次は「藤の間」。迎賓館の中で一番広い部屋。洋食の晩餐会や歓迎式典が開かれる。
60~120人位ので会食が出来るらしい。
天上には折り紙のような電灯がある。
これは上下できる。
↓前回と比べると下がっている位置が異なるから解る。
部屋の幅は20mほどだと思うけど、この間柱が1本もない。
通常の木造建築ではこれは無理なのだけど、ここは実は鉄筋なのと、この部分の縦の支柱の中↓
に鉄骨があって、釣り上げているから可能なのだそうで。でも最初の2年ほどは徐々に垂れ下がってきたので下の木の横棒を削って調整していたとか(年1~2ミリほど)。今はもう安定しているらしい。
壁面には大きな装飾がある。名は「麗花」。これもつづれ織り。縦3.1m*横16.6m。車のシートなどを作っている川島織物(これも京都の会社)が織り上げた。制作過程の展示パネルもあった。
この作業にはそういう技能を持った人と若手が一緒になって作業したそうで、若手の能力が向上したと川島織物は喜んでいたそうな。
詳しくは明日のネタで。
ここも絨毯に注目。
斑点は汚れではなく藤の花びらを模している。壁面側が多く、写真の手前側が少なくなっている。さらに、中央線が多く、周りが少ない。本当に細かい細工がいっぱい。
右手に展示されているのは長テーブルでの食事の用意の様子。食事というか食器類の展示。
食器のアップ。
前回はこのように立てて展示してあった。
お皿の文様を見ると菊とか桜をあしらってあるので、見た目にそぐわず和風。もちろん特注品だろう。
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