内では台車の分解した物をいろいろ見ることが出来た。
工場内では台車の分解した物をいろいろ見ることが出来た。
ブレーキはディスクブレーキだけど、300キロからこれで止めるわけではない。そんなことしたらすぐ焼き付いてしまう。
ディスクブレーキを使うのは止める寸前だけで、そこまでは電気ブレーキで速度を落とす。簡単に書けばモーターに逆方向の電流を流して止める物。実際にはもっと複雑なんだろうけど。逆回しにすると電気が発生するからその回収とかね。モーターの逆は発電機。
さっき外に並んでいたのはこれ。
古くなった物を廃棄していたのだろう。たぶん回収されて再生されると。
博多総合車両所見学(16) ― 2017年02月27日 21時52分35秒
右手に行くとこんな感じで、その先にテント群がある。
またぞろ写真撮影忘れているのだが、地元の店が食べ物売ってたり、JRが関連グッズを売ってた。
その中で買ったのがこれ。前述の通りお昼はお弁当食べたのだが、早かったので13時半を回って小腹が空いたし、でももうちょっと保ちそうだが、後になると売り切れそうなのでこれを買った。値段は忘れた(^_^;)。
その中で買ったのがこれ。前述の通りお昼はお弁当食べたのだが、早かったので13時半を回って小腹が空いたし、でももうちょっと保ちそうだが、後になると売り切れそうなのでこれを買った。値段は忘れた(^_^;)。
一応今日限定品。「新幹線タコス」とあるけど、べつに新幹線に似たところはどこにもない(^_^;)
結局現地では食べる時間がなくて家に帰ってから食べた。
結局現地では食べる時間がなくて家に帰ってから食べた。
トースターで焼いたらちょっと焦がしちゃった。
カツサンドみたいな物。
カツサンドみたいな物。
味はまあまあ。でも翌日に食べたのでは真価はわからない。
13時半過ぎで周りの店でも売り切れが多かったので、こういうの目当てで行く人は早めに行くしかなさそう。
それはそうと。少し行くと脇に並べられていたこれ。
13時半過ぎで周りの店でも売り切れが多かったので、こういうの目当てで行く人は早めに行くしかなさそう。
それはそうと。少し行くと脇に並べられていたこれ。
なんだか解るだろうか。私は一目で気がついたけど、まあ、普通は解らない。何であるかは直後に解る。
テント群を抜けてさらに先のこの左手の工場に入る。
テント群を抜けてさらに先のこの左手の工場に入る。
中に並んでいたのはこれ。「台車」。列車の車輪というか駆動装置。
新幹線は電動車の比率が高いのでモーター付きが殆ど。
色違いがあったが、東海道・山陽用車両、下が九州乗り入れ車両用だろうか。
色違いがあったが、東海道・山陽用車両、下が九州乗り入れ車両用だろうか。
ボルスタレス台車とか言う種類らしいけど、細かいところまでは私には解らない。「ボルスタ」が「レス=ない」という位解るんだけど、じゃあ「ボルスタ」って何?いくら調べても理解できなくて。少なくとも、中央左右にある大きな空気バネが特徴的なのは解る。
もっと分解されている車輪はこの後で。
博多総合車両所見学(15) ― 2017年02月26日 08時40分39秒
運転台見学を終えて外へ。
そうか、九州新幹線全線開通からもう5年も経つのか。一度鹿児島まで行きたいと思っているのだが、なかなか機会がない。今年こそ行けると良いな。
ふと500系の中を見るとこんな物が。
ふと500系の中を見るとこんな物が。
ガラスが光って見にくいけど、子供運転台。どこまで忠実なのか解らないけど、N700系とはだいぶ違うような。
側面のカンセンジャーマーク。
側面のカンセンジャーマーク。
子供向け。
こちらは反対側の大人向け?
こちらは反対側の大人向け?
2両並んでいるところでよく見ると、双方のパンタグラフの形が同じ。
こんな形。
シングルアームパンタグラフ。最近の電車で多い形状。部品点数が少なく空力特性も良いから。
よく見ると細かい穴が開いているのだけど、これは空力特性をさらに向上するためらしい。新幹線ほどの速度になると細かい技の集大成が必要になるのだ。
でも500系のは元々はこんな形だった。
よく見ると細かい穴が開いているのだけど、これは空力特性をさらに向上するためらしい。新幹線ほどの速度になると細かい技の集大成が必要になるのだ。
でも500系のは元々はこんな形だった。
他の形式には使われてない唯一無二の形。変更されたのはメンテの問題か、今の500系は300キロでは走らないからか。N700系も300キロで走るのでパンタグラフの性能としては問題ないはずだけど。
先頭からもう一度。
先頭からもう一度。
というところで車庫を出て今度はどこへ行こう。
写真で左手はドクターイエローとか車両所がある。右手にもなにやらあるようだ。そちらへ。
博多総合車両所見学(14) ― 2017年02月25日 08時47分39秒
今回見学できるのは500系ではなくN700系。九州新幹線にも直通ではいるタイプ。
乗るのは初めてだけど、車内はこんな感じ。
N700系もそれほど乗ったことはないので良くは覚えてないが、座席の色が東海道・山陽の物とは違う気がする。
通路というかトイレ周りはこんな感じ。このあたりはJR九州らしい意匠である。
運転室には1人1人順番に入る。その手前に人がいるのでその人の案内で入ることになる。
これが運転席からの眺め。
真下のあたりは見えないのね。まあ、見えたところでどうにもならないけど。
運転席に座って写真を撮ってもらう。
運転席に座って写真を撮ってもらう。
確かカメラも1台しか持ち込めないんじゃなかったかなぁ。荷物は手前の席に置いて入ったし。超広角レンズを付けておくべきだったかも。
実はこの運転席の見学、1人1分30秒しか許されない。なのでものすごく気ぜわしい。写真も5枚ほどしか写せなかった。
実はこの運転席の見学、1人1分30秒しか許されない。なのでものすごく気ぜわしい。写真も5枚ほどしか写せなかった。
3枚の写真を合わせて運転台を再現。でも細かいところは写せてなかった。手前の紙も何が書いてあるのか読めない。「見本」だけは読めるけど。時刻表だろうか?
せめてもう30秒あれば・・・、いやいや、やはり予め少しは予備知識がないと、どこを重点的に見るとか出来ないと思う。次の機会があれば、気になった部分を全部撮影したい。来年も来る?
博多総合車両所見学(13) ― 2017年02月24日 06時37分02秒
車両所を出ると500系TYPE EVAがちょうど出て来たところだった!
先に車庫方面に走っていった列車が今度は出て来たのだろう。
すごい人だかり。
すごい人だかり。
今回のメインは洗車(^_^;)
結構な水量で洗う。
近いとしぶきが掛かるんじゃないかな?
そう言えば、この先頭車両は窓が全て閉じられている。この車両内には通常座席はなく、EVAの実物大(想定)コックピットモデルがあるのだ。他の車両の座席は当日でも空いてりゃ座れるけど、コックピットだけは予約が必要。コックピットだけじゃなく展示もあるんだろうけど、1両丸々使っているというのは、なかなか剛毅なもんだ。一度は車内も見てみたい。
側面には500TYPE EVAの文字が。
そう言えば、この先頭車両は窓が全て閉じられている。この車両内には通常座席はなく、EVAの実物大(想定)コックピットモデルがあるのだ。他の車両の座席は当日でも空いてりゃ座れるけど、コックピットだけは予約が必要。コックピットだけじゃなく展示もあるんだろうけど、1両丸々使っているというのは、なかなか剛毅なもんだ。一度は車内も見てみたい。
側面には500TYPE EVAの文字が。
洗い立てでピカピカ。輝いてる。
そうこうしているうちに例の運転台見学の時間が来た。あと10分。大急ぎでさっきの車庫に戻る。距離もあるし、ドクターイエローの横は人だかりなので急がないとギリギリかも。
入り口で見学券を見せて入る。ここは誰でも入れるというわけではないのだ。
そして、運転台へ。
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